季節の変わり目

ここの所だいぶ外は暖かい。
それを感じるのはオフィスの冷房。
キンと冷えている。おかげでひざ掛けは1年中手放せない。
 
今日も天気予報では23-27度、湿度97%、というなんとも暑苦しい予報をしている。
街はこの週末の3日間、ホンコンセブンス、とかいう7人制ラグビーの大会があるため西洋人、それも妙にガタイのいい白人さんを良く見かける。
こんな曇り且つ暑い中、スクラム組んでラグビー、なんて考えるとちょっとぞわぞわする。
友達や同僚のご主人など、私の周りだけでも結構観戦に行く模様。
聞いた話ではとにかく騒いで飲んで、楽しいときを過ごすのが目的らしい。
 
そろそろ衣替えをしたい。
今年着なかった冬物は寄付してしまおうと思う。
来年、足りなかったら買えばいい…と30年前の日本人みたいな考え方をしている今日この頃。
とはいえ香港ももう景気が悪くなっていくだろうし(あの金利では無理もない)、そろそろ政府も環境に配慮した生活を強いるようになるのかも。
まずは冷房温度を上げることから始めていただきたい。
「環境に配慮して25度に設定しています」とかいわれるとがっくり来る。
おまけに書いてあるよりも確実に気温は低いし。
子供の頃から、寒くなると関節が痛くなるおばあちゃん体質の私にはしんどい。
夏の冷房は、最初の5分位は気持ちいいけどどんどん体が重くなっていくような気がする。
 
そんな花曇の香港。
外をあるいたら気持ちいいだろうか、それともべとべとになって気分悪いだろうか。
今週は休みが多いのでそろそろ冬にお休みしていたハイキングを復活したいところ。

とんかつディナー

1年程前に退職したMさんと、先日退職した先輩とで食事。
特に理由も無くとんかつを食べにとん吉へ。
 
食事はもちろんおいしかった。
"価値観"という意味では首をひねるけれど。
自分では上手に作れないので、やっぱり揚げ物は外で食べる方がいい。
 
結局くだらない話や昔々の話などしつつ3時間。
あんなにあほみたいに笑ったのは久し振り。
おかけでほっぺが筋肉痛。
 
またそのうち、ご飯食べに行きましょうね。

昼の悲しみ

先日沙田に一緒に出かけたO嬢が今日を最後に日本へ戻る。
昼食は皆で飲茶。
 
電話を受ける仕事なので、全員一緒にお昼に出るわけには行かない。
前半、後半に分かれ私は後半。
前半が帰ってきた後、O嬢ひとりがレストランで待っているので、大急ぎで向かった。
 
 びりびりびり
 
ちょっとした衝撃を感じふりむくと、私のスカートが横一文字に20cm、裂けていた。
スカート自体ティアードスカートなので、生地の境目がちょうどひっかっかって破れてしまった模様。
結局食事の間は破れスカートのまま。終わってからちくちく縫い直した。若干目立つけれど、まー、あまり気にしないことに。
 
また一人減ってしまう。
先輩もいなくなったばかりなのに、とても悲しい気分。
 
 
前半チームが食事の間、オフィスは2人きりになった。
にもかかわらず、もう一人残ったメンバーはうろうろ歩き回り、自分の作業に熱中していてかかってくる電話を取らない。
ただでさえ電話の処理が遅く、しょっちゅうクレームになる上、間違い案内や記録上のミス入力、処理が目立つメンバー。
たった1時間で、4件ものミス入力をし、他部署から指摘される始末。
なんでこんなに非効率なメンバーと一緒に仕事しなければならないのだろう。
悲しい。

Charlie Wilson’s War

休日。
何の気なしに映画情報を見ると、朝の時間に上映がある。
 
そんなわけで行って来たCharlie Wilson’s War(韋氏風雲)。
いつもの通り何の下調べもせずに見に行った。
 
映画はトムハンクス演じるチャーリーが表彰されるところから始まる。
感動巨編か、と期待。
 
…ネタバレだけど、あえて。
アメリカという国は、他国の戦争に、勝手に加担して武器や物資を供給して、そうやって恩を売り込んでいるだけ、余計なところに余計な問題を生むだけだということが分からないのだろうか。
予算を分捕って戦争して、最後には子供ばかりが残されたアフガニスタンに学校を作る、という。
一見人道的にも見える動きだ。
でも、それが必要なのではない。
人が人を殺しあう、「戦争」自体をなくす努力をなぜしないのだ。
 
金と名誉と女と酒? 腐っている。
 
—-
 
映画の後はいつもどおりジムに行き、家に帰って洗濯などしてのんびり過ごす。
明日からは3連勤。

萬佛寺と車公廟

O嬢と沙田へ。
初めて沙田に行って以来ずっと気になっていた、山の上の妙に派手派手なお寺「萬佛寺」を目指す。
どうやらお墓参りの日と重なってしまったらしい。
廻りの小さなお寺、大きなお寺、あちこちからお祈りの声が聞こえ、花やお供え物(食べ物も、紙製の地獄銀行券や洋服、時計なども)をもってみな家族で山へ向かう。
 
我々はそんな列から離れ、村を突き抜け階段に差し掛かったそのとき。
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延々続く金色の像の群れ。
階段の両側を埋めつくす像。大笑いしながら登っていくと、気付けばお寺に到着。
 
