珍しくあたった

土曜日。
夕べは会社の創立記念(3ヶ月遅れだそうな)で食事会。
飲むと頭痛くなる赤ワインしかなかったのでほろ酔いで夕べは帰宅。
起きたらすっきり…かと思ったら結構むくんでいた。

まずは銀行。
会社の給料は小切手で支払われる。
ということは、小切手を持って自分で銀行に毎月行かなければならない。
おまけに経費(シンセンに行ったときの交通費など、割とかかる)も小切手支払。
であれば、会社の目の前の銀行に講座を開くほうが話が早い。

支店が屯門にあったので、行ってみた。
口座を開設したいんです、と頼んだら。
「香港IDはありますか? 住所証明はありますか? 何人ですか? 日本人、パスポートはありますか? 手薄量について理解していますか?」
…前回開設したときは、香港IDだけで大丈夫だったので、それ以外は持っていない。
やれやれ、出直し。香港に出勤した日のお昼休みにでも行くことにしよう。

屯門でジム、古巣でマッサージ、下午茶などした後、そのまま買い物。
よく着ているコート。日本に住んでいたときに既に愛用していたので、少なくとも5年以上は着ている。
薄手のキルティングで、外生地は風を通しにくいもの。裏起毛でそこそこ暖かい。

しょっちゅう着ているのでシーズン中数回は洗濯している(丸洗い可)。
破れ、ほつれや汚れはないものの、なんとなーくくたびれてきた。
まったく外見を気にしないGにまでクレームされる始末。

というわけで一念発起(それほどでもないか)、コートを買ってみた。
先日ダウンのロングコートを買ったのだけど、もう少し短い、薄いもの。ポリエステル製で軽く、丸洗い可能。

会計をしたら、抽選会があるという。
せっかくなので行ってみた。

くじ運ゼロの私。
しかし、珍しく下から2番で景品をもらえた。

景品は、「トイレのふたカバー」

おー、こっちに来てから使ったことなかったよ。
せっかくだから使うべぇ。
…でもこれをつけてもお尻は冷たいんだよね…

シンセンday

これだけシンセンに行ってる割には、なかなか時間が取れない。
日曜日、またもやシンセンへ。

まずは爪。春節なので、金色にしてみた。

次はお茶屋。
ストックがなくなってしまったので。
普洱茶(500g RMB200-)

大紅袍(500g RMB230-)

鳳凰単[扌叢](250g RMB150-)

そしてスーパーへ行ってお正月のお菓子など購入。

本当はもっとたくさん買い込みたかったのだけど、現金を使い切っちゃって…。

お昼は国貿駅付近の小さな店で牛肉面を。RMB9-

そんなこんなで日曜日までシンセンに出かけてみた。
そういえばパスポートはこんな状態に。

ヤルナー! 中国!!

鳳凰径11-12<香港4大トレイル、終了>

2007年6月末にウィルソントレイルからはじめ、香港トレイル、マクレホーストレイル、そしてランタオトレイルもこれにて終了。
3年半かかっているし、天気が悪かった場所にはもう一度行きたいと思っているのだけど、とにかく終わりは終わり、万歳。

前日夜は中国で新年会だったので深酒。
起きると8時過ぎ、のんびりシャワーを浴びていたらすっかり遅くなってしまった。

結局歩き始めは12時。引水道を歩き進めるだけなので、気楽。

引水道が終わってからは舗装がなくなったけれど、それでも何事もないままに貝澳という集落についたところでセクション11終了。

セクション12に突入。歩き続けると、次の集落、鹹田。
ここは海の見える一戸建てのお屋敷が多い。スーパーもない。散歩中のわんこがたくさんいる。…きっと皆さん車で生活しているんだろう。

この集落の海辺には「海の家」的な施設もある。更に海岸線沿いを進むとユースホステルがあるのだそうな。最寄のバス停から1km以上はあるはず。うーん、荷物を持っていくのは、いやだなぁ。
集落最後の家を過ぎると上り坂、そして山道へ。
とはいっても少々階段が続く程度、標高230mで頂上。三角点のところでお昼ごはんのパンをかじって休憩。

あとは、舗装道になったり山道に鳴ったりしつつもほとんど下る一方。
快調に進み、途中の東屋でちょっと海を眺め(犬を3匹もつれた人が休憩中だったので、なんとなく座れず)、そしてひたすらひたすら梅窩碼頭へ向かって降りる。

