OJT2-8

詰め込まれまくった一週間が終了。
全然ついていけないけれど、少しずつお客様とお話したりオーダーを確認したり、なんとなく仕事らしいことをするようになった1週間。
 
やっと何が分かっているかが分かったし、それ以外は分かっていないことを認識できた。
分かっていることはとても少ない。基本だけ。
いろいろな手法が長い時間をかけて少しずつ変わってきているらしいのだけど、その情報は回覧物で回ってくる。回覧物は個人個人が自分の興味によってファイルしているからまとまったものがなく、それを閲覧することは出来ない。その事象が起きたときにやっと私の知識との差が分かる、と言う感じ。
全部を理解するのはなかなか難しい。
 
来週からどんな仕事をするのか、まだわからない。
週末は仕事を忘れて楽しもう。
 
—-
 
明日は香港の返還記念日。土曜日だけど祝日。

OJT2-7

個性があって面白いけど、Tさんは私に構わずどんどん次に進む。
私のところには保留になる案件がたくさん残ってしまう…気づけば何が保留だったのか分からなくなってしまう。
一生懸命メモを残してもなかなか完璧には出来ない。
いやはや。
 
お客様と直接話をし始めている。
おまけに誰も聞いていないで勝手に喋っているからどっきどき。
嘘言ってないかちょっと心配。
 
今日も新しい案件が。
そしてどうやって検索したら良いのかすら分からないうちに定時終了。
明日聞いてみよう。
 
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近づきつつあるらしい台風も今のところ問題なく。
1分くらいの驟雨はあるものの別段大して影響なし。
この国は外の花に水をやらなくて良いのかなあ、だったら楽で良いわ。

OJT2-4・5・6

今週いっぱいTさんについている。
彼女はとてつもなく早口だ。
お客さんが言い終わる前にどんどん話す。
 
私が仕事するともちろん鈍い。
今までのトレーナーは、トレーナーのパソコンを使っていたのでいつも待っていてもらった。
Tさんとは、お互いに自分のパソコンを叩いて同じ情報を検索したり回答したりしている。
オーダーを作るのは私で、チェックをしてもらっている状態。
 
他人が近くに来ることを極度に嫌がる人なので、パソコンを覗かれるのもあまり好きではないらしい。
近くによっていくと避けられる。
3年以上一緒に仕事をしているメンバーに対してすら、同じように後ずさるそうなのであまり気にすることはないらしいけど。
かと思うと個人的なことを聞いても問題ないし、彼女がら聞いてくることもある。
物理的に近くに来られるのを嫌がっているだけなのかな、と思う。
ある意味おもしろい、というか異色な雰囲気のある人。
 
あと2日。もっといろいろなケースが出てくるといい。
メンバーそれぞれ知識のないように偏りがあるし、その対応を聞いていると私の知識も少しずつ増えるから。

茉莉花開

仕事帰りに見に行った。
ちょうど日本でも公開中?(邦題は確か、ジャスミンの花開く、だったかな)
 
最後の最後で救いがあるようなないような。
映画は3つのパートに分かれている。「茉」「莉」「花」。
 
上海が舞台で、「茉」は1935年、「莉」は…1950年位かな、「花」は1982年。
3世代の女性。"茉"は"莉"のお母さん、"花"の義理のおばあさん。
常に流されて流されているけれど、彼女の母親のことからやっと自分の意思がうまれたように見える。
"莉"は気性の激しい女性。"花"は強くて自立しようとする女性。
3世代全てに反感を感じるのは、全ての女性が仕事についてほとんど語られず、ただ女は子供を生むためのモノだ、という側面が取り上げられ続けているからかもしれない。
女の価値をなんだと思ってるんだ、って感じ。子孫を残すことだけではないはず。
 
同じ場所の話なので、年代ごとの風景の移り変わりが楽しいし、所々でくすくす笑える(私のつぼは「小高」)。
普通語だし、最初の方は割りとゆっくり話す場面も多く聞き取りにもいいかも。
だんだん訛ってきて(上海だから??)早くなるので、やっぱり良くわからないのだけど。
 
内容にどんなに反感を持ってもやっぱり面白かったし、VCDが出たら買っても良いなあ。

小西湾…

日曜日、一人で散歩に出かけた。
 
午前中は前述の通り映画を見て、駅前でちょうど来たバスに乗ってみた。
行き先は「118小西湾」
 
探検気分満点だったので地図もカバンに入っている。
水筒(ただのペットボトルだけど)もあるし、準備万端。
 
バスのルートをずっと確認しながら乗っている。
途中で山の中に入っていった。急勾配だ。外は炎天下、誰一人歩いていない。
その山を越えると柴湾、MTR終点駅。
小西湾はその更に先にある。
 
