とんとんぱ

この1週間、出勤日はなんと2日だけだ。
土日休んで今日会社。2日休んで1日出勤。また2日休み。
 
はたから聞くとうらやましい感じだけど、実際はがくっとする。
この出勤を少しずらせば4連休! もうちょっとずらせば6連休!!
 
出勤するのがついでのような気分になるけれど、仕方ない。
暇な一日だったがハプニングは結構あり、仕方ないのでどうにか潰して、
帰りに同僚とお茶して(@MAC)、普通話のクラスに出て帰ってきた。
 
さ~て、明日から何しようかな♪

龍躍頭文物径

曇り。どんより。
行ったことのないところに行こうツアー、今回は龍頭文物径へ。
KCR粉嶺から少し入ったところにある。
前回西鉄で出かけたところとは別。
 
文物径、は古めの建物がそのまま保存されている場所を言うらしい。
時代など、私は全く覚えられないのだが、前回とあまり変わらない雰囲気だ。
ミニバスを10分ほど待って麻笏圍へ。古い建物に来るといつも北京の胡同を思い出す。
普通に人が住んでいる場所。建物(もしくは外壁)は古めかしいけれど、内部は改造してあるのだ。
集落の出口は一つだけ。攻められたときに防御できるから、なのだろうが、きっと私は逃げ遅れる組に入るな…。
 
しばらく歩くとまた大きな壁が見えてきた。
老圍だ。
規模がかなり大きく、内部をぐるりと歩いてみたが10軒ほどの家と畑、井戸が二つあった。
壁の厚みは2mほど。現在、外には畑があり、すぐ山になっているのでとてものどかな風景だ。
子供や犬がいるので今でも普通に人がいることは分かるのだが、なんとなく生活感の少ない感じがする。
洗濯物がないからか? 食べ物のにおいがしないからか??
 
天后廟でお参りし、鐘を拳でコンコン叩き(良い音がした)、お墓も見てから道を折れる。
 
…何もない…
 
2つ、「圍」があったのだが、中に入り込める雰囲気でもなく(なんとなく他人の庭先を歩いているような、そんな居心地の悪さがある)
結局そのまま大通りに出てしまう。
 
道を渡ってなお行くと生活感溢れる小道の中に善述書室がある。
書室、といいつつ洗濯物あり、ポストあり、畑あり、お勉強スペースの感じは少なくとも今は全くない。
 
その後、迷う。
道がない。
仕方なく車道を歩いていくと、それっぽ道に出たので再度歩き出す。
新圍(これも大きかったけれど門番のようにお年寄りがいたので静かに見て、静かにさっさと出てきた)、もう少し奥の小坑村まで行って、旅は終了。
尻切れトンボな感じ。とうとう雨は降り出すし…。
 
それでも小巴が来たので安上がりに帰れたし、まずまずということで。

手続き3 & トラムパーティ

昼間はやはり手続き関連。
VISAは都合1時間以上待っていたけれど、とにかく終了したので文句なし。
出費はHKD170.5-。 必要経費だ、仕方ない。
銀行2つの手続きは、やはりこれも門前払い。いちいち時間かかるなあ…。
 
夜はトラムパーティ。
日本に帰る子(?)の追い出し会。
きらびやかで、ごとごと走るとラムの中でしゃべって飲んで食べて、のんびりした時間だった。
手持ちのお金が底をついていたので次回はパスして帰宅(悲)
周りの皆さん、ありがとう。幹事さんもお疲れ様でした!

去る人

先輩の退職日。
日本に帰って近々結婚するそうなので、おめでたいのだけれど、手放しで喜べない。
彼女の代わりの人はいない。
個人的には直接仕事でかかることは多くなかったが、彼女のする研修は穏やかで研修生が気持ちよく覚えていける環境を作れる人だった。
退職後、私の先輩は2人だけになってしまう。
 
11ヶ月弱働いて、まだ辞める気にはなっていないけれど、
辞めるときまでに彼女のように慕われる人になりたいと思う。

昇給

日本での仕事はサービス業だった。
自分の仕事は総務や人事など直接お客様と関わる仕事ではなかったにせよ、会社全体はサービス業で、従って(笑)給料は少なかった。
毎年の定期昇給もほんの少しで、10年も勤めてしまうと退職前の数年間、全く昇給はなかった。
 
