イスラムと鍵

*** 一度書いたのに、消えた…。 なんだか書く気が失せるわ~ ***
 
火曜日。仕事は休み。
12Aバスに乗って九龍城へ向かった。
理由は
 ・タイ料理屋さんがたくさんあるから
 ・パンダのランタンがあるから
 
とはいえ、タイ料理はあまり得意ではない。
タイに行ったときに4日目にダウンして、パンだけ齧っていたくらいだ。
そもそもご飯が食べられないし、ココナツ・蝦・レモングラス(ハーブティーならOK)も実は得意ではない。
 
それでも、時折食べたくなるタイ料理。
個人的勝率は50%前後。中華の80%に比べ(自分比)かなり低め。
2回に一度はがっかりしながら帰ることになる、それが私にとってのタイ料理。
 
さて、適当なところでバスを降りた。
目の前にパンダランタンが!! 嬉しくて、それほど可愛くもないパンダの写真をとりまくる。 
わざわざズームにするほどのものでもないんだけど。お尻からとる必要もないのだけど。
 
さて、パンダを満喫したところでレストラン街を歩く。
タイ料理を中心に、和食、中華、洋食、糖水、概ねなんでもある。
そして前回行きそびれた隅っこにあるお店に行ってみた。
 
“イスラム料理”屋さん。
 
調理人はウイグル系の人らしい。なんとなくイメージは羊。
マトンも得意じゃないのになあ。他のもの食べればいいか、と入ってみる。
店の外にも中にも、雑誌の切抜きが所狭しと貼られている。
どうやらとにかく一押しは「牛肉餅」。
とりあえず頼んでみた。
 
おいしい!!
 
見た目はただの丸いおやき。直径は8cmほど。2つで$18-。
薄めの皮で、手でつかんで食べようとしたらぶにょっとしたので、仕方なくお箸でつまんで齧った。
齧ると、受け皿にぼとぼと茶色の汁が落ちる。
ただの肉が入ったものを想像していたら、大量の肉汁入り。すすってもすすっても出てくるし、中までちゃんと熱い。
濃い目の味付けだけど、ちゃんとした味で好き。
他に頼んだ片児湯(薄いうどんの幅を3cmほどにしたべろべろと、牛肉・卵・木耳・野菜のスープ)も美味しかった。
 
—–
 
そんなこんなで休日はやっぱり遊びつくして、今日は出勤。
途中のバスで気づいた。
 
 会社の鍵忘れた…
 
会社の鍵はオートロック。鍵を持っていないと外からは開けられない。
結局扉の前で待つこと数分。
上司が来たので開けてもらって一件落着。
でもこの鍵、タイムカードも兼用なので、今日は定時出勤・定時帰宅扱い。
そして更にトイレの鍵もついているので、休憩のたびにTさんからトイレの鍵と扉の鍵を借りて行く。
 
…情けない…
 
休日に遊びきると、どうも大事なことが抜けてしまうようだ。