ウィルソン5-8+マクレホース

残業翌日朝9時、黄大仙集合。
我が家からはバスで1時間ちょっと。地下鉄と比べると時間はかかるけれど、乗換えがない分、少し楽、のような気がする。

会社の仲間4人で集まって、朝食後タクシーで獅子亭へ。
Gといくときはダイヤモンドヒルから歩いていくので、オトナだなぁと思う。

今回のハイキング、召集はボス。
ボスは早朝に油塘、つまりウィルソントレイルセクション3からスタートしている。
われわれは10時頃から歩き始め、どこかで会えるだろう(もしくは、走ってくるボスのグループに追い抜かされるだろう)、ということらしい。

私にとってはウィルソントレイルはずいぶん昔に1度歩いたきりなのだけど、セクション5はゆるゆる登って下る、セクション6はずっと水道の端を歩くので平ら、セクション7は山道のはずだけど、マクレホースのコースを行くことにしたのでこれまた林道をゆるゆる登っていくだけ、その後は城門水塘を行き、リードマインパスを下って終了、ということで割と楽なコース。

朝から小雨が降ったり陽が出たり。
かんかん照りも、雨も嫌なので曇り空で時々風が吹く今回の天気はなかなか好都合。
とはいっても湿度はかなり高く、台風の後だし雨だし、寒いかも、と半袖の下にノースリーブを着込んで行ったのだけど結局すぐにTシャツは脱いでしまった。

開始早々出てくる沙田の街。

お水を汲むおっちゃんと、その仲間のパチンコするおっちゃん(隠し撮り)

望夫岩は下から眺めるだけ。

しばらく進むと猿がわらわら出てくる。
仔連れの猿が多く、それを喜ぶ私と、サルを嫌がる上司と、チームは二手に分かれる(なので写真の端に写るのは上司たちばかり)。 

バス通りに出て、休憩するのかな、と思ったのだがそんなことは特になく、ウィルソンからマクレホースまで、バス停1つ分車道を歩く(トラックが多い道で、余り気分のいい場所ではない)

九龍水塘の堤防を渡り、金山へ。

ここも猿名所。
この子はドラゴンフルーツを食べている。

車にも乗っちゃう。
 

気になるのは、今回はやけに手足の不自由な子が多かったこと。
怪我をしたばかりの小猿もいて、無邪気に食べ物をねだりに来て心が痛む。
あげられるものはないし、あってもあげてはいけないし。
住んでいる地域によって、食べるものが少ないのか樹木の皮が丸向けになっているようなところもあり、BBQ場周りなどではやはり食べ物が多いのか猿達もちょっとふっくらしていたり。
小猿がやせ細っているのはいたたまれない。連れて帰りたくなるくらい。

山道に入ると(ウィルソンを進むつもりが、マクレホースに入ってしまった。最終的には近道だったのだけど)荃湾の街。
上司の住むマンションを眺めて休憩。

戦地跡を横目に見て、下っていけばBBQ場。

トイレを借りて一旦休憩。午後1時。

城門水塘のミニバス乗り場で待ち合わせ。
ここからは子供も参加。
先日深圳でご自宅にお邪魔したときに一緒に遊んだちびちゃん、とっても元気に歩いていた。
私のことも覚えてるって! でも「たいたい」って呼ばれて少々へこむ。
4時間歩いてきて、大人たちも結構疲れているとはいえ、ちびちゃんは一生懸命ついてくる。えらいねー。

肝心のボスとは連絡が取れない。
城門水塘から2時間半歩き、大帽山の入り口(ウィルソン7終了地点)でトイレを借りてしばらく待ってみたけれどボスは来ない。
電話も通じない。
空は台風の影響(次の台風がやってきたのだ)で雲が重い感じ。

用事のある人もいたし、雨が降るのもいやだし、ボスは待たずにリードマインパスを下ることに。
大きな石があって、滑りやすくて歩きにくかった記憶があったのだけど、今回は慣れてきたのかそれほどではなく、てくてくあるくうちに下の村までたどり着くことができた。
さすがにちびちゃんは石段の段差も大きく難儀していたけれど、私と用事のあるメンバーはちょうど来たミニバスに乗って一足先に帰宅。

