入院11日目・お粥

5/6 Wed

水曜日はG の仕事日なのだが、先週に引き続き代講をお願いしてくれた。手配が済んでいるのなら私も気が楽、もちろん入るものは入らないし、G も調整大変なはずだけど。

さて、朝。重湯。少し薄目だったので頑張って飲んだ。

歯磨きして戻り、本を読んでいたら先生が来た。
お腹痛いよ、とは言ったが、良くなったでしょ?と言うので、んー?(少し痛みの間隔が開いた気がするので、まぁ良くなったのかな)、と返答。
昼から食事がお粥になる。
点滴とれた(針は刺したまま、必要があればまた使う)
その後1、2日で帰宅できる。

私としてはお腹が痛い(簡単に言えば水下痢が続いている感じ。傷は歩く程度では問題なし)のがイヤなくらい。
いい加減気持ち悪いのは髪の毛だけど、持ってきてもらったゴムでくくってあまり触らないようにする。

じっくり読書時間をとる。良く考えるとご飯がついてごろごろしていればいいと言うのは久し振り(昨年冬に日本に行ったとき以来か)でなかなか良い。

午前中は昼寝せず、お昼のお粥(豚肉と湯葉。食べたら疲れてしまったので休憩しながら食べきった)を食べ終わるとGJ が来てくれた。

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膝に乗せてもらってだっこしたり、手を繋いで歩いたり、30分もないのだけど、私の体力的にちょうど良かった。

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ベッドに戻ったら、どっと疲れ。お粥しか食べていないのだから動いたらすぐ電池切れになりそう。
1時間昼寝して、本を読んでいたら先生が来た。
お粥はどうだった?と言うので、問題ないですと返答。
じゃ、明日退院する?
…は?  ここまでの進みの遅さを考えると驚きの急展開。明日の状況を見て、ということにはなったが、私もお風呂に入りたいし、日本の米のお粥を食べたいし、素麺なんかもいいなと思うし、何よりJ と一緒にいられる方が良い。

お腹痛いのは?と聞いたら、治療は終わった、と。後はお粥食べてうんちするしかないそうな。

まずはG に連絡。私と同じく戸惑いが電話越しに伝わってきた。

次に、入院直前まで遊んでいた友達へ。するとすでに話がついていたのだが、とあるメイドさんが我が家に数時間来てくれることになっていた。私が帰宅する前に掃除をしてもらえれば、気持ち良く退院できるでしょう、と。

せっかくなのでお願いして、G にもその旨伝えたが、大変ご不満で必要ないと何度も言われた。でも汚いなと思ったらつい掃除してしまうし、しんどいのは私なのでここは押しきって対応をお願いした。

夕食。同じお粥。10年分の慣れが10日の絶食でリセットされたのか、ご飯の臭いがやはりきつい。でも食べないと明日出られない、と必死で食べきった。

そのあとがしんどかった。たぶん多すぎたのだろう、2時間連続腹痛。さすがに痛み止めと吐き気止めをもらった。なんとか吐かずにすんだが、食後3時間以上たっても満腹。22時までなんとかならないかあれこれ試したが、どうにも好転せず寝ることにした。