一人暮らし

今晩、Gが旅行に出た。
戻りはヨーロッパ旅行の前日予定。
ま、Gらしい。

そんなわけで今日からしばらく一人暮らし。
旅行の準備もしなければいけないけれど、それ以外にも普段しないことが出来ると良いな。

今は洗濯をしながら、食後のミルクティータイム
(香港式の奶茶ではなく、アールグレーをミルクで割ったもの。おいしい)。
いつもは紅茶はGが好まないのでほとんど中国茶か緑茶なのだ。

ちなみに朝はほぼ毎日コーヒー。
ドイツ旅行で500gのレギューラーコーヒーを2パック買ったのだが
P1020538
すでに左のパックは1/4しか残っていない(ダルマイヤはもったいなくてまだ封も切っていない)。
気楽に飲めるのでまた買ってこなきゃ。

香港路線

今日のJALプレスリリース(pdfファイル)。

ネットニュースでは情報がなかったわけではないけれど、やっぱりショックなのは香港。

香港発成田行は午前午後の2便、関西行は午後1便、羽田は深夜1便(週3便)。

これが成田行は午前1便、羽田は1便(昼間)に変わるそうだ。
それも何でか本当に理由を聞きたいけど中国の国慶節からの変更なのだ(成田便を羽田便に変えるのは、羽田の運行確定後だそうだけど)。
おまけに昨年秋に減便した広州/大阪、名古屋便も運休。これで広州-成田のみ運行に変わる。

仕事上でも面倒は増えるけど、それよりなにより、自分が日本に帰るときの選択肢が減るのがイヤ。
空港も1レーン全体を使っているけど、出発客が半分になるわけで、あんなにたくさんカウンターをあける必要がなくなる上に深夜便のケアも必要なくなる。
ということは人減らしがいよいよ本格的に進む。
契約社員の満期は9月末だから、路線減少もそれにあわせたのかな。

元同僚のMちゃんは現在バリ在住。
デンパサールは拠点撤退とのこと、日本とバリを結ぶ直行便はガルーダだけになるのかな。
経由便も良いけど、やっぱり直行便には直行便のよさがあるのに。

ホテルニッコーはどうするんだろう?
JAL便が飛んでいない拠点でも、ホテルとして営業はもちろん出来るだろうけれど、完全に別会社として別のコンセプトでやっていくのだろうか。
今の状態ではJAL本体に巻き込まれないほうがホテルニッコーとしても良いかもしれない。

羽田便が増えるのはうれしいことだけど(実家から近いし、空港使用料安いし)羽田のスタッフで捌ききれるのだろうか。
成田から異動かな。
大阪、名古屋の空港スタッフはどうなるんだろう?

a-bikeに異変

OFF。
意気揚々と今度こそ葵芳へ行き、戻ってこようと準備。
行きはMTRに乗るつもりなので近所のMTRセーバーを使って、さて、a-bikeに乗ってみる。

かしゃこんかしゃこん。

異音。ハンドルが重い。
普段は少々のことは気にしない私も、ことa-bikeは「壊れやすい/メンテが常に必要」といわれ続けていることもあり少々神経質。
過保護になってチェック。

前輪が大変柔らか。

外出は急遽取りやめ、帰宅。
空気が抜けてしまっただけかもしれない、と空気入れを使ってみるがうまく給気出来ない。
家に部品もないし、販売店に電話してみる。

事情を話して大変困った感を演出。
すると、本体とポンプを持ってきてください、とのこと。

早速向かってみる。
会社にいたのは英語が出来る女の子と、英語は話せないおばちゃんが4名、あとはダンボールがあるだけ、という小さな会社だった。
とりあえず見せてみる。

おばちゃんがやってくれるがやっぱり空気は入らない。
いったん膨らんで抜けていくのであればパンクだと思うが、まったく入らないのだ。
チューブの新品を出してきて空気を入れてみる。
これまた入らない。
どうやらポンプ自体が壊れている様子。

おばちゃん前輪を取り外し、タイヤだけにしてチューブ交換。
大変な力が要る様子。
専門の器具があるわけではなく、スプーンの柄の部分2本を使って外側をはずし、無理やりゴムチューブを引っ張り出す。
ほら、パンクしているよ、と見せてもらったチューブには5mm径の穴があいていたけど、多分これが原因ではないと思う。
バルブ近くに小さな亀裂があったのだ。
こちらから申し出なくても良いことだとGと目で確認して黙っておく。