10時から16時半まで、20kmほど。
うんざりするほど疲れたわけでもなく、虫が多かったわけでもなく、暑くてへばったわけでもなく、夏のブランクを取り返す足慣らしとしてはよかったかもしれない。

あ、もちろん翌日は筋肉痛。
足の付け根、ふくらはぎ、背中、腰。
普段走っているメンバーと一緒に歩いて、とりあえず足を引っ張ることもなかったのでまぁいいかな、と。

写真

Wilson Trail-9-10踏破

長きに渡るWilson Trailへの道、今回が最終回。
前回の最後は9の途中で離脱したため、今回はその続きから。
 
腹ごしらえをして粉嶺駅前から小巴に乗る。15分ほど待ったか、とにかくバスが来ない路線だ。到着後遥か彼方の山を仰ぎ、ラベンダー縁を抜けて20分歩いて。
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やっとスタート地点、ダムのほとりに到着。しばらくはダム沿いの平らな道。サイクリングで来て、釣りをする人も。
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しかしそんな楽な道も長くは続かない。山へ突入。
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直角に曲がって更に登る登る。振り返ればスタート地点のダムが見える。
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あまり人が来ない場所なのか? 若草が生い茂っている。天気は時々日が差したり。むわっとした暖かさ。
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やっと階段を登りきって水場で休憩。
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やけに山が続く。当たり前なのだ、Trail9の目玉は「八仙嶺」。この連邦までたどり着くにはとにかく登っていかねば。標高500mを越えた辺りから風が強くなり涼しくなってきた。
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なんだか変な看板だと思ったが、本当に切り立った崖なのだ。これは落ちたら死ぬ。
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疲れてきたので休憩。向こうから来た人を避けるのに夢中になってすっかり表示を見落とす。望遠で撮影。
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最高峰?の黄嶺到着。ルートにないけど、やっぱり登ってみなければ。上には三角点、向こうには吐露湾が広がる。…見えないけど。
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まだまだ!
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ひたすら登って降りて、登って降りて。もう余裕が無い。廻りは白いし、寒いし。
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時折看板を見かける。何かと思ったら、「このコースは草が茂って危ないですよ」とか「上級コースだから気をつけてね」とか書いてある。
どんなコースか覗いてみると、もう誰も通ったことがないような獣道、崖を下りていく道だったり…。もちろん、進まず。
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やっと標識版から「八仙嶺」の文字が消えた。次の山からはまさに八仙嶺の尾根を行く。
同じような写真なのは、手抜きではなく本当にこんな感じで同じような高さを上り下り上り下りしていたわけで…。かーなーりーばてている。
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やっとのことで8つの山に登りきる。ここにも三角点。そしてここでTrail9終了。・・・って山の頂上だって言うの。どうやっても山を降りねば帰れない。
しばらく休憩して、景色などを見て。いや、見えないのだけど。
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気を取り直して下山。このとき既に16:00。とにかく下り続けるコース。全長6kmほどのTrail10のはじまり。
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ここは左折。・・・右に行けばもう少し早く帰れたのかも。
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なんだか薄暗いのでずっと早足で(といっても疲れているし足場は悪いして、それほど早いわけではないけど)。廃墟を通る。横山脚下村、そして横山脚上村。
どちらも完全に廃墟。人の気配もないし、植物が残った壁などを覆いつくしている。
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村を抜け、何もみるべきものがないままにとにかく「鹿頸」を目指しどんどん下山。
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薄暗くなりかけている中をとにかく歩いていると奇妙な看板に当たる。
鹿頸真っ直ぐあと750m。南涌左に曲がって2.75km。そしてTrailは左折を指示。目的地、南涌に変更。10cmも笠のあるきのこなど眺めつつ、ひたすらの下山。
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普通の舗装道になり、歩き出すとヘリポート。確かに何かあっても歩いていくのには時間がかかりすぎる。
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後は降りて降りて標高50m位か、終了。
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フラッシュをたくと、なんだか外は真っ暗みたいだけど実はそうでもない。
村の脇の真っ直ぐな1本道をとにかく延々バス道に向けて歩く。
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バスどおりから村に入る道にはTrailの表示もあり。こっちから歩き出すとずっとのぼりなのでしんどいだろうな。
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18時を過ぎてかなり暗い。小さいバスを15分ほど待ち、粉嶺まで戻って、夕食も食べて21:00帰宅。

