性懲りもなく、Wilson Trail。
もちろん先週リタイアした場所から。
天気は曇り。暑くもなく、直射日光もないなら良いかな、と思う。
ミニバス、スターフェリー、6番バスを乗り継いで浅水湾へ。
山道に入るとごうごうと音がする。水が流れている。大量に。
しばらく行くと登るべき階段に水が流れている。
一抹の不安。でも、先週の地点まで戻ってみる。
水の全くなかった水路は満たされ、ダムに向かって勢いよく流れている。
とにかく出発。天気は、晴れ。
山と山の間なので、もちろんいきなり登りから。
階段や泥道をどんどん登る。
後ろを見るとダム、第1の山、浅水湾などが見える。
風が吹いて気持ちが良い。
階段の幅もあり、平らな部分が出てくることもあってかなり上りやすい。
どんどん登ると右側にあったダムが全容を現す。
大きい。今度はダムの周りを歩くもの楽しそうだ。平らだし。
雨上がりらしく、道はぬかるんでいるし、虫は活発に動いているっけれど気分の良い道。
昔々見たことのあるハンミョウが道案内をしてくれる。
小さな蜂さえエメラルドグリーンでとても綺麗。
しんどくなる前に頂上らしきところ到着。
きっと暑くなかったのが良かったのだろう。
下っていくと中環、金鐘あたりが見え始める。香港島、縦断にはもう少し。
WilsonTrailの「2」は陽明山荘から太古までの道。
疲れきってもいないので折角だから行ってみよう。
さて、のんびり下っていくとかなり天気が厳しくなってきた。
蒸して暑い。と思ったらぽつぽつ降り出した。
足元はすべるし、レインコートを着てみることにした。
とにかく陽明山荘まで戻れば雨宿りも昼食も出来る。
少し急ごうと思うものの、なかなかそうも行かない。
相変わらず雨は降り、雨足は更に強まってきた。
やっと道路が見えてきた。
既に豪雨。
いまさらリュックサックの中から傘を出すことも出来ない。
雨宿りスペースは…既に人がいる。
陽明山荘まで行くしかない、かな。
と思ったところで足が滑った。
4段頭からまっさかさま。
ズボンはびしょびしょ、左弁慶をすりむき、右膝を打ち、右腕内側をすりむき打ち身。
ふー。痛い。
陽明山荘までとにかく歩いて、お手洗いを借りて着替え。
ジムに行くつもりで持っていたスパッツとTシャツになる。
下着まで濡れたので持っている限り全部取り替える。
買い物をしてビニール袋をもらって濡れたものをしまう。重い。
パンをかじって雨待ち。1時間たったがまだ止まない。
レインコートもビニールの中へ。
傘をさしてバス停まで戻り、乗り継いで帰宅。
久しぶりにお湯をはってお風呂に入った。
ぬるくなってしまうけれど、やっぱり気持ち良い。
そんなわけでWilsonTrail1、踏破。
次は2、かな。