午前中は定番、映画を見に。
この時期なのでやっぱりハリーポッター。
140分、と長い映画なのに久しぶりにそれを感じさせない映画だった。
でも元の話を知らないとやっぱり理解できない気がする。
随分前に読んだのですっかり忘れているし…天狼星は、死んでしまったのだったっけ?
午後はMTRで深水捗まで。
東に少々歩いたところにある「石硤尾邨美荷楼」へ行ってきた。
普通の、公団マンション。かなり昔のもの。
今月末まで公開し、その後は何らかの方法で再利用するのだそうだ。
2つの部屋は使われていた当時の内装を再現、かなり、かなーりレトロ感漂う部屋。
いつもの小さなデジカメをもってふらふら写して廻ったのだが、他のお客さんにびっくり。
みなさん、かなり本気のカメラ。
一眼レフ、シャッター音がかっこいい!
私は見た目では分からないのだけれど、デジカメばかりだったのだろうか。フィルムカメラもあったのだろうか。
とにかく真剣な、撮影会の様相を呈している。
カメラ隊は若い人が多く、あとはほんの数名私よりも年上の方が取り壊し前を見に来ている、と言う感じ。
マンションの外の大通りに向かう道にはたくさんのお年寄りが座ったり話したり立ち尽くしたり、さまざまに自分の時間を過ごしている。
古いものを大事しよう、保存しよう、という考え方もある。
危ないから、汚いから、作り変えようという考え方もある。
どちらもそれなりに賛同できるのだが、どちらにも100%賛同できる場合は少ないように思う。
マンション群は全部で44棟。
今回の公開は41棟。どうやら取り壊しをするのは25-40棟らしい。
既に1-7棟は取り壊しの上新しい50階建位のマンションに変わっている。
8-13棟は現在更地だ。
写真がないとピンと来ないかもしれないけれど、新しいもの、修繕したもの、取り壊すもの、どれも随分な格差があって少し考えさせられた。