が、途中道が二股に。いつもなら表示があるのに、何も書いてない。

碼頭に向かうならまっすぐ、でも道の舗装が適当。左の道はバナナ畑に向かっているようだけど舗装がきちんとしている。
GのNokiaのGPSを信じ、左へ。

進んでいくと犬が吼える声がする。
かなりお怒りのご様子、一緒に人もいるから、と進んでみる。
すると畑仕事をしていたおじいさん、「どこに行くんだい?」「碼頭」「じゃ、ここを右に曲がっていきなさい」
後で調べてみたら、全く関係のない村に突入してしまった様子。おかげで139番ポストも確認せず、なし崩しに碼頭へ。

1番ポストも見逃していたので、碼頭の周りを2周もして1番と最後の140番をさがすものの、やっぱりない。
とりあえず下午茶をして、しまらないね、もうこれでいいや、とぶつぶついいながら帰宅。

*今後のハイキング計画*
ウィルソントレイルのセクション1-2はGと一緒に行っていないので、しんどいから行きたくないけど多分そのうち行くことになる。
Gは、1回行ったところはもう行きたくない、というので全コース逆走、ならいいかと。
茘枝窩にもとりあえずいつか行かなきゃ。
近所の海沿いのコースは行っておきたい。a-bikeを連れて行くのも良い。
しんどいので行きたくないけど、ウィルソントレイルセクション9、八仙嶺は天気のいいときにリベンジしたい。
マカオもぐるりと一周するコースとか、ないのかな。

今日のアルバム

シンセン仕事day

午前中は香港で仕事。

昼前に移動を開始、羅湖の「山小屋」でお昼
田舎ラーメン RMB25- おいしかった♪

しかし春節前、深圳駅前の警備がすごい。
2階などの細めの通路は封鎖してあるし、和偕号のチケット売り場へも通常の入り口を封鎖して鉄柵で長い長い列を作れるように準備している。
これはやはりしばらく羅湖は使わないほうが良さそう…。

午後は会社に行って会議、そして夜はマネジャーとの新年会。
以降とした店がどこもかしこも予約でいっぱいとのことで、結局いつもお昼に行く飲茶のレストランに行った。香港のチェーン店なので、安心だけどなんかちょっとつまらないような気も。でもおいしいし、明るくて清潔だし、酔っ払ったときには却ってこういうほうがいい気がする。
飲めそうな人が全く飲めなかったり、女性陣が全く飲まなかったりで面白い。
私は相変わらずついでもらった酒をひたすら飲み干し、出された食事をとにかく平らげる担当。
おいしかったー。
でもお腹壊したー(翌日のハイキングの後、ものすごい勢いでトイレに数回行く羽目に陥った)

シンセン仕事day

朝5時、ごそごそ音がして目覚めてしまう。
なんのことはない、Gが寝ないで起きていただけなのだが、とりあえず私は二度寝することに。
6時過ぎに起床、7時15分出発。

朝ごはんは例によってKFCにて。前回のコーヒーが結構おいしかったので、再度バーガーを頼んでみた。が、今日のコーヒーはおいしくなかったなあ… 酸っぱかったなあ…。

午前中は在庫整理などで体を動かし、昼は台湾式のランチセットで魯肉飯CNY29-をいただく。味はいいけど、1cmも透明な油が浮いているのが少々不満。やっぱり万象城方面に行くと、値段は高くなる。
やっぱり地元の人たちが行く店の方がおいしいし半分の値段。私はセルフスタイルで自分が好きなものが取れるのほうが好きだけど、香港から一緒に行くメンバーはシンセンで“アブナイ”ところで食事するのは嫌らしい。

午後は会議3時間。18時前にオフィスを出て帰宅。

鳳凰径9-10

とても久しぶり、手術後初めての本格的なハイキングに行ってきた。
偶然、難易度の低い場所だったこともあり、たいした疲れもなく(翌日の朝は全身が重かったけど…)。

まずは東涌へ。空港行きのバスに乗って家から1時間。
大澳行きバスで、水塘で降車。東涌でのんびりしたこともあり、9時に家を出たのに、歩き始めは11時半過ぎ。

水塘の堤防を歩いてわたる。大仏も後姿が見えた。
望遠撮影をさらに拡大。

堤防の反対側は崖になっており、懲教署(刑務所)が広がっている。
海が見えて、実は良いところなんじゃなかろうか…。

堤防を渡り切ったところでバス道からそれて右折。
早速寄り道、古代石刻を見に行くことにした。場所は懲教署のすぐ脇。つまりとにかく下り切ったところ。

いつもながら、なんか彫ってあるなー、という感じだけど、これも法定古跡。

牛さんもみんなでお出迎え。
 
全部で7頭。ちびちゃんの耳には番号札付き。大人にはなかった。

さて、やっとコースに戻って(いったん坂を上らないといけない…)、コースなりにいくと海岸。

靴を下ろしたばかりなので砂浜には行きません!

