Wilson Trail4

今日も良い天気。
続きを歩くことにした。
ミニバス、大きなバスと乗り継いで、井欄樹まで到着。
 
するとリュックサック、帽子、短パン姿の男女が勢いよく地面を鳴らしながら走ってくる。
数人かと思ったらいつまでも続く。
進んでいくとポスターが貼ってある。
12時間42kmマラソンの参加者らしい。
コースは前回のWilson Trail3から8の途中、大埔まで。
それはしんどそうだな…。
 
今日はスタートが早かったので我々が「4」のスタート地点に着いたのが9:30。
「3」は歩いて3時間くらいなので、きっと目の前を過ぎていったグループは7時くらいからはじめているのだろう。
 
廻りの人は結構ぴりぴりしていて、ぜいぜいしながらもどいてどいて、と走っていく人多数。
そのくせ道はやっと一人分しか幅がない部分も多く、のんびり歩いていきたい我々としては先に言ってもらうべく端に避けてやり過ごす。
小川があったり、村を抜けたり、お墓があったり。
気がつけば道端にしゃがみ込んで人に取り囲まれているので振り返ってみれば、鼻にガーゼを当ててTシャツを上から下まで血で染めていたり。
下りの階段で転倒して、鼻でも折ってしまったのかな…?
 
しばらくアスファルトの道。
休憩所が点在し、バナナ、梨、ポカリスウェット、水などを配布している。
ついもらいそうになるけど、イヤ、私は参加者ではないのでじっと我慢。
犬の訓練所の横を通った後、また山道に入る。
 
ここからは結構きつい。
とにかく真っ直ぐ登っていく。
もちろん時折休憩できるような道幅の広がっているところはあるのだが、それでも登っていけば登っていくほどばてている人がしゃがみこんでいて、かなり通りにくい。
道も階段が続く狭い道で、もちろん遮るものもなく、数人は真っ赤な顔をして目の焦点があっていなかったので熱中症にでもなっていたのかもしれない。
何はともあれ登りきって、ススキが群生するなか岩に座って風を受ける。
しばらくぼんやりした後、マラソンの人の切れ間にもぐりこんで続きを歩く。
さすがにもうだれも走らない。
 
次の休憩所の後はずっとアスファルト。
緩やかに登った後、緩やかに下り続けて慈雲山の北ノ山のふもとまで降りれば「4」は終わり。
食事をして、ダイヤモンドヒル間で歩いてミニバスで帰宅。