結局チューブとポンプを無料で交換してくれた。
今回は無料で交換します、次回からはHKD100-かかります、とのこと。
今回も課金を覚悟していたからラッキー。

Megaboxに寄った後(いつもどおり、お店の入れ替えばかりで見たい店はなかった。IKEA&JUSCO夏にオープン予定)、少し乗ってみた。
快調快調。
欧州行きの前でよかった。

a-bikeで尖鼻咀

昨日から乾燥警報、湿度50%ほど。
雨の心配がないなら、と今日も自転車の練習。
乗る練習というよりは、持ち運びに慣れる、というのが主目的だけど。

ゆっくり出発、流浮山まではMTRとバスを使っていく。
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なお本日も西鉄線一日乗り放題券HKD20-を利用。
MTR、旧KCRバス、LRTが一日乗り放題なのでなんとなく気が楽。
値段も、倍程度には元が取れる。

さて、Gが蝦粉(蝦の卵を干したもの。ここで買うと結構安く買える。私は使わないけどね)を買いに行っている間にa-bikeも展開、GPSも拾って準備完了。
…と言ってもSTARTしたはずのGPS、うまく起動できていなかったので折り返し地点からしか取れなかったけど。

まずは深湾道を少し走って紫雲仙苑。
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道教系のお寺、ということなのだけど、ものすごく新品、ぴかぴか。
一応奥の方まで見せてもらって、トイレも借りたけど、うーん、なんか不思議空間。

あとは深湾道に沿ってまっすぐ尖鼻咀へ。
バス(団体客も多い)や車も思ったより多い。
犬がたくさん。
自転車(本気のマウンテンバイクも)の集団も2つ出会う(もちろん抜かされる)。
野の花もそれなりに咲いている。
空気には養豚場臭がずっと混じっている。

そんなこんなで坂を上って尖鼻咀到着。
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海の向こう側はシンセン。

この後は許可車両以外は立ち入り禁止。
ハイキングや自転車はOK。
坂を下ると警察があり、そこから先はこんな感じ。
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左側、シンセン側はフェンスがある。
一番上には大きく螺旋を描く鉄条網が2重に張られている。
すずめが網の下をくぐっていくが、さすがに私には通れない。

あたりは湿地帯。
時折こんな風景に出会う。
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遠くマンション郡とマングローブ。

走り始めて1時間半。
行き止まり。
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水務署とのこと。

もと来た道を戻る。ここでGPS開始。
平らな道をのんびり走る。
警察前まで戻り、坂を上る。
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警察は坂の途中にあるので行きは通り過ぎた。
a-bikeは坂を上るようには出来ていないので、きつい坂の場合は押して上る。

普通の自転車って、やっぱり楽に出来ているなあ。
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来た道を途中まで戻り、左折して元朗方面へ。

湿地公園の敷地の端を通る。実は、フェンス沿いの道から、裏側も見える。
P1000113 P1000105 赤枠内の建物が、湿地公園の本館と観察台なのだ。

そんなわけでボーダーから湿地公園をぐるりとまわったことになる。
gps
この帰りの分だけで大体9km。

結構な距離だし、ほとんど休みなしで走っていたのだけど思ったより疲れなかった。
でもいつも元朗にいくと食べる鶏のから揚げ、今回は食べる気にならなかった(笑)
そしてひたすら眠い…やっぱり、疲れたのかな?

今回はサイクリンググローブをして走ったので手は痛くないけど、ゴルフ焼けとおんなじ、ひじ下から手首まで真っ赤。
次回は気をつけなければ。

銀行、その後final

昨日金曜日。

仕事中に留守番電話が入っていた(職場デスクでは携帯電話は使用禁止)

カードが届きました。HKIDを持って取りに来てください。

はいはい、了解。

 

業務終了後の17:10、銀行へ。

外から見るとまだ電気がついている。

が、店の入り口に到着すると「CLOSE/休息」の看板。

残念、17時で終わってしまったようだ。

カードの再発行をお願いした兄ちゃんがいたので、なんとかならない?明日も仕事なんだけど、と香港式に聞いてみるが、やっぱりだめ。

業務時間内に来てください、とのこと。ま、仕方ない。

 

というわけで土曜日、銀行は午前中のみ開いている。

仕事の休憩時間を使って再度銀行へ。

担当は上位顧客デスクのお姉ちゃん(私は上位顧客ではないけれど、ほかに客がいなかった上にココしか開いていなかった)