海岸までのコースは舗装道なのだけど、内陸に入るとやっと山道。
足の上でゴムがきっちり岩を捕らえている感じ。やっぱりでこぼこが磨り減ってない靴は良いなあ。

見晴らしも良くなってきたところで山肌を見ると、山火事の跡。

結構乾燥しているからね…(いや、50%くらいなんだけど)。ちょうどキャンプ場だったから、お客さんの失火かも。

海を見下ろしんがら、少々上下しつつ歩く。

お昼のサンドイッチをつまんでなおしばらく行くと、つぎの入り江が見えてきた。
← ここまで降りると

広い海岸。靴を下ろしたばかりなので砂浜には行きません! ちょっと残念だな~。
ここはキャンプ場なので、湧き水がそのまま出ていたり、道が砂だったりする。

コースはこの後階段を上っていって車道に出る。しばらく道なりに進めば「水口」という集落に出たところでセクション9終了。きょうはこのままセクション10へ。
水口にはお店の看板はあるものの、門も戸も全てが閉められているので何も入手できず。私はいいけど、Gは朝マクドナルドでバーガーをかじったきり。 …結局彼が次の食事にありつけたのは夜8時。

水口には先祖を祭るお廟、公園、移動図書館などがある。興味津々だけどいまは本が来ていないのでどうなるのかも良く分からない。ちょっと残念。

さて、セクション10。入り口はバス通り沿いに水口を過ぎて数百メートル行った場所。ちょっと分かりにくい。
森を上っていくと、見慣れた、でも見慣れない物体が左右においてある。さて、これは何でしょう?

ヒント。いつも見るのはこのタイプ。

正解は、お墓。もしくは骨壷、と言うほうが正確かも。
普段ハイキングをしているとお墓にはよく遭遇する。日当たりが良く、海が見える斜面、と言うのは好まれる埋葬先の一つなので。でも地下に骨壷置き場があり、上は写真入の石碑があるのが割と一般的。骨壷がむき出しで、それもコレだけ並んでいるのって珍しい(ちなみに、翌日、電車に乗っていたら近所でもむき出しの骨壷は見かけたので地域的なものというわけではなさそう)。
ちなみにこのお墓群は斜面にあるのだけど、どんどん上って行ったら埋葬したてで土が人型に盛り上がっている場所があった。さすがに生々しいので写真は控えて成仏を願ってきた。

さて、そんなお墓エリアを抜け、アップダウンを繰り返すと引水道に出る。 セクション10,11はとにかくこの引き水道を行く。つまり、ほぼ平ら、そして舗装道を歩く。ときおり樹の隙間から海が見える。

セクション10はとにかくコレを延々歩くと終了。

そのまま11に突入。なぜかと言えば帰りのバス停が11を1kmほど進んだ場所からスタートするから。
ここが離脱ポイント。

上の道がバス通り。

終わった終わったー、と戻りのバスを待つ。
思いのほかたくさんやってくるバス。
しかししかしどれもこれも「満席」 …後ろ、スカスカじゃん! 乗せてよ!!!
大澳から来るバスは臨時便を出すほどの盛況っぷりで、当然乗れない。おまけに梅窩からのバスまで満席。
ふきっさらしで、見晴らしは良いけど風が強い。幸いまだ日はあるけど、もうすぐ日が暮れる。

というわけで東涌に戻るのはあきらめ、逆向き、梅窩に向かい、フェリーを乗り継ぎ、電車に乗って戻ることにした。
後で数えたら少なくとも7台が満席と言うことで通過して行ったらしい。20分ほどしか待っていなかったのだけど、寒かったなぁ…。

全体の写真はこちら。

元朗散策

日曜日はGに付き合って元朗をバスで散策。
朗屏付近の古そうな村を通り抜けてみる。

村を見守る神様と、古いおうち(私よりも年上!)。

元朗公園の向かいのスタジアムは、天水圍ペガサス(プロサッカーチーム)の本拠地だそうな。

で、元朗公園には塔がある。塔は丘の上に建っている。というわけで、登る。

見所は、下の階で飼っている鳥たち。
同じほうを見てるのが面白い。

そして、上層階からの景色。

右の写真、色分けされてるスタンドのある辺りが、ペガサスのグランド(公共のものだけど)。

どんどん登っていたら、「閉館だよー」の声とジャラジャラした鍵の音と共におばちゃんが降りてきたので、最上階まであと1層登ればいいところで戻りを余儀なくされた。
ま、充分といえば充分楽しんだ。もう少し早い時間に行くか、もしくは違う季節にいくのもまたいいと思う。

帰りは久々に大鶏大(鶏のから揚げ)を食べて帰宅。

シンセン仕事day

シンセンに行く日は、早めに着けたら朝食を会社で食べようと思う(家を出るときはまだ暗いので、ちょっとだけ食べる)。
引越後最初の日以外はなんとか達成できている。
月曜日と今日はケンタッキー。月曜日のほうが良かったな、コーヒーが意外においしかった。