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まずは中心の塔に登る。内部は螺旋階段、大体3階建て分くらい。
一番上から見てもそれほどの高さではない。
 
そして下には愉快な像が所狭しと並んでいる。 小道に入っていってもやっぱり愉快。
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寺の中では一番の高台へ登る。大きな石造が鎮座ましましている。あら、地味でちょっとありがたい感じじゃない、と思ったら。
PICT1469 PICT1471 PICT1473なんで電飾が埋め込まれているのよ…。
 
そんなわけでどこを見ても極色彩もしくは金色。二人で馬鹿受けしながら一通りぐるりと廻って岐路に着く。
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もちろん帰りもきんきらきん(行きと違う道を選んだのに)。500羅漢なのだそうだ。
本気で500体作ったのだろうな。ピーマン持ってたり、割腹してたり、目から腕が出ていたり(あまりにグロくて写真は撮れず)。ぶっとんでる。
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その後駅まで戻り、昼食。
スヌーピータウンと曾大屋を覗き、車公廟を目指す。
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工事中!
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…それでも無事扇風機を回して開運のお祈りを済ませる。
 
大圍駅から旺角東駅まで移動し、恒例の泰昌エッグタルトを食べて解散。

限りなくゼロ

新聞の記事、めずらしくきちんと読んでしまった。
悲しい。
 
銀行の普通預金(SavingAcc.)金利が下がる。
 
それも日本並に暴落。
それも告知当日から直ちに変更。
 
なんてこった。
 
…ま、悲しいのだけど、ココは香港、やはりカラクリがある。
私がメインで使っている東亜銀行だと
 
HKD Savings

100,000 or above

0.2500 

10,000 to below 100,000

0.0500 

5,000 to below 10,000

0.0100 
5000ドル以下の預貯金額の人は、0 だそうだ。
定期預金金利も随分下がったし。
 
私が口座を開いた頃は3%くらいだったような気がするのだけどなあ。

Spiderwick Chronicles

邦題 スパイダーウィックの謎。
どっぷりファンタジー。
予告編を見たときには(Webで日本語を見た)なんだか花に顔がついた物体がひらひら飛んでいたり、ファンタジーの世界時へようこそ的イメージ。
でも、背後には両親の離婚(父親は既に別の人と住んでいたり)や、親戚は精神を病んでいるということで病院に収容されていたり、兄弟間が結構ギシギシしていたりママに大嫌いだ!と叫んでみたい、ひそかに重たいテーマが隠れていたりする。
 
本来の流れは魔法に妖精、思いっきりのファンタジーなのだが、はっきりいって画面が重い、暗い。
理由はカエルのオバケ(いや、本当は何か名前がついているはず)や 猪精(豚の妖怪…この子は良い子なのだけどこちらで見ると名前は『猪精』になっていた。まさか日本語ではピグレットとか可愛い名前がついてしまうのだろうか!?)がブヒブヒ ゲコゲコいいつつ、出てくると体表面が茶色いのでなんとなく薄暗い画面になり、カエルに至っては画面一面にみっちり灰茶色のゲコが現れたりするのだ。
 
個人的には花のひらひらがもっと飛びまくっていて、飽きるくらいのファンタジーを期待していたのでその意味ではちょっと残念。
話の筋自体は分かりやすく(細かいことはよく分からないけど)、ありがちな追いかけられるシーンも細部が結構キュート(例えば追いかける悪者の水妖は、壁にがんがんぶつかりながら追ってきて、最終的には車に頭部をぺしゃんこにされる)で、大人も本筋以外のところで楽しめるかも。
 
 
—–
 
なぜ平日にもかかわらず映画に行ったかといえば、イースター前日なので朝一番から映画上映がなされていたから(つまり安かったから)。
映画の前にジムで1時間、映画の後は上環まで歩いてMTRで深水ポ、友人と1ヶ月前に出来た和食の店に行ってランチをして帰ってきた。
 
和食の店は西九龍中心6階の『和亭』という店。
和民のパクリと思われるものの、店は無駄に広々としているし、食事物もそれなりだったし、まぁ満足。
わざわざ行く必要はないけど、買い物のついでであれば良いかもしれない。

仕事のこと

一番の先輩が退職される。
退職日自体は月末だが、有給消化などを含め、今日20日が最終出勤だ。
 
昨日、今日と私はお休みだったのだがお別れ飲茶の会には昨日参加してきた。
どうも実感が湧かなくて、普通におしゃべりして普通にむしゃむしゃ食べてのんびり過ごしてきた。
香港から離れるわけではないので、いつでも会えると思うからかもしれない。
 
来週出勤しても、いつもどおり myeさんおはよーございます、と声かけてくれそうな気がする。
後のことを考えるとものすごく気が重くなるので、極力考えないように、考えないように。
 
入社したときからずっと面倒見てくれた先輩。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
そのうち湯圓と涼粉食べに行きましょう。

定員は12人

小巴の定員は16人。

必ず座って乗らなければならない。

満席になると出発するが、そうなると次のバス停で待っている人は通過されてしまう。

 

苦情が続いたのだろうか、時間限定ながら17日より12人乗ったら出発するという。

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実は会社から一番近いバス停、いつも通過されてしまうので始発駅まで歩いていっていたのだ(といっても10分もかからないのだけど)。

明日の帰りは中港城前から乗ってみようかな。