歯医者さん終了

先週、チェックに行ったときに無料で直しましょう、とのありがたいお申し出をいただいたので、早速行ってきた。

下顎の麻酔、私は効きが大変悪い。
歯の左右からの麻酔では効かず、いつものように下顎全部をしびれさせる麻酔を打ってもらった。

今詰まっているものを全部とって、再度詰め直す。
全部で40分。先生、ただ働きになってしまってすみません。来年また来ます。

で、この麻酔、去年もだったけど吐き気がするんだよね。
現在昨日の残りのお豆腐のお澄ましを飲みながら麻酔が切れるのを待っているところ
(麻酔が切れたとたんにお腹がすくのも分かってるので)。

手術決定!

ずっと長いこと暖め、大きくしてきた我が筋腫(笑)

しつこく通い続けた通院歴はこちら
2010/10/4 2010/5/27 2010/2/4

10/21、22と連続して地元の専門医に2箇所かかり、従来型の手術を勧められてきた。
個人的にはそれでも良いかな、と思う部分もある。
傷口が残るのはあんまり好ましくないけれど、ちゃんと見て、腫瘍を全部取って、比較的短時間で手術が終わるのではないかと思う。

ただ、やはり腹腔鏡手術のほうがダメージは少ないような気がする。手術経験自体ないのでどっちが良いとか悪いとか分からないのだけど、なんとなく傷は無ければないほうが良いし、大きいよりは小さいほうが良い、ような気がする。

出来ることなら傷も作りたくないし、出来るだけお金も払いたくない(自然でしょ?)
日本で手術したほうが良いのでは、紹介状を書いてもらって、国民保険を調べて…などなど母が調べてくれているのだが、日本ですると色々準備も後処理もいる様子。若干まだるっこしい。
香港なら時間のロスも、飛行機の重力負荷も無い。
そんなわけで、個人的にはここが香港で一番良い病院だと思っている「アドベンティスト病院」に聞いてみることにした。でも一般的な診療でも健康保険適用範囲を余裕で倍以上の診察代&検査代(つまり自己負担金額がべらぼう高くなる)。手術なんかしたら大変なことになるなぁと思って最後に回していたのだ。

日本語のお問い合わせデスクがあるので電話してみた。とにかく色々なことを聞いたのだが、親切に教えてくれた。

子宮筋腫があるんです。かなり大きいので切除するようにローカルの先生からは言われたのですが、従来の方法で切除を薦められました。出来ることなら腹腔鏡手術や膣式手術をしたいのです。
そちらで手術の対応は可能ですか。
ベッドや先生は空いてますか。
- もちろん手術対応可能、先生もたくさんいるし、ベッドも産科以外すぐ準備可能。

大体、おいくらくらいかかりますか。
- 入院自体はお部屋タイプごとに定額(HKD700-ほど)、ここに薬代、食事代等諸費がかかってくるのと、手術する先生へ手術代(HKD30,000-ほど)、麻酔医へ麻酔代(HKD10,000-ほど)、機材・手術室利用料(これは利用する機械や機材により大きく変わる)、各種薬代(麻酔代、点滴代、etcetc)

女医さん、ということで紹介してもらったSelina先生は、経験もあり、毎日この病院で勤務する先生の上に、隣の寮に住んでいるので何かあれば駆けつけ可能、夜遅くまで通常料金で受付してくれるし、診断もフェアな良い先生ですよ、とのこと。

というわけで、即予約を取って仕事帰りに診察に行ってきた。

受付をして、数日前に撮ったエコー写真も見せて少し話した後、まずは見てみましょう、ということに。
いつもどおり診察台に寝て、カラス口で確認、触診、その後は経腟超音波で内側からエコーチェック。
*経腟超音波のプルーブは、こんなサイトにのってます。
http://www.premama.jp/tokushu/check/023/index.html

 

初めて内側から確認。画像は割りとぼんやりしているのだが、どうやら筋腫の場所やサイズなどがはっきり分かるものらしい。

 

 

 

 

そしていつもの腹部エコー(コピーが悪いけど、大きさなどは上から見たほうが大きいらしい)。
ということは、球体なのかしら?

私が着替えている間に、先生は絵を描いて待っていてくれた。
子宮正常、内膜正常、子宮径正常。筋腫は背中側についてます。とても大きいです。

これは先生が描いてくれた絵。
←こんな風に、くっついてます。私の頭のシニョンみたいにw
この筋腫が動くようなら、腹腔鏡で可能です。
もし、動かなければ開腹して取り出します。
腹腔鏡の場合は、4箇所、12mmの穴を開けてそこから手術します。
筋腫を子宮から切り離す、これは簡単です。
切り取った後の子宮を縫い合わせます。
筋腫は取り出しますが、小さい穴なので、筋腫をドリルで円柱状にくりぬいて抜き出します。
手術時間のほとんどが、筋腫を取り出す作業に当てられます。
全身麻酔で行います。
私は腹腔鏡をすすめるけど、どうしますか?

ふむふむ。いちいち合理的。ヨクワカリマシタ。

えーっと、早いほうが良いよね。
1日、空いてるけどどう?
- えっと、いやいや、31日まで仕事ですから、もうちょっと後で。
だったら次は5日しかないわね。
- ちょうどいいです。お願いします。

先生がベッドの空き状況を聞いてくれている間に、母親に電話。

電話が終わったら、もう手術に関する書類も準備完了。
11/5、午後2時から手術です。
午前11時に病院に来てください。
午前7時以降は何も飲み食いしないでください。
前日の夜、浣腸してください。
これから毎日鉄剤を飲んでください。

手術って、こんなに簡単に決まるものなんだ!

ところで手術って、何時間くらいかかるのですか、と質問。
うーん…3-4時間くらいかな。
きっとずっと眠り続けて、おまけに夜までずーっと寝るんだろうな。

付き添ってもらったとしても手術が長引くとGの仕事には間に合わない。
でも付添い人は特に何も無ければ不要とのこと。
おまけに院内での着替えもいらないし、帰るときに着る服くらいもって来れば良いよ、とのこと。
へぇ~。日本とはやっぱりかなり違うね。

そういえば、お代はどのくらいかかるのかしらん?
先生から振ってくれた。なにか、保険などに入ってるの?
会社の保険のカバー内容一覧を渡す(中国語版)。
一つ一つ確認して、相部屋ならカバーできるわね、手術も大体この位、ちょっと機材の辺りがオーバーしそうねえ、でもここでカバーできるから…(先生のほうが詳しいので黙って待っていてみた)、そうね、大体自己負担はHKD5-6,000-位かな。
この保険、かなり良いわよ、とのコメント。
結局3時間を越える手術だけど、丁寧な看護がついて10万円以内の自己負担で済みそう。

そんなわけですんなり手術決定。
ほんとのことを言えば、長期の旅行などに行ってたっぷり遊んでから切りたかったけど、もしも何かあって開腹に時間がかかることを考えると、やっぱりさっさと切ってしまったほうが良い。