涼しくていい陽気。
MaclehoseTrail、最後の二つのセクションに挑戦。
Section9も10も、難度は低いコース。
距離は、9が6.3km、10は15.63km。
所要時間も合わせて7時間半、という設定。
予定していた時間よりも遅めに出発、西鉄通で出かけたものの、出発時点まで行くバスは30分に1本。
出たばかりだったようでたっぷり待って、結局家を出てから歩き始めるまで1時間半経過。
かなり乾燥している。
風も強い。気温は15-20℃、の予報。11:15、スタート。
表記があったとおり、難度は低い。
今回も林道をひたすらゆるゆると移動するだけだ。
木々の切れ間から時折町や他の山が覗ける。
しかし後ろからサイレンの音が近づいてきた。
警察のバイク、救急車、消防車、そして新聞社やテレビ局の車。
自転車事故があったそうだ。
幸い、手足に怪我をし、救急車で運ばれた、という程度で命の危険はないらしい。
坂を上りきったすぐ先の下り道だったから、ついスピードを出してしまったのかもしれない。
どうやらこの付近は自転車で山を走るためのコースが充実しているらしい。
さまざまな決まりごとが入り口に書いてあり、チェックの上登録をしないと林道で走ることは出来ない。
たとえばプロテクターはあるか、タイヤの太さは少なくとも4.5cm以上あるか、などなど。
林道だけでなく、側道のコースもあるようで、そちらは舗装されていな い上に人も少ないだろうから、自転車なりの楽しみ方がきっとあるだろう。
歩いている横を、かなりいいスピードで走る自転車が何台も過ぎていった。
あれにぶつかったら吹っ飛ぶかも。
自転車事故の現場を過ぎ、また歩き出す。
延々林道、延々こんな調子でだらだら登り、だらだら下る。
歩いている人も例によってそれほど多くはないが、抜かしたり抜かされたり。
景色のいいところでお昼にしようと思ったのだが、下り道に差し掛かって木しか見えない状態になってしまった。
仕方ないのでベンチに腰掛けてパンをかじっていると車がやってきて、すぐ横で止まった。
その脇には簡易トイレ。
・・・・・・バキュームカーだ!
あわてて全部口に押し込んで急いで出発。
それにしても香港のバキュームカー、はじめて見たような気がするなぁ。
2時間ほど経過。
地図が出てきた。
右から来て、左に抜ける予定なのだが、どうやら抜け道も離脱ポイントも、何もない場所がSection9の終点、そしてSection10の始点らしい。
止めようもないし逃げようもないので、とりあえず道に沿って進むこと。
Willsonもそうだったけど、なんで最後のSectionって逃げ場がないようなところに切れ目を作るんだろう?
Sectionごとにちまちま進めたい私たちのようなタイプにはどうにもこうにも、本当に逃げ場がない。
田夫仔、の回りをぐるりと抜けていく。
田夫仔はどうやら村のようなのだけど、村人の姿はなく、体育館のような大きな建物と、山のように積まれたタイヤ、簡易トイレ大の白いプレハブは校庭のようなところに立ち並び、車体がやはり山のように積まれている。
トラックは出て行ったので、なにかしら活動があるのだろうけれど。
良いように考えても廃材集積所、というところか。
ここの村人にはなりたくない。
大欖水塘(ダム)の北東の端まで歩く。
古道の交差点だった場所だそうで、ちょっとした広場になっている。
簡易トイレを借り(日本のこういう類のトイレより、ずっときれいでずっと臭わない、と思う)、日焼け止めを塗りなおして、ちょっと休憩。
少年たちがたくさん来ていた。このままキャンプかな?
休憩後、歩き出す。
最近(2009年9月)コースが変わったのだそうだ。
以前は水塘の周りをぐるりと回る(つまりアップダウンがない)コースだったそうだが、林道も使いつつ、大回りするコースに変更となっている。
そんなわけで林道をまた歩く。
いちおう何本か紅葉しているのだが、そもそも赤くなったり黄色くなったりする木が植わってないのだと思う。
いつもどおり緑の木立。
道は行き止まりになり、初・山の道。
遠くのマンション郡は、天水圍だろうか。
たいした登りではないのに、ずっと歩いてきた足にはちょっとしたアップダウンが結構しんどい。
おまけに日も傾いてきた。
大きな岩(高さは5mほど)をぬけたところで左を見ると、水塘がひろがっていた。
景色が変わるとやっぱりなんだかうれしい。
水塘沿いに下っていく。
水塘の西南でせき 止められ、この先は谷になっている。
せき止められた後ずいぶん長い時間がたっている様子、たくさんの木が生えている。
ただ道は下っていっているので、もしもの時にはここからも水が流れていくようになっているのだろう。
しばらく進むと車道に出る。
ちょうど車でやってきた西洋人親子が水塘方面へ登っていった。
こんな時間からBBQだろうか。純粋に水塘を見に来たのだろうか。
MaclehoseTrailは車道を逸れ、山道へと登っていく。
どこに出るとかと思ったら、水塘へ水を送る水路の脇に出た。
なんというか、おなじみの風景。
でもお日様は容赦ない。
どんどん辺りがオレンジ色に。
結局ほとんど最後まで水路沿いだったので、上り下りは最後の最後までなし。
それでも完全に日が暮れてしまう前に終わらせたいので急ぎ気味に歩く。
今まで余り見たことのないものも。
水がダイレクトにたくさん流れていかないような工夫があったり、ところどころでせき止めを行うためのチェーンが降ろされていたり。
というのもこの水路の上の山は岩山で、ごろごろした岩がむき出しているようなかんじ。
大雨が降ったら染み入ることなくそのままこの水路に落ちてきてしまうのだろう。
そしてこの水路の下は急な斜面になり、ぎりぎりまでマンション郡が立ち並んでいる。
やはり災害防止の役割が強そうだ。
・・・よそ者の私たちには、ただちょっと興味深い楽しい感じの水路なのだけど。
そして水路沿いは「健身径」となっている。
地味な運動器具がところどころにおいてある。
時間がないっていうのに人がいないところは全部試してしまった我々。
懸垂とか運梯とか、できないものが多かったなあ…。
いよいよ暗くなってきた。

等高線どおり、急に下り。
街灯はとりあえず寂しく灯っているけれど、かなりの薄暗さ。
犬は放し飼いだし。猫もいたっけ。
人も少しいた。人がいなくて放し飼いの犬ばっかり、夜に会ったらちょっと怖い。
…ともあれ、車道脇まで出て、これを見つける。
・・・・お疲れさまでした!!!
というわけでMaclehose、終了。
時刻は18時。
夕食を食べ、へとへとなくせにJUSCOで買い物をして西鉄で帰宅。
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