The Tiger and The Snow

イタリア映画を見てきた。
イタリア語で撮影、その後英語字幕をつけて、更に漢字字幕をつけたもの。
ときどき英語と漢字が重なって読めなかったり。
両方の字幕を見ながら画面をちらちら見る感じ。あんまり細かいところまで見られなくて残念。
にしてもイタリア語、ということを差し引いても分かりにくい映画だった。
 
主役はピノキオ実写版でピノキオを演じた人。もちろんヒロインはその奥さん(いつも、必ずペアで出演するのだそうな!)
これがまた良く喋る喋る!! ローマで外国人相手に詩を教える大学教授なのだけど、もうのべつ幕なし、相手が人でも人でなくても、返事があってもなくてもずっと喋ってる。
奥さんのセリフは極めて少なく、途中画面には出ているけどずっと無言(頭を打って意識不明、重態)。
場面は夢、ローマ、戦時中のバクダッドがジグザグに出てくる。時間の経過が分からないので私にはわかりにくかったのだと思う。
 
個人的には顔と名前が一致した唯一の人、ジャン・レノ。ジャン・レノはバクダッドの詩人、ということで出て来る。
生まれはフランス語圏? でも映画中はずっとイタリア語、時々英語、あとバクダッド内で話していたのは何語だろう、分からないけど。
ジャン・レノがイタリア語はなしている、というのが結構な驚きだったし、彼が出て来るラストシーンは美しすぎてとても悲しい。
 
で、面白かったか、否か。???が頭を占領したけど、大筋は幸せな話しだし、純粋すぎてばかばかしいところもおかしかったし、一度なら見ても良いかな。でも次見るときは日本語字幕か吹き替えで。

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