ちなみに会社の入っていビルは、出来上がっているものの中ではシンセンで一番高いビル。たしか70階建てだったか。もうじき出来上がる近所のビルに抜かされる予定…。

仕事が終わって、今日は散歩がてら老街へ。
ユニクロでダウンを見ようと思ったら、ポータブルダウン、という薄いハーフ丈しかなかった。普段だったらそれで問題ないのだけど、春節に湖南省にいくので、長い丈の暖かいのがほしい。Gはスキーウェアのような素材で、私が着るとひざが隠れるような長丈を持っているので問題なし。まだ2週間ほどあるので焦ることはないのだけど、どうも上司に聞いたところ、今年の冬は寒いので、香港では売り切れ続出しているとのこと。確かに香港人は冷房はかける割りに寒がりだもの…。
そんなこんなで、Gのために安売りになっているパンツを買っただけでここは終わり。

同じ太陽広場のPark’nへ。パンはここが結構いける。今日はパンコーナーの周りのロールケーキ(これはいまいちだった)やエッグタルト(買ったときにはまだ暖かだった。まだ食べてない)、そして初めて生肉を購入。夕食に使ってみるつもり。

街中で目に付いたもの。
爆竹の大きいものかな、と思って注目したのだけど、残念、違った。

サンザシ? ミニりんご? 飴がけで、ちゃんとビニールもかかっていた。3人見かけた。

そして、新情報(誰も期待してないって)
中国のパスポートの入出国のスタンプが変更になった(もしかして、シンセンだけ? まさかね)。

形は変わらず、入国は楕円、出国は四角。

多分磨り減ってしまっていたのだと思うけど、枠の内側に小さな数字などが書いてあるのも同じ(新しいものは、読もうと思えば読めるほどくっきり)。

大きな変更は、「年」の記載位置。

以前は入出国場所の下に、小さく2010などの数字が入っていた。
新盤は日付の右側に2011とくっきり記載。
いつ変わったのかは分からないけど、すくなくとも20Dec2010から10Jan2011の間の20日間(素直に考えると01Janかな~?)

上の中国辺防検査 が 中国辺検CHINAに変わったけど、これは漢字圏以外の国からクレームが来たのかも…。

しかし毎度毎度感心するのは、中国入国管理間のスタンプの押し方。きっちり隅っこから左、右、左、右と詰め詰めに押してくれる。
左のページの紺と赤い三角はマレーシアのものなのだけど、この赤の感じが余裕を感じたりする(重ねて押さないといけない国は結構あるようなので、重なっていること自体はそんなものかと思う)。

で、見て分かるとおり、私のパスポートは既に35ページ目までみっちり押されている(概ね中国なのだから、それはそれはきっちり押されているのだ)。有効期間はあと6年。絶対にもつ訳がない。会社に入ってから左ページの上半分(マレーシアが下に押したので、順々に上に押していっている)と右側が埋まっている。今日も往復しているので更に2つのスタンプが。

増補してもやっぱり足りないかな? ビザが必要なうちはこのパスポートを使っておきたいのだけど、やっぱり難しいかな~。

保険で少し戻ってきた

請求から1ヶ月と1週間、手術代が少々戻ってきた。

ここにも書いたとおり、香港で一番安心して受診できると思う病院=香港でほぼ最も高額の病院、というわけで、支払いは入院・手術代で122,957ドル。

戻ってきたのは
手術執刀医代 : 30,000-
ベッド代 : 3,991-
入院諸経費 : 18,000-
回診代 : 4,000-

合計 55,991-が振り込まれた。

負担が大きいのは入院諸経費、の部分。
手術室機材利用料だけでなく、麻酔医の先生への支払い、薬代、酸素代、着替え代などなどの「諸費用」がすべてここに入っている。
ちなみに、支払ったのは81,960-なので実に入院費用の2/3を占める。

支払われた額は、保険でカバーできる額のほとんど満額。これ以上もらうには、長く入院(でも薬をもらうと高くついてしまう)すればいいのだけどそんな必要もないし。あの時期に退院して、ひーひー言いながらバスに乗ったり、幽霊のように家でじっとしていたのも、結局良かったのだと思う。
Gも毎日来てもらって、やっぱり負担だっただろう。

まー、なんにせよ半分弱が戻ってきたので良しとしなければ。
ちゃんと仕事の開始には間に合ったわけだし、大出血したらしいけど生きてるし、お腹はえぐれなかったけど膨れたわけでもないし。
辞めた会社の保険でこれだけふんだくったわけで、文句言ったら罰が当たる。