元日の出来事-WisonTrail8-9(途中)

夜更かししたので少しゆっくり起床。
小巴、東鐵、と乗り継いで大埔墟、そして小巴にのって前回の終了地点W090まで到着。
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村の中を歩く道。法定古跡などもあってちょっと面白い(陶磁器を焼いていた村の跡地らしい)。
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この村はやけに果実が目立つ。特にバナナ。そこらじゅうにある。パパイヤも。
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村をぬけると少し登り。見晴らしは割りと良い。
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水辺。透き通って小さな魚もいた。
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普通の車道を歩く、らくらく散歩道。
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ここから下り坂へ。廃学校など、ちょっと寂れた感じ。
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高速高架下を抜けるとやっと下界? タクシー&小巴ロータリー。見たのはタクシー1台のみだけど。
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川沿いを歩き、東鐵したトンネルをくぐり、東側へ出る。古い屋並が残っている。
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さて、ここからやっと山登りに入る。とはいえしばらくはお墓の横を登っていくのだけど。
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この山登りを始めてから、やっとすれ違ったり後ろから抜かして行ったりする人が出てくる。
触れ込みどおり結構きつい登り道が続く。途中でパンをかじって一休み。天気も晴れて暑くなってきたのでノースリーブになって歩く。
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登りきると大埔から上水らしい場所まで見える。一休みして尾根を降りたり登ったり。
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最後の登り、いったん降りて50mほどを階段で登るらしい。しんどい!
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やっと到着!! 吐露湾一望。この九龍坑山(クラウディーヒル)でなんとセクション8、終了。ここからは戻るか、9に突入するか、どうやってもそれしか道がない。
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さて、セクション9.地図によればしばらく行くと水塘があり、そこで途中退出できるらしい。でもそこを逃すと延々山の尾根を歩き続ける地獄のコースになるらしい。
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なんだかのんびりした道をだらだら下る。車も時折通る。車が来るときは、歩道がないので壁にちょっとよじ登ってみたり。
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休憩所にて少々お休み。内部の地図にも、セクション9を最後まで行くか、もしくはこれから向かう水塘で抜けるか、どちらかだ、と明記されている。
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目指す水塘と思しきものが見えてきた。だんだん寒くなったので長袖を着なおし、毛糸の帽子をかぶって防寒。
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どんどん下る。途中分かれ道に表示がない場所もあったが、なんとか正しい道を選ぶことが出来たらしい。
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さぁ、やっと水塘に到着。今日はここで終了。正味5時間15分。
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日も暮れてきて、小巴で帰ろうとする…とここでもトラップ、小巴45分待ち。すっかり冷え切って帰宅。
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さて、明日から仕事。

