7:00起床。
機械音のモーニングコールがあった後、3分ほどすると肉声のモーニングコールがある。
普通話のみなので寝ぼけた頭にはちょっと厳しい。
7:00朝食。
葱花巻、茶葉卵、豚の内臓、かぼちゃ揚げもち、黒もち米の点心、炒瀬粉、青菜のしょうゆ炒め、と朝からヘビー。
久しぶりに晴れた!!
気温は相変わらず低めなものの日差しがあるのでそれなりに暖か。
この日の観光も順調。
1時間ほど移動して潮州の「青龍古廟」へ。
川に面した廟で、近所の人が集まってきている。
青空に映える。
次は茶芸館。
鉄観音、ジャスミン茶、蘭貴人の3種を飲ませてもらう。
いつも飲んでるほうがおいしい。
途中で里帰りをするという人を3人降ろして(自由だ~)おみやげ物屋。
これなりにまとまっていたので、ほとんど全員何かしら買っていた。
12時過ぎ、開元寺到着。
観光の前にまずは昼食。
今回の旅行の目玉料理、ベジタリアンコース(開元清心齋宴)。
すべての料理に美しい名前がついているのだけど、実物とマッチしたのは4つだけ。
クコとしいたけのスープ(帰杞酔菇湯)、螺旋系の物体の炒め物(紺碧緑素螺球)、春雨の土鍋(銀絲素魚翅)、甘い湯葉で塩味のもち米+ピーナツをまいたもの(珍珠錦繍巻)
他にはイカ的なものとピーマンの炒め物、冷製の角煮薄切りのようなもの、セロリと白っぽいものの炒め物、辛い味の炒河などなど。
突飛な味はなく、食べやすかった。
食後はレストラン斜向かいの開元寺。
由緒正しい寺らしいが、整然として、修復もかなりきれいに行われすぎて、面白みに欠けるかも。
ところどころに古い石像やレリーフがあるので、ちょっと時代を感じる位。
暗い本堂(内部撮影禁止なので外から撮影)では小さな燭台に火をともし、お祈りをすると本殿内部の台に順々においてもらえる。
入ることのできない場所だが、火の消えた蝋燭にはお坊さんが線香でまた灯してあげ、厳かだけでほほえましい感じ。
本殿裏にももうひとつ神様がいて、内部に入ってお祈りもできる(観光客立ち入り禁止の文字があったので季節限定かもしれない)。
集合した後は、人力車で市内をぐるりと一回り。
古い胡同内をかなりのスピードで走り抜ける。
個人で来たら絶対に乗らないので道がでこぼこでぼんぼん跳ねても、自転車をこぐおじさんがばてても、それはそれでなかなかいい体験。
着いたところは潮州古城、城壁。
聞いたところによると、修繕をしすぎてしまったタイプの観光地らしい。
きれいに整備されていて、ま、いいけど、オモムキは少なめ。
5mほど昔の城壁が残っている部分があったけれど、これも誰一人見向きもしない。残し方が微妙だというのが原因だと思うけど。
それでも城壁から見る川や、連なる城など景色は面白い。
城壁の回りには屋台もあり、土産物屋もあり、たくさんの店でにぎわっている。
それほどはおなかが空いていなかったので食べなかったけど、買い食いも楽しそう。
城壁の川側には橋がある。
小さな城が並び、途中は船でつなげたもの。
時間もほとんどなかったので入らなかったけど、この橋を渡って戻ってくるほうが面白かったかも。入橋料はCNY10-。
開元寺前に停まっているバスまで歩いて戻る。
ほんの5分ほどで到着。
人力車で廻ったコースは、古い町並みの中をわざわざ通るためのものだったようで大回りをしてくれたことがあとで分かった。
30分ほど移動する、というの眠っていると山の上に到着。
ここからはオプショナルツアー(書のテーマパークらしい)。
…不参加は我々だけだった。
1時間くらい、と聞いていたので、周りにはお店もないしじっとしていてもナンだし。
山を下って行って、見つけた道を登っていくとお寺到着。
とりあえずお参り。
西洋人もお参りに来ていたのだけど、まったく観光客対応されていない上に他に誰もいなかったのでのんびりさせてもらった。
戻ってからはおもちゃ博物館を見に汕頭方面へ1時間バスを飛ばす。
…が「もう閉まってるね」
というわけでおもちゃ博物館前を素通りして市内大渋滞の中40分かけてホテルへ。
え? だれもクレームつけないの?
夕食もオプションなので、部屋に戻ってからオプション不参加の人(夕食のオプションは1/3位)は近所のお店へ。
いろいろ見て回った結果(犬/猫団子の火鍋の店は興味はなくもないけどどうしても食べたくなかった)、ボージャイ飯の店へ。
到着すると「もうないよ」
…でもご主人の作る腸粉なら出来るいうことだったので作ってもらってGとシェア。CNY5-
話には聞いていたけど、腸粉、初めて作るのを見た。
油を薄く塗った四角い型に米の粉液を流し、蒸し器へ。
しばらく置いた後、具を入れて(今回は豪勢。卵、もやし、えび、菜っ葉などが入っていた)しばし火を通し、蒸し器から出してお好み焼きのへらのようなもので四角くまとめて出来上がり。
あんなに簡単そうに出来るのなら私もやってみたいなあ。
もちろんこれだけでお腹いっぱいにならないので、もう1件。
地元のスナック(魚団子、ワンタンや餃子、串ものなどのお店、小食屋さん)屋は2店舗とも閑古鳥でちょっと入りにくかったので、ホテル近所の蘭州麺屋さん。
刀削麺で、本当に削っている現場を初めて見た!
もちもちでおいしい~。具も吉野家的なぺらぺらの肉で食べやすい。食卓の辛いソースも大変辛くて大変おいしい。CNY5-
そんなこんなで満腹になって就寝。