HKIDを出すと「レターは届いた?」いや、電話を受けたよ。

ちょっと困った顔でパソコンを見て、後ろの引き出しをごそごそ確認。

この銀行は万事のんびりしている。少々いらいら。

すると「定期預金の預け期間が過ぎていますよ」

なんで今そんなINFOするのかなあ。

さっさと終わらそうと思い、延長するけど利息はいくら?と英語で聞いても通じない。

隣の兄ちゃん(昨日も話した兄ちゃん)がおいでおいでするので行くと、レート表を見せてはくれた。

が、「月曜日に自分でしたほうが良いですよ。土曜日はレートが悪いんです」とのこと。

はいはい、分かったよ。来週自分でやりますよ。

 

担当のお姉ちゃんが裏に入って行った後、時計を見ていらいらしている私に、暇にしている兄ちゃんが声をかけてきた。

「今日も仕事?」うん。

「一日中?」うん。急いで帰らないといけないんだよ。

兄ちゃん、にやにや笑って何か言いたそうだったけど、お姉ちゃんが戻ってきたので口をつぐむ。

 

15分以上かかってやっとATMカード入手。

今回のカード、香港で入手したATMカードで初めて名前の入った物になった。

日本では考えられないことだけど、ATMカードはその場で渡してくれるので口座開設時にもらったものは無記名なのだ。

今まで不便だったことはないので構わないけれど、名前の入ったカードはちょっと新鮮。

5月の旅行下調べ

Gとベネルクスへ。
それまでに火山噴火の影響が収束していてくれないとポシャるかもしれないけど、とりあえず調べられることだけ。

■自転車in電車
オランダ国鉄のホームページを見ていると、犬、自転車は別途チケットを買わなければならない、とある。
http://www.ns.nl/cs/Satellite/reizigers/regelen-en-kopen/welk-treinkaartje/fiets-huisdier
…ショックを受けていたら、下の方に折りたたみ自転車は無料手荷物として運べます、との記載。良かった。

■OV-chipkaart
http://www.ov-chipkaart.nl/
3タイプ。個人情報登録するもの(高齢者/子供割引可能)、しないもの、使い捨てのもの。
最少額0ユーロ、最高額150ユーロ、有効期限は4-5年。
5ユーロ以上残額がある場合払い戻し可。手数料2.5ユーロ。
利息はつかない(当たり前! って思うけど、わざわざ書いてあるのが面白い)

オランダ全土で使える。
RotterdamとAmsterdamの地下鉄はOV-chipkaartがないと乗れない。

■City Card Den Haag – Delft
http://www.veolia-transport.nl
http://www.veolia-transport.nl/vervoerbewijzen/specifieketarievenhaaglanden/citycarddenhaagdelft/
24時間券がいいかな。

■オランダは地域によって地方電車/バス会社が分かれているらしい。
おまけに地域も結構重なっている様子。
http://www.arriva.nl/home
http://www.connexxion.nl/   (←オランダ語しかないのに、感覚で検索できちゃういいつくり☆)
http://www.syntus.nl/default.aspx
会社を気にせず検索するならこれ。
http://www.9292ov.nl/
バスの情報は、やっぱりなかなか入らないので出来るだけ調べていかないと。

■Keukenhofへ
http://www.keukenhof.nl/
From Schiphol Airport
Bus 58 will run between Schiphol Airport and Keukenhof, every 15 minutes. Traveltime: about 40 minutes. International trains from Paris, Berlin and Brussels also stop at Schiphol.
Direct bus from Leiden Central, every 15 minutes!
The current bus 54 from Leiden Central Station will continue to run every fifteen minutes and drop off passengers at the main entrance of Keukenhof. Traveltime: about 30 minutes.
A direct line from The Hague Central Station
Bus 89 runs only from Monday till Friday every 30 minutes. Traveltime: about 50 minutes.

■Kinderdijkへ
http://www.kinderdijk.nl/
9:30am – 5:30pm
しかしなんて行きにくいところなんだ!
バスは3路線、19,90,190

 

—–以降書き足し予定

歳月神偸/a-bike軽く遠出

OFF。
天気が良いので外出。

本当は葵芳へ映画を見に行こうかと思ったのだが、出発したのは50分前。
ちょっと自転車では間に合わない。

え? 自転車?

