さぁ、ずっと気になっていたジョホールバル。まずは鉄道駅内の両替所でSGDをMYRに両替。この日の宿が現金決済のみなので、ちょっと多めに両替をした。結局足りなくなってあとでさらに両替したのだけど。
相変わらず大変暑い。まずは駅前の大きなショッピングモール(CitySquare。駅と直結)を通り抜け、Larkin行きのバスの場所を確認し、早速観光へ。私が見たかったのはモスク。その隣には博物館があるということなので、その二つが見れれば満足。
ちなみに今回の旅行の下調べ、一応参考にしたのはこちら。政府観光局/ジョホールバル
マレーの人は人懐こい。地図を見たり立ち止まったりすると、するすると誰かしら寄ってくる。
…めんどくさい、のでゆっくりだけど確実に歩く。道のところどころには観光案内的な地図もおいてある。こちらは詳細が出ているし、結構分かりやすいので自分で地図を持たなくても問題ないと思う。
バス停から少々南下したところを適当に右折したら、ちょうど「スルタン・イブラヒム・ビルディング」前だった。見学の事前許可などもちろん取ってないし、日曜日だし、どちらにしても門の外から見つめて、見物終了。
モスクの写真などばしゃばしゃ撮って、海に一番近い歩道へ。ちょっとコロニアルなHighCourtの写真を撮っていたところ、じいさんに声をかけられた。
彼曰く、道を渡ったところのショッピングモールは廃墟だ、博物館はお休みだ、だから向こうに行く必要はない。○○の王宮を見に行くといい。タクシーで行くのがいい、車を止めてあげよう
…ちょっと待てー! 頼んでないよ。お休みだとしても私は建物を見るのも目的のひとつだし、その向こうのモスクも見たいから歩いていくよ。
しつこかったけど、暑くてめんどくさくなったので「Anyway, thank you. Bye!」とだけ言って、じいさんを残して進む。
なお、本当に博物館(イスタナ・ブサール スルタン・アブ・パカール・ロイヤル・ミュージアム)はお休みだった様子(昼休みだったのか…? 日曜日はお休みなのか、もしかしたら祝日だったのか、ま、分からないけど)。
結構広い公園を横断し、日本庭園的なところでマレーシア美女(?)の撮影している真ん前を突っ切り、動物園の横の通路を歩いていると、今度はおじさんに声をかけられる。どこにいく、と聞くのでモスクに行くよ、というと遠いと言う。実は動物園を横切るととっても近いのだが、入り口はモスク側にしかないのでどうやっても迂回する以外ない。
ま、とにかく歩くよ、と進むと、僕の車に乗っけてあげるよ、という。…あー面倒。「Anyway, thank you. Bye!」というわけでまたそのまま進む。
しばらくすると後ろからバイクに乗ったおじさんが私を抜かしていく。こちらは動物園を柵の隙間から覗き見しているのだが、通りすがりに一応目礼くらいはしておく。するとおじさん、閉鎖されている門の前でタバコを吸って休憩していた。例によって、どこに行く?との由、モスクだよ、というと、門の鍵を開けて通してくれた。「Thank you very much!」やっと心からありがとうを行って、モスクへ。ちなみに駅前からモスクまで、概ね1時間ほどかけて途中休憩しつつゆっくり歩いた。
モスク「スルタン・アブ・パカール・モスク」。一応暑い中とはいえ長ズボンをはき、頭はスカーフで巻き、とりあえず敬意を払って進んでいくと敷地は何の問題もなく入れてくれた。入場できる、と資料にはあったのだけど、信者以外の内部立ち入りお断り、との立て札が出ているので私は外側だけをぐるりと廻ることに。
入り口の裏側には国旗が掲揚され、こちら側が正面なのかもしれない。シンガポール+海が見え、風も吹いてなかなかの景色。しばらく風に吹かれて木陰で涼む。
そのまま大南地まで坂を下るとバス停があり、ちょうど来たバスに飛び乗って(MYR1-)バス停まで戻る。このバスの中でも隣に座ったあんちゃんになんやかんや声をかけられる。うざすぎる。
バス停沿いのオープンエアの店で食事をしようかと思ったものの、あまりの暑さにがんばる気力も出ず、CitySquare内のこぎれいなレストランで食事。よく分からないけど辛い麺と、辛い味噌と、アイスティーでMYR10-ほど。wifiがつながったので、少々関係者と連絡など取ってみる。
お腹も満足し、体の火照りも概ね取れたところで再度外へ出、バス停でバスを待つ。が、Larkin、と書いてある場所には待てどもLarkin行きバスは来ない。仕方ないのでちょうど停まったバスの運転手さんにLarkinに行く?と聞いたら、ここじゃなくて一番向こうのバス停で待つんだよ、と教えてもらう。炎天下、正午過ぎ、荷物をしょいなおしててくてく歩く。たいした距離ではないのだけど、なんだかとっても遠かったような気がする。
“一番向こう”のバス停でもしばらく待ったが来ないので、停まったバスの運ちゃんに聞いてみると、ここでもうちょっと待ちな、とのこと。1-2分後、運ちゃんが何事か騒ぎ出したので見てみると、バス停よりもさらに先にLarkin行きが停車したので向こうに行ったぞ、と教えてくれていたのだった。ありがとう、運ちゃん。
LarkinまではMYR1.7-なのだが、この運転手はおつりもレシートも出さない主義。一緒に乗った全員がMYR2-を支払ったのだが、誰一人何も受け取れなかった(尚、ほかのバスは全てレシートを受け取った)。
かなり乱暴な運転の末、なんだか大きなバスターミナルに到着。全員が降りるので一緒に降りると客引きがわらわらやってくる。無視して進めば特についてくるわけではない。
たくさん並んでいるチケット売り場を一生懸命見るが、マラッカ行きがない。今回のマラッカ行きで一番信用して見ていたサイト、Tony’s Netさんに「TransnationalとKKKLは信用できる」、とあったのを思い出して、Transnationalの客引きに聞いてみると、がっかりした顔で、あっちで買うんだよ、と指差してくれた。
中央のファーストフードや喫茶店を過ぎてから良く見ると、Malacca、の文字、そして13:00出発の表示。私がこの便を購入している間に次の15:30に表示が変更になった。そんなわけで大変乗り継ぎよく、1-2分の待ちでバスは出発。出発してターミナルを出たところでいきなり給油する、などなんとも微妙な感じではあるけれど、一人がけのシート(進行方向左は一人がけ、右は2人がけの横3人並びのゆったりシート)で熟睡しながら2時間半、特に何の問題もなく無事マラッカに到着。