とにかく終点まで乗ってみた(貧乏性)
大きなバスターミナルと豪華マンションがある。
ターミナルから少しきれいな海が見える。
地図を見るとヘリポートがあるとのこと。
炎天下。逡巡したあげく、せっかくだからそこまで歩いてみようと決心した。
 
…ものの数十秒で柵にあたる。
この柵のずっと遠くにヘリポートがあるのだろう。でも閉鎖されていて近づけない。
この柵は何の柵かと思ったら、運動場の柵だった。
入場券を売るカウンターが並ぶ、観客席の半分には屋根がある、そんな豪華グランド。
あとで聞くところによると、小学校の運動会をすることもあるらしいけど。
 
そんな運動場を横目に見て、次の目的地を地図から探す。
天后古廟。
古跡のマークが付いている。なかなか興味深い。次はここだ。
 
天后、は他の場所だと海が見える場所に設置されていて、仏陀の誕生日にはお祭りも行われる。
香港中、至る所にある。日本のお稲荷さんとか近所の神社とか、そのそんな感じで考えればいいと思う。
 
さて、その天后古廟は山の上のほうだ。
公共プールの辺りに入り口があるらしい…あった。旗が立ってる。階段が続いている。
登ってみると山が大きな岩だらけになっている。これは古墳のようなものなのかな?
期待は高まる。
ふと上を見ると、また旗が見える。登ってみた。
 
天后古廟らしき建物の前まで着くと、突然男性の大きな声がした。
どうやら入って良いぞ、と言っているようだ。
とりあえず帽子を取って、カメラをカバンにしまって、お参り。
えーっと…プレハブ小屋??
 
高いところに位置しているものの、更に高い建物が建ってしまい、更に埋め立てしたのかもしれないけれど海は遥かかなた。海のかけらも見えず。
とにかくお参りはしたけれど、あららら…という感じの場所。
別にわざわざ来なくてもよかったかな。
 
気を取り直して再度地図を見る。
山のほうへ行けばMTR終点の駅。右に行くと、終点から2つ目の駅。
海側を歩きたかったので右へ。
 
海側には工場や工場、バス会社の本社、地下鉄車庫等、かなり地味系の建築物ばかりある。
山側は、とにかくひたすら山。ハイキングやキャンプをするための山らしい。行きのバスは、この山の裏側を抜けたことになる。
 
炎天下は続く。遮るものは何もない。久々に二の腕から汗をかく。
てくてく歩くこと半時間、やっとMTR2つ目の駅、杏花邸到着。
この駅には大きな駅ビルがあるようで、それを期待したのだ。
えーと、食事するお店はたくさんあるからそこだけは良いかも。
でも別にここじゃなくてもいいかな。チェーン店が多かったし。
 
食事をしながら地図を見る。
灯台があるらしい。いってみよう。
 
…地図の地点には特に何もなし。
他にいける場所は?
トラムの終点? … 山を越える道がない。
海防博物館? … 一駅分進んで、そこから戻らなければならないのに海岸を進む道もない。
 
もういい!
 
MTRに乗って戻る。
 
夜は花火を見たけど、海からドラゴン(だっけ?家庭用の、地面に置いてシューシュー火が出るタイプ)みたいな打ち上げがあっただけ、とても地味だった。
日本の打ち上げ花火を期待してしまうと、ギャップが大きい。
 
 
本日の戦利品:左肩のやけどのような日焼け
 
**写真はそのうちPhotoAlbamつくるつもり**

小孩不笨 2

I NOT STUPID TOO
 
普通語の映画なのでてっきり本土の映画だと思っていたら
やけに英語も出てくるし、途中で福建語が出てきたり。
シンガポールの映画だったらしい。
 
理解できる場面多数。
3人の主人公の、弟君は顔がとにかく可愛くないんだけどいい表情をして○。
ちょっと昔の昼ドラを見ているようであり、でもエピソードが幾重にも重なっていてそれが良かったり。
 
日本で公開されるかどうかは分からないけど
なかなか可愛いい映画だと思う。

OJT2-3/四川料理

6/23 
トレーナーはFさん。
少しずつ慣れて来ているけど、まだまだ。
 
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久しぶりにジムに行ったと、友人と会って夕食。
辛いものが食べたかったので、四川料理屋さんへ行く。
 
雲呑、坦坦麺、麻婆豆腐。
全部辛いマークが付いたものをオーダー
(他に白いご飯とプーアル茶も)。
 
とにかく麻婆豆腐が辛い。違う。痺れる。
しばらく他に何を食べても分からないくらい。
ある種、アルミホイルを齧っちゃったときのような?
 