ハイ、自転車の準備をしていたら遅くなってしまったのでした。

取り急ぎ、出発したものの行き先急遽変更、奥運のいつもの映画館で映画鑑賞。
歳月神偸。
全編広東語(時折英語、北京語)なので少々ハードル高い。
いかにもなセットの撮影も結構面白い。
手癖の悪い坊や(字幕は大耳)とやけに格好いいお兄ちゃん、靴職人のお父さんと元気なお母さん。
近所のおじさんたちもいい味出してる。
香港ってどこも小さいおうち。食事のシーンが印象的。

と映画は映画で結構面白がって、さて、自転車。
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GPSってなかなか取れないので、最初の部分が切れているけどよしとする。GoogleMAPによると、7.7kmくらい。

奥運駅のマンション郡から倉庫街へ。
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南昌駅をくぐって北上。
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茘枝角のマンション郡を裏側から見る。
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美孚で昼食。
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のどが渇いていたので妙においしかった。

青山道側から大きく回って帰宅。
家の前で出会った散水車。
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かなり蒸していて、すぐにも降り出しそうなのだけど、幸いセーフ。
家に帰ってシャワーを浴びるとやっぱり気持ちいい。

家を出て帰ってくるまで5時間ちょっと。
割と肩は凝るけど、いい運動かなと思う。

a-bike出勤

早番だったので、車も少な目かな、とa-bikeで出勤。
結果、バスに乗ったのと同じくらいで到着。
ところどころ人がたくさんいて走れなかったり、地下に潜らなければならなかったりするのが面倒。

会社に着くと全身びっしょり大汗。
夏向きではないなあ。

ケースに入れると机の下にぴったり収まる。
目立たなくていい感じ。
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仕事終わりも16時だったので、まだ明るい。
帰りも乗って帰ってみた。
地下に潜らず、できるだけ歩かずいけるようにすると、結構な遠回り。
ゆっくり回って、25分で近所のスーパーまで到着。
やっぱり早い。やっぱり汗だくになるけど。
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神経を使うので、夜暗くなった後はやっぱりまだ走りたくない。
ゆっくり走るとハンドルがぶれる。
急に曲がろうとすると腕で引っ張って前輪ごと浮いてしまったりするので今ひとつよろしくない。

また気が向いたときに乗っていってみよう。

銀行、その後2

4月9日にATMカードの再作成を依頼した(その日の日記)。

1週間で連絡する、ということだったが本日20日。
私もすっかり忘れていたけど、とりあえず問い合わせをしてみた。

家に帰って口座番号を確認して、支店の電話番号はネットで調べて、さて、電話。
1コールで電話に出た。

状況説明。
本人確認をし、3回保留になった後
「本部に確認して5分で折り返すわ」
ありゃりゃ、どうなってるんだか。

というわけで待っていたら10分足らずで電話がかかってきた。

「名前、変えたでしょ」
そうね、もう随分たつけどね。

「そのために時間がかかっているのよ」
なんでそこに時間がかかるんだ? まぁいいけど。
いつカードはもらえるの?

「今週の金曜日位。私も確認して、届いたらすぐに電話するわ」
OKOK、わかりました。お手数かけましたね。

というわけで対応はいいのだ。
でもやっていることが何かしらヌケヌケなのだ。
そういえば住所の確認もされなかったし。
カードの再発行のときも、何も書類は受け取ってないし。
ま、金曜日ね。連絡を待ちましょう。

広州ふらり旅1泊2日 16Apr

3連休。Gと一緒に広州へ。

近所の直通バスも見にいったが、時間や乗り換えのサービスが今ひとつ。
MTR東鉄で羅湖まで移動し、和諧号に乗って広州東駅へ。
上海から杭州へも同じ名前の和諧号で出かけた。
日本で新幹線、とひとくくりにするのと同じようなものだろうか。
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見ていた中では最高速度200km。
ちなみに右のトイレマークは、赤が空いている、緑が誰か入っている、状態だった。
壊れているのか、設定を間違えたのか、はたまたどの車両も同じなのかは不明。

すぐに地下鉄1号線の乗り場へ向かう。
広州も大きな町なので、やはり香港やシンセン同様IC入りの公共交通機関プリペイドパス、羊城通がある。
必要ないのでは、というGの話も聞かず、カード入手。
2日達つ頃には、Gもあってよかった、と言っていたので最終的にはやっぱり良かったかな、と。
何がいいって、切符を買わなくていい。並ばなくていい。小銭を用意しなくていい。5%の割引がある。
便利。残ってしまった分は、何年/何ヶ月有効なのかわからないのがちょっと不安だけど、まぁ記念品ということで。