バスで水は飲んでいたのだけど、少々熱中症になりかけていた様子。目に入った沙冰(シロップ+氷をミキサーで滑らかになるまで混ぜたもの。日本だとフラッペ、とか言うのかな)を衝動買い。思いっきり吸い込んでこめかみ、頭の後ろ、背中、腰までキーンと痛くなり誰にも言えないまま静かにもだえる。 
ほとんど廃墟だが、私は割りと好き。壁には数百年前のレリーフなどが立てかけてあり、建物奥には昔ザビエルの遺体が安置されていたのだろう穴があった(フィリピン人らしき団体が熱心に祈り、お金を柵の隙間から落としていたのが印象的)。
もうそろそろ夕暮れ、楽しみにしていた「夕陽を見に」再度セントポール教会の丘へ。周りの物売りが色々声をかけてきてうるさい中(中国語で返すと付きまとわれないことが判明)、じっと陽の沈むほうを見る。しかし地平線からかなりの厚さで雲が降りていて、結局夕陽が地平線に沈むシーンは見られず。物売りが後ろからSunset Finish、と叫ぶのを聞いてから、仕方なく丘を降り、オランダ広場を撮影したり、砲台跡を見たり、と名残惜しくうろついて橋に差し掛かったとき。いきなり視界が真っ赤に。
朝食は8:30からとのことだが、少々準備に手間取っているとのこと。朝食にはココナツと香辛料たっぷりのニョニャラクサをいただいた。以前テレビでも同じこといっているグルメ番組があったが、朝食にカレーだろうがステーキだろうが、特に問題なし。健常な胃は幸せだ。