この店は割りとすきなのだけどなぜか空いている。
Granville Road、2階のお店(いつもお店の名前が覚えきれない)

OJT2-2

トレーナーはMさん、途中2時間だけHさん。
 
さてMさん。
私が初めてついたのが彼女で、彼女は顧客の要望が出る前に商品や情報を検索して、いつも先回りしてオーダーを作っている。それが標準なのだろうと思っていた。
 
そして今週は他の人の仕事を見せてもらった。
結果は同じでも、対応の仕方にはかなりの個人差があることが分かった。
そのうち自分のスタイルが見つかるかな、とは思いつつ、今日はMさんの電話を聞きながら私が端末操作。
彼女の要望とは違う検索をすることも多々あったに違いない。
辛抱強く待ってくれたけど、やはりなかなか難しい。
 
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今日でYMCAの広東語クラスが終了。
今回のクラスはどうしてもなじめなかったものの、Lさんにはこのクラスで出会い、個人的に続けていけることになり、それはそれで少なくとも一つ良かったことかな、と思う。
 
もう一つ、テキストはある意味面白いのだけど、だからといってそのテキストの著者が面白い・著者の教え方が私に合う、というわけではないことは身にしみて分かった。
 
さて、次のタームは何をしようかな。

OJT2-1

OJT第2段階突入。
本日もトレーナーFさん。
昼食後、第2段階に入るとのお達しが。
 
今まではとにかく聞いていた。
お客様とのやり取りを聞いて、メモをして、お電話が終わった後で時々端末入力など行っていた。
 
午後からは、Fさんが話しているのを聞きながら端末を操作して、必要な情報を端末から呼び出したり入力したり。
1本目の電話が終わってから気づいたのは、私のスピードだと紙にメモを残す時間がないということ。
これはいけない。
なので最初にメモしてから入力するようにしてみた。
遅い…。
 
Fさんには問題ないと言ってもらえたものの、指示を聞いてからコマンドを打ち込んでいるのでやはり電話の流れが滞ってしまいがち。
出来るだけ自然に検索出来るようになれると良いのだけど…。
 
というわけで、しばらく聞いたり打ったり、交互に行うようになるらしい。
 
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夕方、Lさん宅で広東語。
1.5時間で$100-でどう?とのこと。
その位なら支払できるのでOKした。
時間は少し短めだけど、YMCAのクラスとそれほど変わらない筈。

OJT-7/環境保護と効率

本日もFさんについて業務を見せていただいた。
 
以前も書いたが、意外にアナログな会社だ。
そして環境保護、は多分日本では言っているはずなのだけどxxx
 
例えば
E-Mailが来ると、印刷して回覧する。
全員同じメールアドレスなのに。
 
例えば
キャンペーンなどの通達がある。
今度キャンペーンがあるよ、と回覧があり
Web上に乗っているよ、と回覧があり
Webの情報を印刷して配布される。
新人の私ですらそのページをチェックできるのに。
 
例えば
商品の申し込みはWebから出来るのだが
少しでも依頼事項があると全てエラーになってしまって
電話で受注することになる。
 
例えば
同じ担当者・我々が受注する、同じ商品なのに
お客様のお住まい地域によってオプションが異なる。
何が怖いって、マニュアルがない。
 
例えば
流しにゴミを捨ててそのまま
生ゴミ・紙ゴミ・プラゴミ 全て同じポリバケツ
自分のカップは洗わず放置
 
最終的に出てくる大量の紙は、
メモ用紙になるか、もしくは くちゃくちゃっと丸めてゴミ箱に入る。
 
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ジムの更衣室でも同じようなことを感じる。
 
ドライヤーで体を乾かしていたり(タオルで拭こうよ)
ドライヤーをかけながら電話をして「え?え?」と聞き返していたり
何十枚ものちり紙で髪を拭いていたり(タオルで拭こうよ)
蛇口をひねったまま使用者がどこかにいなくなっていたり
少し汗を拭いたタオルはすぐに交換したり(無料なので…)
サウナでは自分の座っていたところが水浸しになったまま出て行ったり
 
とにかく不思議な気がしてならない。
衛生とか環境保護とか、気づいたときだけはちゃんとするらしいのだけど
すくなくとも観点が違うなあ、と思うことのほうが多い。