本日端午の節句 in 旧暦。
朝は大雨だったものの、多分雨天決行だろうと踏んでドラゴンボートを見に行く。
何のためにするのか、結局よく分からなかったのだけど
ドラゴンボートは長いボートに乗ったたくさんの選手が、太鼓の音にあわせてボートをこぐ。
イメージは短距離走のような感じ?
会場は香港中にある。
まずは赤柱(スタンレー)へ向かう。
香港中の西洋人がここに集まったのではないかと思うくらい、とにかく白人だらけ。
会社、協会、学校などで同じユニフォームを着て参加する。
日本人の関連では、日本郵船、日本人倶楽部、などがちょうどエントリーされていた。
エントリーしている会社も知っている会社が多い。電気系、報道系、航空系、保険金融系…。
レースは、何度かに分けて行われ、着いたときには既に第17レースに差し掛かっていた。
1レースで7-8艘(つまり7-8組、多分100人以上)が争うようだ。
一般客は海岸で見るのだが、ほとんどゴール付近しか見えないので接線なのか圧勝なのか、戦いの様子はよく分からない。
おまけにかなり遠いのでどこが勝ったのか、私にはよく分からない。広東語と英語でコールしているのでちゃんと聞いていれば分かるのかも。
レースごとに小さい優勝カップのようなものがもらえるらしい。
そんなこんなで3レースほど見て移動。
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せっかく赤柱に来たので、監獄も見に行かないと。
少し坂を上がりながら歩いて10分くらい、香港懲教博物館へ。
今日は水曜日。開いてる…と思ったら祝日なのでお休み。残念。
高台から海も見える。ドラゴンボートの試合風景も遠目で見ることが出来た。
監獄は博物館の道を進んだ行き止まりにある。
つまり囚人は周りを海と山に囲まれて、1本道しかないところに収監されているわけだ。
監獄前のバス停から香港仔(アバディーン)へ。
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なぜ香港仔か。
それはここもドラゴンボートの会場だから。
お昼を食べて(普通の麺だけど、器が鍋の形をしている)試合を見に行く。
香港仔の向かいには島があるので(橋でつながっている)海は穏やか。
そこを長いボートで競争する。
赤柱は1チーム20人くらいか。割とこじんまりしたボート(飾りも含めて7-8m位だと思う)。
香港仔は真ん中に太鼓がいて、前後に漕ぎ手が乗る。40-50名位乗っているように見える。ボートも15m以上あるのでは?
昼過ぎなのでもう決勝に近かったのだろう、観客も漕ぎ手も大騒ぎ。
スタートしてすぐ、人数が多いのでスピードも出るし加速も良いのだろう、私の前をあっという間に過ぎ去っていった。
どのチームが勝ったにせよ(もちろん見えない…貴賓席が設置されて、招待状のようなものを持っていないと入れないらしい)、なんだか熱気があってやっと‘ドラゴンボートを見た!’という気分。
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夕食は香港仔で購入した粽。
豚肉粽には、豬角煮と塩漬け卵黄。
眉豆粽には、眉豆(別名パンダ豆。クリーム色の豆で、芽が出るところが一部黒くなっている)、落花生、そして豚肉が入っていた。
もち米なのでなんだかお腹にたまる。
**今日の写真はPhotoAlbam作成予定**