ジャイプール。
現地ガイドのDはインド人(以下ガイドD)、かなり流暢に普通話を話す(でも声調がむちゃくちゃなのでいろいろ推測しながら聞かないといけない)。
これで1年留学しただけだっていうんだからやんなっちゃうよな~。
朝食のあと少しバスに乗って赤く塗られた町の中で見たのは「風の宮殿 Hawa Mahal」
中には入れない(入らなかっただけかも)。
お姫様が自分の姿を見られずに外を見るために作られた窓がたくさんある建物らしい。
この窓、誰が数えたのか953もあるそうな。
さすがに観光客がいる。特に歩いてやってくる西洋人が多い。
我々は目の前までバスに乗ってくるので楽チン…。
この町、旧市街は建物が赤く塗られていることから英語名は「PinkCity」。
英国植民地時代に王様をお迎えるため、町中の建物を赤く塗ったのだとか。
民家も含めて同じ色に塗ってある(赤、というかピンクというか、私にはレンガ色、というのがしっくり来るけど)。
さてバスに乗ってピンクシティを抜けて山を登っていく。
AmberFort、というぐるりと城壁に囲まれたお城。
楽しみにしてたイベント、
象に乗ってお城に入る。
思ったよりかなり揺れる。人間が歩くスピードとそれほど変わらない。象さんの背中には座布団が引いてあるので生で触ることはできない。
それでもなんとなく象さんののんびりしたペースでゆっくりゆっくり山を登って行くのはなかなか気分がよかった。
後ろから来た象に追い抜かされたけれど。
ここの見所は鏡の宮。
装飾の一つ一つが鏡でできている(一部ガラスになっている部分もあるとのこと)。
ろうそくなどをつけると四方できらめいてそれはそれは美しいのだそうだ。
山の上なので景色もいい。
奥にはハレムもある。
ここに12人の奥さんが住んで、この内側でのみ生活していたのだそうだ。なんて窮屈!
中国人の先生に「どこでもこういうのがあるけど、日本にもあるの?」と聞かれた。
ないよ、と答えそうになったけど、あ、あったあった、大奥、っていうのが。300年位前に会ったよ、ととりあえず答えてみた…合ってる?
山を下るのはジープ。
かなりの悪路。象とジープ、という選択は正解。
帰り道には湖の真ん中にある「水上宮殿 LakePalace」を岸から見物。
なんでこんなものを湖の真ん中に作ったのかはまったく持って意味不明。
ふーん、位思ってバスに乗り込もうとしたら、こんな状態。
物売りの皆々様、物乞いのちびっ子集団。
掻き分けて乗車。
こういうのは精神的にしんどい。
宝石屋に立ち寄り、いったんホテルに戻って昼食。
午後は格調高く、まずは天文台。
時間だけでなく日付がわかるものや、夏と冬で使い分けるもの、午前午後で分かれているもの、星座で分かれているもの、天気予報ができるもの。
何がどうしてそうなるのかわからないものも多かったけれど、すべてが巨大でちょっと面白い。
そしてCityPalace。内部が博物館になっている。
展示物は服飾品、武器類など。内部写真不可。
ここももうとにかく細かい! 大理石なのに!!