昼過ぎに到着したので、まずはお昼。
前回(もう3年以上前になる)、満席で座れなかった陶陶居へ。
長寿路から上下九路に入ってすぐの右手にある。
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庶民的な店、ということだったのだが、お値段はかなり、香港に近い。二人で79元。
一番安い小皿が5元、お茶代が5元。
おいしかったからよしとする。

ゆっくり食事をして、陶陶居の売店を冷やかして東に進む。
前回食事をした蓮花楼。
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ここでは売店で鶏仔餅10元と柑子酥2.5元を購入。
柑子酥、は柿のような形だけど多分みかんをイメージ。
中はみっしりこし餡。外は固め。私は好きだけど、好き嫌い分かれるかも。

上下九路は古い建物が多い。
窓のステンドグラスがシンプルだけどやっぱり素敵。
ばしゃばしゃ写真を取り捲る。
前も同じことをした記憶あり。

 

裏の通りの生活観あふれる道を通り抜け、目指したのは「石室」。
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石造りの教会。
ガーゴイルのつもりだったのかな、と思われる外壁のでっぱりはどう見ても中国式の獅子にしか見えなかったり、ステンドグラスが割りと大雑把だったりする。
中国で教会なんて、ねぇ、と思ってたのだけど、総じて言えばここはなかなか良かった。
何がいいって、ちゃんと思い思いに祈りをささげている人がいるから。
やはり観光地のきれいなものもいいのだろうけど、実際に使われている生きた建物って、いい。

北上して「五仙観」
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到着したときには既に閉館時間。内部は見れず。

さらに北上、懁聖寺、つまりはモスク。
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こちらは信者以外の立ち入り禁止。外からまっすぐな塔を見る。
モスクというと丸いたまねぎ屋根のイメージなのだけど。
さすがにこの懁聖寺の向かいの4-5件の店はイスラム料理屋、ハラル肉屋、食材屋、麺屋、などなどで、店員もお客さんもみな小さな帽子をかぶったイスラム系の人だった。
中国にいるのにちょっと特殊なエリア。おもしろい。

さて、もう夕方。
泊まるか、帰るか。

とりあえず、おとくいのユースホステルに向かってみる。
地下鉄で芳村へ。

徒歩10分ほどでユースホステル到着。
しかし展示会期間中は少々高く、二人部屋で320元。
いやいや、ユースにそれは払いたくない。

となりの古びたホテル、金鵝賓館でとりあえず聞いてみる。
3部屋見せてもらったが、ダブルの部屋はかび臭く180元。
ツインは窓がないけれども200元。クイーンベッドのリバービューは260元。
…かび臭いのだけは耐えられないので、ツインに宿泊決定。
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肇慶よりはかなりグレード低いけど、とりあえずちゃんとお湯が出たからよしとする。

ホテルの前は珠江が流れている。陽のあるうちと、暮れてからは雰囲気が変わる。
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ホテルの目の前にある船着場から沙面へ渡る。0.5元。
沙面の建物がライトアップされている、という記事を見た気がしたので夜の沙面に行ってみたかったのだ。
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これは、ライトアップ、ではないと思う。

微妙だなあと思いつつ珠江に出てみると、対岸から大音量で音楽が流れてきた。
それにあわせているのか、かなりばらばらにサーチライトが光る。
時折空をレーザー光線が照らす。対岸からまっすぐサーチライトで照らされることもありまぶしい。
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きれいか、きれいでないか、が主観があるのでコメントは控えます。

夜もとっぷり更けた。
お目当て第2弾、夜茶(夜に食べる飲茶)をしに「北園酒家」へ。
手元の資料には、広州三大酒家、夜茶がユニーク、などと記載がある。
地下鉄を乗りついで到着。
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完全に空腹で、やっと到着したので意気揚々と入っていく。
夜茶にきました、と門のところのお姉ちゃんに言う。
と、困った顔で「ありません」という。
今日だけないの? 毎日ないの? と聞くと「やってません」との由。

・・・・・・どこで夕食を食べたらいいんだ。
ほかの店を探すのもいやだし、かといって北園で本気の夕食なんて食べたら大変なことになる。
駅のほうへふらふら戻っていき、なんとなく目に付いた麺屋で軽く食事。
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姜葱ロウ麺8元。おいしかったからいいのだけど、ヤレヤレ…。

夜10時。
さすがにホテルに戻れないと困るので地下鉄で芳村へ。
駅前の屋台でつまむ。
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食べなかったけど「雀」の串がかなりインパクト大。

部屋に戻ってさらにビールをシェア、昼に買った柑子酥を食べて就寝。