楽しみにしていたREXホテルの朝食。
割といろいろあるし、デザートは多いし、味はおかしなものがないし、個人的には満足。
両親をメコン川へと送り出し、私は行き先を考える。
…なぜ一緒に行かなかったのかって…。
川は茶色だし、ココナツキャンディーも川魚も川海老も、何もかも私は苦手だもの…。
動物園を目標に定め、ホテル前のバス停から26番バスに乗る。
車掌さんがどこまで行くの、と聞いてくれたので地図を見せ、Le Duan St.(レデュアン、と発音したらレゾン、と直された。日本のガイドブックにはレユアン、と書いてある)で下ろしてもらった。
バス停からはまっすぐに数百メートル、動物園到着 入場料12,000ドン。
園内の食事やお菓子も、外とほとんど変わらない値段。
衛生面はよくわからないけれど、それほど大変なことにはならない感じ。
園内にはトイレがたくさん(私が気づいただけで5つ。多分もっとあるはず)あり、これも衛生面を気にしなければたぶん快適に観光できると思われる。
幸い、私はモヨオスこともなかったのできれいかどうかはわからないけれど。
動物園&植物園、というのが本名らしいが、植物園はどこだったのかまったくわからない。
園全体が大きな植物園ともいえる(珍しいものはなかったけれど)。
緑の多い公園だったし、動物のニオイも覚悟していたよりはずっと少なかった。
ライオンの昼寝とか、像の餌くれ攻撃とか、カバのあくびとか、ハリネズミのがっつきっぷりとか、子ヤギの鳴き声とか、とにかく愛らしいものがたくさんだったのだけど、何が一番印象に残ったかってやっぱり爬虫類舎の黄金の大蛇とちびウサギ。
見たくない人もいると思うので、フォトアルバムで。
1時間ちょっとで一周できたので、いったんサイゴン川を見に行く。
やはり茶色くにごった川。
しかし、暑い。
すっかり水を持ってくるのを忘れてしまったのだが、日差しが強くじっとりと暑い。
川べりのルネッサンスホテルさんのお手洗いをかり、ついでに冷房に当たらせてもらって一休み。
ロビーで地図と資料をにらめっこ。
お昼前にお茶にでも行こうと心に決め、Dong Du St.へ。
目当ての店1軒目 … ホテルに変わっている。
目当ての店2件目 … マッサージ店とタイ料理屋になっている。
ショックを受け立ち尽くしているとぽつぽつ雨が降ってきた。
シェラトンホテルさんのロビーを再度借りて地図を見る
(右おいしそうなケーキの写真はシェラトンさんのロビー。ケーキビュッフェが午後にあるらしい…)。
地図によると思いのほかホテルが近かったので、いったん部屋に戻ることにした。
外に出ると雨は一応やんでいた。
Dong Khoi St.とLe Loi St.の角の雑居ビル2階にフードコートが。
お茶はあきらめ、昼食をとることに決めた。
フエ料理屋さんで、写真を見ておいしそうなどんぶりをオーダー。
ついでに飲み物屋さんでアイスコーヒーもオーダー。全部で5万ドンくらい。
!!!!!これは、もしかして、ちいさいちいさいシジミじゃないの!!!!!
最初はお箸でより分けていたのだが、もう無理だと悟ったので大きいものだけよって食べることにした。
幸いお腹も壊さず。
少々シジミを残し、ご飯の下に埋もれていた野菜と黄色いつけダレ(甘酸っぱかった)でおいしくご飯をいただいて、部屋へ戻ろうと外に出たところでまた雨。
昼間の暑さでタンクトップは汗でびしょびしょだし、まずはお風呂でも、と部屋へ。
部屋に入ると窓の外が騒々しい。
大雨。
いいときに帰ってくるつもりになったなあと自画自賛。
ゆっくり休んで、午後はマッサージ屋さんへ。
調べていったMySPA(ミースパ)で90分US15ドル。
場所はThi Sach St.。Le Thanh Ton St.の交差点から少々東(川側)へ入ったところ。
全身のオイルマッサージ、瓜っぽいにおいの野菜薄切りでフェイスパック、背中のホットストーンマッサージなどなどいろいろ盛りだくさんだし、変なチップ強要もないし。
客層も老若男女国籍まちまちで、誰にでも問題なく受けられるということかと思う。
お茶までいただいて、いい気分で雑貨のお店が多いというLe Thanh Ton Stを歩いていたら、敷設が完全でなかったレンガを踏み抜きぬかふみにどっぷり足を突っ込む。
持ち合わせのウェットティッシュで拭くが、やっぱり気持ち悪い。
通り道のパークソンで甘いものを買っただけでまたホテルに戻ることに。
部屋で靴を洗い、靴下を取替え、ほっと一息。
両親が帰ってくるまでには少し時間があるので、買ってきたティラミスを食べてみる。
…チーズではなく、純粋に生クリームの塊だった。ちょっとしんどかった。ミニエクレアのほうがおいしかった。
そして少しの間、ホテルの周りの雑貨屋を見てみようと思うのだが、ガイドブックに載っていて見に行きたいと思った店はことごとくつぶれている。
日本人オーナーのお店などは残っていたようだが、すっかり総変わりしてしまった様子。
時間になって両親が戻ってきた。
ツアーの食事がとてもとても貧相だったそうだ。
生クリームが口から飛び出しそうな私と違い、かなり飢えている。
目をつけておいたベトナム・ハウスへ(Dong Khoi St. とMac Thi Buoi St.の角だと思われる)。
両親は各々違う種類のセットメニューを、私は小さなスープと春巻き盛り合わせを頼んでみんなでつつく。
日本語の話せる(食材名が言える程度)スタッフがいて、静かないい雰囲気でおいしく食事ができた。
もう満腹で大変だったけど。 US47ドル。
先に部屋に戻る父と別れ、母と二人でホテル周りの雑貨屋めぐり。
結局日本語で一生懸命接客する店(もう営業終了したかったのだろうと思われる。勝手に値引きしてくれた)でかばんやらお箸やら数点購入、ホテルで就寝。