鳳凰径4(途中)-6

2ヶ月ぶりのハイキング。
スタートは遅め、昂坪に到着したのは11時前。
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トイレを借り、スタート。

前回残したセクション4、残りはバス通りをずっと下って行くというもの。
途中石壁水塘を見下ろせる観景台などはあるものの、特段ほかには何もない。
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40分ほどでセクション5のスタート地点。

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あの山を登る、と思うといつもげんなりする(笑)

ここでも念のためトイレを借り(水の全くない、ぼっとんタイプ)階段をひたすら上る。
上りきって振り返ると緑が濃い。もう春。
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中腹の寺は、多分延慶寺。

石壁水塘、横から。右側に見える堤防をバスがひっきりなしに通っている。
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まだまっすぐ進む。

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あの山を越えると、次の山。それを越えても次の山。果てしない。

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羗山の頂上。
先だっての水塘ももう端っこしか見えない。

山を降りたところで道がわかれ、目的地とは完全に反対方向に進む。
精神的にしんどい。
道はポストがあるから合っているのはわかるのだけど…。

羗山から1時間、延々逆方向に歩いて、やっと見つけた折り返し地点。
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これは嬉しかった。
60度くらいの角度で曲がって、目的地大澳を目指す。

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このあたりから道の色が妙に白くなる。
尾根沿いに歩くのだけど、結構下りも多い。時折湿地や流れがある。
二人とも膝が痛くなってきている。

川をせき止めたダムのようなところ。
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近くにはお寺のようなところもあり、人の通りは山の中のは多い方なのだろう。

セクション5の最後の地点は悟園。
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入るな。お茶は8ドル。
…入って欲しいの、欲しくないの、どっちよ。

この悟園、私有地らしい。
横から覗くことが出来た。
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蓮の時期にきたら本当にきれいだろう。

P1020694 この悟園の先は階段状に水が落ちるようになっている。

セクション6は特に何事もなく、清らかな流れがあったりして気持ちよく歩く。
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が、角を曲がったところでGが煙に気づく。
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なんだろう、と思いつつ進んで行くと、
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燃えてる。   ヘリコプター消火活動中。
大澳からのバスでも消火活動をする消防車を何台も見たので、ずいぶん飛び火していた様子。

火事も気になるけれど、このときに一番気になっていたのは私の膝。
急な坂道を延々下るのがセクション6。
短いけど、とってもしんどい。

P1020721 降りきったところが大澳、塩田跡など見ながら街へ。

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これでハイキングはおしまい。
かなりの大回り、4時間近くかかった。

ポスト

花や動物や…

街はいつもどおり、人が多く活気がある。
公衆トイレを借りて、バスに乗って梅窩へ。
実は梅窩でお祭りがあるというのだ。
ずいぶん前に梅窩に住んでいたGは懐かしいらしく、移動するたびにコメントが入る。

お祭りで、私が見たかったものに「孔明燈」がある。
気球のように、暖かい空気を入れて紙風船を飛ばすのだ。
昼間2時から、一斉にあげたそうなのだが、もちろん私たちは山の中。
もしかしたら大澳の火事は孔明燈が原因なのかもしれないけど。

個人で行うものはそれほど大きくない。
P1020790 帰りのバスで、前の人が説明書きを熱心に読んでいるのを撮影。

今回のお祭りの最大の(?)イベントで“世界最大の孔明燈をあげる”というのがあった。
お祭り会場に着いたときには膨らましている最中。
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まだまだ飛ぶまではかかりそうだったので、海岸に沿って街をふらふら。
偶然後ろを振り返るといい具合に膨らんでいる。
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と思った次の瞬間、
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あ~ぁ、爆発しちゃった。

今年が初めてのお祭りだという話なので、また来年挑戦するんだろうな。

ちなみに個人の孔明燈、許可なく海岸であげている人がいたので、私も初めて飛んでいるのを見ることができた。
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くらげっぽいというか。
結構遠くのほうまで飛んでいっていた。
どこまで行ったのだろう。火事にならないといいけど。

そうこうしているうちに日が暮れた。
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こちらは川に花を流すイベント。
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88ドルで花を買って(プラスチック製、真ん中のライトは4色に色が変えられる)川に流すのだ。
20m先にはネットがあり、海に出ないようにしている様子。

風流なのかぜんぜんそうでないのか良くわからないけど、お祭りはちょっと面白い。
G曰く、梅窩にこんなに人がいるのを見たのは初めて、とのこと。
初めて尽くしで、いいじゃないか。

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