でも、それが普通だった。
500円でも1000円でも、昇給があれば嬉しかった。
給与計算の部署にいたこともあり、昇給はする人もしない人も、下がる人もいることを知っていた。
 
香港の会社に勤めてほぼ1年(後数日で11ヶ月になる)。
4月の定期昇給時期だ。
同僚からはほとんど変わらないよ、といわれていたのであまり期待はしていなかった。
そして誰であれ、一律同じだけ昇給するという話も聞いて意欲は確かに削がれたものの、別に、だからといって会社の体制に逆らうほどのことでもないと思っていた。
 
本日給料日。
すっかり昇給のことを忘れていたのだが計算書が付いていたので見てみた。
確かに、少しだ。見落とすくらい少しだ。
でもちゃんと昇給している。
全員一律であるにせよ、とりあえず昇給しているのなら、文句はない。
 
こんなに大所帯の会社のなのにBase-Upがあるなんて。
少し心配だ。今私がいるのもサービス業だから。
サービスの質が上がらなければ利益も上がらないし、でも人件費を削るのは自殺行為だし。
こんなにも簡単にBase-Upしていいのかしら。差をつければもう少しみんなが気分良く過ごせるのに。

香港の郵便局

先週金曜日、スモールパケット(簡易小包、のようなものか。紐でくくっただけのもの)を送った。
火曜日。届いたそうだ。
 
やれば出来るじゃん、香港郵便局!
 
月曜日に出した船便は大体1ヶ月以上かかるとのことなのでそれも楽しみ。
いつ届くのか、きちんと届くのか。
破れたりつぶれたりしないか、ガラスはどうなるのか。
 
期待して結果待ち。

手続き2

途中になっていたイミグレ手続き、リベンジに出かけた。
14:00前にイミグレ到着。もらったのは16:15の札。
2時間以上も空いてしまった。
 
先日出かけたときに、領事館で書類を作ってもらう必要があるということで引き下がった。
日本領事館に問い合わせたところ、日本文の書類(オリジナルは私が持っている)を英文に訳すだけでHKD80-も取るという。
失敬だ。オリジナルをそのまま持っていってみた。だってほとんど全部漢字で書いてあるのだもの。
香港人は漢字が読めるもの。
 
そんなわけでこの2時間はまたもや郵便局へ行って船便郵便を出し
(日本宛でも1ヶ月以上かかるそうな。前回今回と「スモールパケット」というものにしてみた。ホームページによると、封をしないのが条件らしい。
紙で包んで郵便局においてある紐でぐるぐる巻きに結ぶだけ。腐るものでなければ安くて良いと思う)
食事ながら読書し、ジムでお風呂だけ入ってさっぱりし、そして15:45、イミグレへ。
16:00の人の受付が少し早く始まり、16:15組の開始時刻も少し早くなった。
とはいえ、とにかく長蛇の列。
じりじり待って、書類を出す。
 
係員、私の書類を見てしばし悩み「呼び出すから座って少し待っていなさい」とのこと。
3分ほどして呼ばれ、OKが出た。
 
その後20分ほど待つ。
私の番号は853番。受付しているのが750番台。私の前に100人いる。
うとうとしたり、本を読んだり、待ったり過ごす。
 
呼ばれたのでブースに入って書類を渡す。
難しい顔をして、手の空いている他のブース職員に聞く。何人もに聞く…しばらくすると戻ってきて、何事もなかったかのように手続きが進む。
 
次の待合室で更に待つ。
ここは780番を処理中。70人くらい。10分ほどで呼ばれる。
最後の係官、ここが曲者。
書類を見て、いきなり立ち上がるとどこかへ消えた。
待っていると戻ってきて、ものすごい速さの英語で話す。
どうやら彼女は漢字を読むのはあまり得意ではないらしい。
それでも「わたしがあなたのためにやってあげるわ」と言い、手続きをしてくれた
(日本語で書くと、ものすごく押し付けがましくてやな感じ…本人はそんなこと思っていないだろうと思うけど)
 
