本日祝日

でも仕事。
香港は祝日(ちょうどハロウィンだけど、どうやらお墓参りの日らしい)なのだが、私のお客様は他の国にも在住。
今日は普段どおりのコール数だったように思うけれど、こちらはたった3人、おまけに1人は新人。
一日中かなり大忙し。
 
こうやってばたばたしているうちに10月も終わり。
会社に入ってから時が経つのがやけに早くなったように思う。
 
—-
 
月初に必死になって申し込みに行った英語のクラス、人数が集まらないということでキャンセル…。
自慢ではないが、本当に文法事項が頭に入らない。単語は減る一方。
半年、ほとんど勉強していなかったおかげでどんどん忘れている気がする。
少しずつでも毎日喋っていないとね。

WTC・李雲迪・吉田兄弟

三題話。
…つながりは、何てことない、今日行ってきたもの。
 
●WTC
日本でも公開中とか、「世貿中心」World Trade Center
United93のときにも思ったけど、5年経ってやっと映像化する気になれたのだろうと思う。
随所に当時の映像が挟まれた。
世界各国で流れたニュースの映像や、それを見ている各地の一般市民、そしてアメリカの一般市民。
何年経ってもきっと忘れることの出来ない事件だとは思うけれど、でも自分で体験しなかった分時にリマインドしてほしいと思う。
 
映画の内容は、事実を元に映像化しているし文句のつけようがないけれど、
今回の映画で助かった警官の家族はじっと待って、もちろん辛かった時間は長くても戻ってきたのだから良い。
でど助からなかった人、警官以外にも消防士や働いていた人が多数なくなっているけれど
その家族の悲しみや辛さ、きっと今でも待っているのだろうと思うとやりきれない。
最後のテロップでは、救出された人はたった20人、今回の映画の生存者2名は18番目と19番目、とのこと。
話しながら、励ましあいながら、彼らは生き延びたけれど、でも自分なら何かをとても呪うだろう。
こんな苦境に“追い込まれた”と感じるだろう。ぎりぎりに追い込まれたときの姿が本当の姿なのだと思う。
 
・・・映画の後は昼食を食べ、ジムに行った後尖沙咀へ。
 
●李雲迪
1時間の野外コンサート(CD発売のプロモーション)があるというので行ってみた。
炎天下、小さい私がちゃんとピアノが見える位置を陣取るには、どうしても直射日光の当たる場所のみとなった。
20分前から柵にしがみついて待つ。柵の中は、CDを買った人だけが入れる場所。椅子もあるけどがまんがまん。
開始は10分ほど遅れて李雲迪登場。可愛らしい。
トークの後、3組の子供が出てきて李雲迪の前で演奏。
 おなまえは? いくつ? どのくらいピアノの練習しているの? 何がすきなの?
やさしい普通話で李雲迪が話す。広東話とごちゃ混ぜで返す子供と司会者。
最後に出てきた中学生には、引き方に関してアドバイスもしてあげていた。
もっと無口かと思ったら、結構良く喋る。
 
…というわけで、演奏は2局。
軽やかなセレナーデ。
ミーハーだなぁと思いつつ、写真もとりまくり(後でアップしまする)
最後は取材人に囲まれていたので、もういいや、とその場を去る。
暑くてシャツがびしょびしょ。
 
買い物をして一旦帰宅。お風呂に入ってから着替えて沙田へ。
 
●吉田兄弟
ご存知、三味線の吉田兄弟。昨日今日でコンサートだった。
会場はとにかく日本人だらけ。さすがに早く着て座っている。
香港に来て始めて、休憩無しの出し物にめぐり合った。やっぱり休憩無しの方がいいよ。
 
さて、テレビで見たことはあるけれど三味線の音を生で聞くのは初めて。
響きがいい。残響がいい。音色が様々なのがいい。
早弾きもすごいと思うけど、力いっぱい出した音の響きが消えるまでの、その間がいい。
サポートのパーカッションも素晴らしかった。何より楽しんでいるのがいい。間合いの計り方がいい。
 
場所がもっといい場所だったらねえ…。
中央の高い席、人がほとんどいないし。
あとはアンコールの曲、カラオケは寂しいなあ。
拙い英語も広東話も(ちょっと通じてなかったけど。なんて言ったの??)、可愛くてよかったよ。
 
などなど、また聞きたいなあと思いながら帰宅。