Wilson Trail 3

10月7日晴れ、日曜日。
かねてより約束していた友人と一緒にWilson Trailの続きを歩いてきた。
 
旺角から赤いミニバスに乗って油塘へ。
本来はMTRひとつ手前の藍田から歩くべき、らしいのだがどう見ても車道に沿った道、あまり面白くなさそうなので却下。
 
油塘には大きなバスがたくさん停まっている。
警備の人(警察官と思われる)も多い。
どうやら中秋節でお墓参りをする人が、油塘からバスに乗って山の裏側にある墓地へ向かうらしい。
坂道を歩く私たちをローギアべた踏み状態のバスがのろのろと抜かしていく。
タクシーとバスしか通らない坂道を登っていくと、やっと車の通らない山道に入る。
 
山の周りをぐるりと歩くと砲台山頂上が見えてくる。
「砲台」があった場所らしい。上まで登らず、見上げながらぐるりとまわった後次の山へ向かう。
 
と、一面の小さな建造物が見えてきた。
なんだなんだとおもたtら、東向きの斜面一面のお墓だった。
山のかなり上のほうまであるので、お墓参りは大変そう。
そういえば『お墓参りように山にエレベータを設置しよう』という運動(?)を聞きかじったことがあるけれどどうなったのだろう?
ともあれ、そのお墓のすぐ脇を通って次の山。
 
コース表示はこの山まではかなり詳しく(というか、むやみに表示が多い。20m間隔で書いてあったりする)あったのだが、
一旦この山を下りたあと、車道を渡って(ここは全く表示がなく続きを見つけるのが難しかった)登りだした五桂山は本当に普通の山、という感じ。
表示少な目。
…自分では気づかなかったけれど、すっかりコースを外れていたらしい。
標距柱を2つもスキップ。
戻るほどのこともないのでずんずん続きを歩く。
 
このあと山道は終わり。
車道や村の中の道を行く。
小さな集落を3つほど超え、川沿いに歩いていくとバス通りにでる。
どうやら地図によるとここが終点。
でも全くその表示はなく、次のコースに向けて歩いてみたりしたのだが結局分からず終い。
次回、Wilson Trail4を歩けばわかるはず。…きっと。
 
その後はバスに乗って、海水浴場を見物して(一瞬だけしか滞在せず)帰宅。

香港らしい出来事

スポーツクラブの会員証の訂正を2ヶ月ほど前に依頼した。
カウンタースタッフ曰く、1ヶ月ほどで自宅へ郵送されるという。
じっと待っていたが、気付けばもう2ヶ月ほどになる。
まだ届いていない。

同じカウンター、同じスタッフに聞いてみた。
調べたスタッフ、しまった、という顔をして…その場で新しいものを作って渡

してくれた。

ま、そんなもんだ。

最近見た映画

ここのところしばらく見ていなかったけれど、久々に見に行ってみた。
年末に向けて予告編で気になるものが出てきたのでまた映画館に通う日々が続くかな。
 
さて、香港人友人Mと見た「色,戒(Lust Caution)」。
背景が分かっていないので、私には非常に難解…。
やっぱりこちらで作られる映画は日本軍はどうやっても悪者になるのね。
歴史だし、仕方ないけれど、悲しくなるし自分が日本人だと知られたら他のお客さんにどつかれるような気さえしてしまう。
もちろん、そんなことは無いけれど。
上海女性のおしゃれが、日本の大正時代のハイカラレディのようで、その辺りは眼福。
結局のところ、殺したい男を誘惑して惚れさせて油断させ殺害しやすい場所に連れて行く、のが目的だったらしい。
6カラットの指輪をもらったくらいで自分の仲間6人を道連れに死ぬのだから、その辺りはやっぱりよく分からない。
かなり死者も多いし、血も出るし、殴るし、性表現も多いし、子供には見せられない。
さすがⅢ級映画。
 
もう一つは見ようと思った映画の上映時刻を間違えて、すぐに見れるもの、というだけで選んだ
「C+偵探(The Detective)」。
アーロン・コック主演。
突っ込みどころ満載!
ドアが吹っ飛ぶほどの爆発で、額に絆創膏貼るだけでOKだったり。
いきなり象を車で轢いたり(象さんの演技はなかなか○)。
べた踏みのトラックに追われ、走って逃げおおせたり。
警察(かなり偉い人のようだ)が私服で容疑者宅を訪問したり。
話の組み立てとして分からない部分多数。
言葉だけの問題ではないと思う。
 
興味のある方はこちらを↓(広東語)

「色,戒(Lust Caution)」

 
「C+偵探(The Detective)」