いつもどおり6時に起きて11時には洗濯と英語を終わらせる。
夫を叩き起こし、昨日希望があったとおり昼食(夫にとっては朝食)は外食。
上海に本店がある、そして六本木ヒルズにも支店がある南翔饅頭店が銅鑼湾にあるので、そこに行きたいという。
うわさでは、上海のほうがずっとおいしいとか…
ヒルズに移る前、半年ほど表参道に店があったのだが、ランチに行く分にはいい店だった。お手ごろ価格、デザートつき。夜行くと4~5倍の価格になるので自腹で行ったことはないが。
とにかく、行ってみよう。
住所を調べ、地図を見て出かける。
銅鑼湾廣場(ビル名)の3階だ。
時刻はちょうど12時を回ったところ。今日は休日だけど…どうかな…
大行列。
回転は悪そうだ。オマケに店員さんの姿も見えない。バスと同じく、ごちゃごちゃ、と人がたくさん居る。一瞥して、そのまま帰る。
せっかく銅鑼湾まで来たので、昼食はとりたい(夫はお腹が空いていたことだろう)。時代廣場のレストラン街には一人ではいけないので(高くて…)行こうかと誘うが、断られる。
裏の道を行くこと2分。大きな看板が目に入った。
高級店っぽい。逡巡するも、えいやと入ってみた。
■□■本日の昼食■□■
@南北楼 Red Pepper …なぜ英語名と漢語名がこんなに違うのだ…
午市超値個人套餐Fセット $68-
*炸京式春巻 / 改良四川担担麺 / 荳沙鍋餅
午市四川風味個人特餐1A $48-
*川式炒鴨絲(跟薄餅) / 四川辣炒飯
—支払は、お茶、サービス料、チップで $148-
-一つ一つ行くと
春巻:皮ぱりぱり、具は肉と野菜。文句なし♪
担担麺:麺は、インスタントだった。それも食感はチキンラーメンかって感じの…
でも、それでも、おいしかったのだ。えらく辛かったけど。
鍋餅:あんこ入り、薄く延ばして両面を焼いた御餅。
ちょっと胸焼けしそうに脂っぽいけど、これはこれでおいしい。
鴨絲:見た目は普通に野菜炒め。
北京ダックを意識したのか、3枚のもちもちクレープと甜面醤がついている。
個人的には、別にいらないと思う。
だがしかし。
この甜面醤が、私の田舎・群馬県沼田市名物焼き饅頭のたれと同じ味。
夫にはわからないだろうけど、妙に懐かしくて前述あんこ餅につけて食べたりして。
炒飯:上に辛いのが乗っている。
これだけだろうと思って、お椀の脇に付いていたご飯粒をいくつか食べてみた。
辛い!
かなりしっかり辛かった。量が少なくて幸い。
夫は無言になって食べていた。
箸置きも可愛い! でもどれほど辛いのかとちょっとどきどきする。
さて、帰宅後調べるとこの店は私の持っているガイドブックにもきっちり出ている(それも「四川料理」の項のトップに書いてある)観光客御用達の店だった。
道理で白人さんや日本人がいるわけだ。ローカルの人もいたけど。
特筆すべきは、サービスの丁寧さ。
お茶一つにしても、少し減っていると注いでくれる。自分でいつも注いでいるのでちょっと気が引ける。おまけにそろそろ終わる、という頃になると急須ごと下げ、新しい茶葉で入れ直ししてくれる。
またこのお茶がライチ紅茶で(店員さんに聞いた)、やわらかい香りでおいしいこと。
二人でポット3倍を飲み干した。
食器の片付け、英語の通じ具合、どう考えてもローカル以外の人が教育している。
会計以外は全員男性だったが、客の前ではかなり丁寧で、気配りが出来ていた。
ま、バックヤードが見えるところに座ったのだが、音がするものは静かに置くものの、投げても音の出ないナプキンなどはぽんぽん投げていた。
少なくとも日頃行っている食堂ではどこに客がいようが、食器はがしゃがしゃ置くし、欠けた食器は気にせず使うし、そういうことだけでもなんだかいい気分。
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香港島はどうも行きなれていなくて、結局ぐるりと回って2,3店舗見て、そのまま帰ってきた。
帰宅後は各々いろいろと
(夫:携帯電話の設定、手帳購入のため外出、私:夕食準備、ジム)。
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最近気に入っている食材/とうもろこし・袋茸・ちび白菜
-どれも安いのだ…そしておいしい。香港は何がいいって野菜が安い。
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ほか、街のXmas準備の写真、と初めて作った「中国結」のバレッタ。本を見て作っただけだけど割りと可愛い。接着剤が染みて色は黒くなったけど…次回はもう少し可愛く。