午前中は第二次世界大戦中のユダヤの人々の逃走劇を描いた「血戦Defiance」を。
ユダヤ人で、ロシア国境辺りということはやっぱりドイツ語を話していたのではないのかな、と思うのだけどなぜかユダヤ人同士は英語。
ロシア軍と話すときはロシア語。あと一部ドイツ語かな、という部分もあり。
おかげさまで英語はなぜか結構ゆっくりでわかりやすい(もちろん漢字字幕に頼っている)。
英語以外の言葉になると漢字と英語の字幕になる。ほとんど字幕釘付け。
ともあれ、私はこの映画は結構好き。
感情が嘘っぽくも偽善っぽくもないのも、痛々しいながらもハッピーエンドなのも良い。
さて、映画が終わったところで近所に買い物に行こうと約束していた友人に電話。
すると「馬湾に行かない?」
…はぁ?
雨もやんでいるし、買い物よりも散歩しようという友人はまだ家にいるのことだったので青衣で待ち合わせて昼食を取ってからバスに乗って馬湾/柏麗湾(マンション名)行きバスに乗る。HKD9-。バスから外を見ていると、大粒の雨。
昼食は赤丸うどん。しょっぱかったけど香港でこれならOK。HKD12-
馬湾は、青衣(エアポートエクスプレスが停まる島)の隣の小さな島。
電車の駅もない、マンションだけの島。
なのだが、"ノアの方舟"をテーマにしたテーマパークを造っているらしい。うわさでは5月開園。
馬湾に入るといきなり巨大な船の舳先。こんなに手前にテーマパーク作ったんだね。
こちらは、おしりのほう。カメラには全部おさまらない大きさ!
海岸に降り、近くまでいけるというので行ってみた。
よくよく見ると、レストラン(というかBBQ、と書いてあった)とホテル(といってもYMCAがやっているので、ドミトリーもあるといううわさ)併設とのこと。
レストランは明日から開くのだそうだ。
バス車窓から入口の所に象さんが見えたのだが、見上げるとこんな首が。
彼らも乗り込んだってことね。
マンション住民用なのか、それとも今まであった砂浜をそのままにしているのかわからないけどこの船は海からすぐ。
ゴミのないきれいな砂浜。
戻るのもナンなので、ノアパークの周りを廻ってみようとすると
あ! 結婚衣装! (あわててかまえたけど、携帯カメラは焦点が合うのに時間がかかってしまってこんなはじっこ…)
雨が降ったりやんだり、それも振る時はかなり大粒の雨がザーッと降る感じなので撮影には今一つだったと思われる。
結婚式二人組についていくと馬湾公園到着。思ったよりもにぎわっている(ここしか行き場がないんじゃないの!?)
なお結婚式撮影隊は見かけただけで3組。もしかしたらもっとたくさんいたかも。雨の中、ご苦労さまです。
さて、馬湾公園。
丘を利用して滝や展望台、その途中には熱帯植物を生やしたり、と結構頑張って整備している。
展望台も、すごく頑張ったつもりだと思う。
きれいっぽいんだけど
私に言わせれば、景色が見にくい(この白い柱の裏側に行くには大回りしなければならない)。
夜になるとライトがつくらしいので、橋から見たらきれいなのかも(今まで気づいたことないけど…)。
ということで丘を降りると不思議ゾーン・古い街。
昆虫世界、と言いつつ生きている昆虫はありんこだけ。
あとはクリスタルに閉じ込められた標本。
ここで食虫植物の鉢があったので買ってきた。
夏になるとどこからかショウジョウバエが入り込むので、退治は君に任せた!!
風に乗って、シンバルやら歌やら聞こえてくる。
プレハブの舞台で仮設で大きくして粤劇真っ最中。
村の人と思われる観客がのんびりとみている。
新しいマンションが左右に。左は珍しく背が低い。
と思ったら
リフォームだったらしい。これだけきれいにしてくれれば(中もね)建物もうれしいでしょう。
このあと最初に見たマンションを外側ぐるりと回り、バス乗り場のところからプライベートエリアに侵入、スーパーで買い物などし(品ぞろえが、やっぱり多国籍向けで結構楽しい! めずらしいところでは生ハム、白ソーセージ、日本の豆乳、握り寿司、タイの調味料など)、フェリーで荃湾西まで行って帰宅。HKD8-。
フェリーの座席背もたれにあったマーク。上の三角は青馬大橋だろうと思われる。
というわけで馬湾一周。
うーん…もういいや。