“春の門”
“秋の門” 四季の門が各々ある。
ここからはオプショナルツアー(USD30-)。
自転車で進む人力車、輪タクに乗って市内見物+絨毯屋+お寺、というツアーだったそうだが、せっかくなので自分で歩いてみることに。
まず入ったのがおみやげ物や(笑) Tシャツ、スカート、サリー、親戚の子供服などなど結構たくさん購入。
そして地図とにらめっこしながら歩いてみる。
持っていた地図はホテルでもらったもの。細い道などは記載がない、ということが後になってわかった。
…と言うわけで、とっても迷う。
完全に誰も声をかけてこなくなった。我々はどう見ても観光客なのに、観光客目当ての物売りや客引き自体がいない。
一般市民が普通に暮らす区域に入ってしまったようだ。
道端には放置されたごみ、それをあさる犬、牛、ヤギ、豚。
その周りを飛び回るハエ、人間も含めた糞尿のにおい。
心から、ここでは暮らせない、と思う。
それでも、道端でサモサを揚げたりしているおじちゃんに道を聞くと、一生懸命英語表記の地図を見て一生懸命教えてくれる。 何か買え、でもなく、特別愛想笑いがあるわけでもなく、普通にちゃんと教えてくれる。
インドにはまる人は、こういう人の親切な感じにはまるのかもしれない。
さて、すっかり迷って迷って、その間に私の気分もかなり滅入り、できる限りまっすぐホテルに向かうべく歩く。
やっと見たことのある建物が出てきたときには、目の前のハエがちょっと気にならなくなるくらいにうれしかった。
見覚えのある通り=バスが通れる大きな通り、というわけで道の両側に出店が出ている。
買ったのはザクロだけだけど、肉屋以外の店はおおむねあった気がする。
左から、八百屋、壷屋、唐辛子専門店、花輪屋。
茶葉を売っている店(細かく刻んだ紅茶のようだった)、乾麺の店、豆など乾物の店、お香やお供え物の店、金物やたわしなどの店、お菓子の店、とにかくたくさんの種類の小さな商店が軒を連ねている。
そのどれにもハエがたかっているので結局なかなか手が出ないのだけど…。
ピンクシティを抜けるが、ここからは車の往来が激しく、また新市街とあってさらに雑多な店が増え、人が無目的に歩き、道路の整備状態は悪く、やっぱり糞尿臭く、動物は歩き、もうとにかくジャカルタでのイライラ並みにイライラ最高潮を迎える。
どう考えても歩きすぎている気がしたので誰かに聞いてみたいのだけど、立ち止まれば輪タクやタクシーが声をかけてくるし、そこらでふらふらしているおっちゃんは目つきがやばいし、年寄りは英語がわからないだろうし、聞く人を選ぶのも一苦労。
ちょうどバス待ちをしている若い女の子6人組がいたので地図を見せながら聞いてみる。
あーでもないこーでもない、と言いながらも一人が近所の屋台のおじさんに聞いてきてくれるし、地図上の現在地は教えてくれるし、英語は話せないながらも聞くことはできるようであっち行って左に折れろ、と手振りで教えてくれるし。
やっぱり親切だった。ただ笑顔はやっぱりないようだ。
ビクトリアという道を曲がれ、と聞こえたのだけど、どうやらビクトリアというショッピングセンターの角を曲がれ、ということだったらしい。
その寂れたショッピングモールにファーストフード店らしい“Nirula’s”を見つけて一息つくことにした。
持っている水をがぶ飲みしつつ、「レモンライムソーダ」を味わう。
どんな飲み物かといえば、レモンライムアイスクリームを2玉コップにいれ、上からちょいヌルメの緑色のソーダ水を並々注いだもの。
今となっては氷が入ってなくて本当にラッキーだった。
連れはラッシーをオーダー。
濃く、やはりヌルメのヨーグルト飲み物。
残ってしまったレモンライムアイスの上からラッシーを入れて冷たくして味わう。
ヌルメとはいえ冷房の中で冷たい飲み物を飲んで生き返る。
教えてもらったとおりに歩くと5分ほどでやっと到着。
所要時間、全部で2時間半。 いや、濃い時間だった。
まだまだ時間はあったものの、ゆっくりお風呂に浸かってのんびりする。
日が暮れてからはプールサイドでヨガ。
ヨガ、というよりはアクロバット、のようなものも結構あったけれど。
ホテル所属のインストラクタらしいけれど、小さな小さな声で何か言っているらしいのだがまったく聞こえなかった。
どちらにせよ自由参加というがよかった。
結局全員、ツアコンJも含めて参加したのだけど。
この後は夕食をとって就寝。