はぁ、やっと終わった。
次は労働ビザも移さなくちゃ。
毎回一つずつしか終わらないから全部が終わるまで時間がかかるなあ。

行山

映画の後。
気が向いて香港島の15番バスに乗った。
 
終点で降りる。雲の中だ。
かまわず写真を撮る。我が家もうっすら見える。最大望遠で写真を撮ってみたが、やっぱりよく分からない。
 
昼食をとる。
空港以外にはここしかない「バーガーキング」
初体験なのだが、バーガーは普通かも(Jr.にしたから?)。ドリンクは結局飲みきれなかった。多すぎ。
 
行きはバスで来たので帰りは歩いてみようと思う。
色々道はあるが、今回は克頓道を通る道を選択。
 
山に沿ってくねくねした道が続く。
完全に整備された道だ。
一度も土など踏まずに行ける。
 
ずっと平坦だったが二股道。左を選択。
その後また二股。右を選択。
 
急に道が細くなり、角度のある下り坂に。
下り続けること30分ほど、軽く汗をかいた頃克頓道終了。
 
その下の大学でトイレを借り、更に山を下って905番バスで一度帰宅。
 
—–さて、どこに行ったでしょう??

明日の記憶

邦画を見た。
日本では多分半年くらい前に封切られた「明日の記憶」。49歳でアルツハイマーになってしまう、広告会社やり手営業部長の話。
 
話は、是非映画をいていただくとして。
久々に映画を見てぼろぼろ泣いた。
オープニングからかなりショッキングだ。診断されて6年。
最後のシーンから3年後がオープニングになる。
たったそれだけの年数で廃人のようになってしまうものなのか。
薬を1日飲まないだけで妻の顔をすっかり忘れてしまうものなのか。
 
初期症状はきっと誰にでも思い当たる部分があるはずだ。
有名人の顔が思い出せない、名前が思い出せない(私はしょっちゅうだ)。
それがだんだん近しい人になり、場所が分からなくなり、考えが組み立てられなくなり、
診断時に言っていたように「俺が俺じゃなくなる」のだ。
 
取っ手の折れた栗の絵の湯のみ。
娘より、枝実子さんを覚えていようとしたことは嬉しいけれど、でもとても悲しい。

手続き色々

仕事は休み。
朝からしなければならないことの順序を組み立てる。
 
9:00。近所の銀行へ。
クレジットカードの有効期限が3月で切れたのだ。やっと入手。電話を3回もして。
窓口では少し並び、その後も私のカードがなかなか見つからなかったらしく若干時間がかかり。
ま、仕方ない。9:30頃終了。
 
10:00。予約していた皮膚科へ。
10:00 5分前。「休診」の札が下がっている。
じっくり待っていると、時間になって電気がついて「応診」になった。
窓口で受付をして待っていると10分ほどしてスーツの男性がわき目も振らずまっすぐに一番奥の部屋に消えていった。
あぁ、先生が遅刻しているんじゃ、そりゃ診察してもらえないわ。
ともあれ、薬をもらって終了。
 
10:50。日本領事館到着。
更新したパスポートを受け取る。
全く問題がない。
 
11:10。ジムへ。
ウォーキングマシンで軽く走って、一休みしてからクラスに出ようと思っていたのだがすっかり時間配分を間違える。
クラスは既に始まっている…が入っていって仲間入り。
でももう足ガクガクで、今日は結構しんどかった。
ともあれ楽しく終了。
 
13:50。トラムでイミグレへ。
長蛇の列が出来ている。どこに並ぶのか、一応聞いてみるとやはりその列。
しかし15:00にもう一度戻ってくるように、と紙を渡される。
1時間空いているので食事へ。
 
14:00。大家楽へ。
トマトソーススパゲティとアイスコーヒーをいただく。
インスタントに限りなく近いけど、思ったよりおいしい。
 
14:45。再度イミグレへ。
時間少し前に受付が始まる。
手続費はHKD$420-とのこと。支払をしようとするが、日本領事館で書類をもらってくれば無料になるという。
…何もしないで帰る。
 
16:30。帰宅。
洗濯などする。
 
17:15。郵便局へ。
荷物を出したかったのだが、平日はなかなか行けない。
ネットを見ると18:00まで開いている郵便局が近所にあることが分かったので行ってみた。
こちらもとりあえず終了。
 
19:00。ゆっくり歩いて帰宅。
 
来週の月曜日も休みなので、イミグレの続きは月曜日に行こうと思う。