中は大変簡素だが(欧州の教会が華美なのかな、と最近思うようになってきた)清潔感がある。 








バス停はすぐに分かった。道を渡るとお店のおばちゃんが手招きする。薄餅(popia)、食べていきな、おいしいよ。見たことのない名前の食べ物があったので(控えるのを忘れてしまい、未だになんと言う名前か分からない。jかなにかで始まり、5文字、最後は確かk MYR3-)まずそれを頼む。辛くするか、と聞かれたのでもちろん辛くしてもらう。出てきたのはきゅうりを中心に色々な野菜と油条のようなカリカリしたもの、パイナップルも入って甘酸っぱいけど結構辛い和え物。
後のやり残しは、夕陽とニョニャ・クエ。目当てのお店が定休日でお休みだったのだが、とりあえずゆっくり見て回る。暑いなあと思っていたらチェンドルMYR2.5-、の看板が。
店を出て更に少し歩く。そうだ、忘れてた、独立博物館に行き忘れてた。またもやスタダイスと教会とファモサの脇を通って独立博物館へ。
空調が緩すぎて物足りなかったので、地下のショッピングモールへ(ここも大して涼しくない)。
マラッカ海峡に沈む夕陽を見るためにホリデイインホテルへ。いつもどおり地○の歩き方の地図は大幅に間違っていたけれど、地図より目視を信じて進む。うん、海だ。でもまだ陽は高い。人は少ない。例によってマレー男は寄ってくる。夜になるまでこいつとずっと一緒にいなきゃいけないのか? 夜になっても誰も来なかったらこいつと二人きりか? イヤすぎ。速攻無視して退散。
橋の上から見ても、やはりインドネシアは見えない。マラッカ海峡、はなんとなくちょっと特別かなと思ったのだけど、ま、普通に穏やかな海。
振り返り振り帰り移動開始、とりあえず工場ではない場所に沈むところで、かつ座れる場所を確保。もちろん数メートル先にカップルがいることを確認してから。穏やかな海に陽が沈んでいく。海に夕陽が映ってきれい。
ただ雲は相変わらず多いので、水平線にも雲が立ち込め、都合3日ともあまりよく見えなかったのだが、広い空とまったいらな海。これをもの足りないなんていったら贅沢。




どう考えてもクアラルンプールは国内だけど、International、以外の表示がないのでそちらに向かって行く。チケット売り場がずらりと並んでいる。目当てのTransnationalは中央から2件目にあった。MYR12.3-。幸い10分ほどの待ち時間でバスは出発。席は指定だし、一人がけだし(3席しかない)、安心してゆっくり眠れる。
PETCに来たのは、ここに観光案内所がある、という記載があったから。とりあえず市内地図をもらう。時は昼。…時間に気づくとなんだかお腹がすく。
モノレールに沿ってきょろきょろしながら歩くことにする。のんびりのんびり歩いていると、SOGOが見えてきた。特別な目当てもなく入って涼もうと思ったら、上の階にフードコートがあることが判明。お昼ごはん(シナボンは!?)はここで、とマレー系の好きなものを好きなだけとる形式のもの(ご飯がMYR1-、おかずは1種類MYR1-らしいけど、少なすぎたのか、5種類で4つ分しか課金されていなかった)と、ABC(カキ氷MYR2.5-)をとって食べる。天井から光が入り、人口とはいえ室内に滝もあり、荷物を下ろして無心に食べる。
そのまま進むとBAZAR、セントラルマーケットにつながっている。スカーフを1枚購入(MYR5-。去年は大判のストールとスカーフを買った。冬には大活躍だった)。
まだ少しうろうろする時間があるのでブキッビンタン側に行く手立てを考える。地下鉄やモノレールを乗り継ぐのが順当だろうけど、きっとバスがあるだろう、ということでバスターミナルに行って質問。係りのおばさんはとてもきれいな英語で丁寧に説明してくれた。乗ってからは運転手さんの隣に座って、地図を広げて、信号で止まったところでおろしてもらった。タイムズスクエアから100mばかりの場所。

そしてこの日は昼間リュックをしょったままずっと歩いていたので、かなり恥ずかしいことに…

4時過ぎ起床、お風呂に入って5時出発。
とにかくチェックインは済んで、無事ゲートに進めることとなった。
飛行機は定刻。3人がけの通路側。窓側の2人のカップルは折り重なって熟睡。苦しくないんだろうか。
次第に夜が明けて朝日が差し込んできた。3時間半の飛行時間。これだけの時間があれば香港から日本に帰れるなあ、とまた思う。