Wilson Trail-7

2日続けの外出、今日はWilson Trailの続き、第7段。
前回の終了地点まで、MTRとバスを乗り継いでいく。
バスは大体15分、徒歩で25分ほど。出発地点に着くまでに時間がかかって既に正午を過ぎてしまう。
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お天気はうす曇だったりもしつつ割りと良い。今回は猿の痕跡は見たものの、本物は見ることがない。淡々と歩く。
コースの最初はダムの周りをぐるりと歩くコース、大体5kmほど。
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今回のコースは10km超。でも難易度は低いコース。あまり急なスロープや階段がない為かと思われる。
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若干紅葉も見られるものの、林道のようなところを延々歩く。隙間から時々ダムが見える。
↓ここはパイナップルダム、という名の堰らしい。このあと望遠で撮影してみたが、別にパイナップルがあるわけではなさそうだった。
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とりあえずほぼ平らな道を歩き続けること1時間以上。いい加減疲れたので、水の見えるところで座ってパンをかじって栄養補給。
この平らな道、実はジョギングコースもかねている。実際には走っている人には一人も会わなかったものの、全長5024mとのこと。
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ジョギングコースが終わって、車道に出る。とはいっても一部かなり急なスロープがあり、車で上り下りするのはちょっと厳しい気もするけれど。
これでダムともお別れ。坂を下ったところにある休憩所で一休み。ここでパンを食べればよかった。失敗。
PICT9186 PICT9191道の看板は頻繁に見かける。
腰を上げ、ゆるゆるした坂を上っていく。坂を下ってくる黒いものがある。
だ!! …実は道路にはそこらじゅうに黒いべったりした動物の痕跡があったのだ。気になってはいたものの、出会ってしまうとは。
PICT9194PICT9195PICT9196PICT9197PICT9198こんなに接近したのに、彼はとっても静かに車道の端を歩いて去っていった。
そして道はゆっくり、でも間断なく上り続ける。
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しばらく行くとピクニック場所(座って食事が出来るスポット。バーベキュー場のように火をくべる施設はない)がいくつか続く。
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なおも進むとキャンプ場などが出てくる。
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坂道を登っていたのも1時間以上。ふと開けたところに出る。最近平行しているMaclehose Trail7-8段の入り口らしい。
なぜか向こうのほうがいつも立派な門などがあるのだ。Wilsonが終わったらMコースに行こう。
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しばらくトイレ休憩などして動き出す。まだ坂が続く。遠くに大帽山が見える。Mコース8段は、この香港で一番高い山を登るコースなのだ。
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次の標識が見えてきた。 PICT9238 ・・・Wじゃないの? あわてて地図を見る。どうやらトイレの脇の小道を入って、下がっていくのが正解だったらしい。引き返す。 
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時折紅葉樹があってなんとなく得した気分になるものの、とにかく歩きにくい階段をひたすら降り続ける。
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なんと40分以上の下りコース。長い。この後は車道に出て、これでもかと続く下り道。 
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日が暮れてきた…。
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新屋家村にミニバスが来るのだが、ここで7段終了、のはず。
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と思ったら、ミニバスが満席で乗れず。結局大埔墟駅まで歩く。思いのほか長く歩いてしまった。
 
息が上がったり、水をがぶがぶ飲むほどしんどかったり、ということはないけれどなんだかくたびれたハイキング。
 
前回までは各コースの最初と最後に交通機関があったので、コースの区切りどおりに一日を終えていたのだけれど
今日もスタートするまでに時間がかかったし、終わってからもいまいち不便で次の8段の90番まで通ってしまう始末。
PICT9302 次回からはどこからスタートしてどこでやめるか、公共交通機関の駅とリンクしていないようなので地図を見ながら検討中。

Wilson Trail-6

行山、第7段。Wilson Trail、セクション6。
猿山といわれる金山公園からスタート。
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PICT8834 PICT8842 PICT8838いきなりサルがヒトに群がっている。リンゴやミカンなどもらえて大騒ぎ。
 
 この車道をすぐに離れ、九龍水塘沿いに西へ向かう。
長い階段が続く。一応今回は「難しい」コースらしい。
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時折半端な手すりはあるが、ほとんど舗装無しの山道。足には優しいと思う。
 
せっかく登った山、少し下りていくと沢に当たる。
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やっぱり水があれば猿は集まるらしい。頭の上をけんかしながら通り過ぎて行く猿がたくさんいた。
 
少し視界が開ける場所があったり、休憩できる場所があったり(その全てが既に誰かの昼食場所になっていたので休めなかったけれど)。
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紅葉も数枚の葉だけ、あったりする。
 
ここから右折して北上。
またしばらく階段を登る。日本のように坂を上る場所はほとんどない。楽なのか、不自然なのか、却ってきついのかもうよく分からない。
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大きな岩が張り出して、ちょっと山道らしく良い感じになったところで—
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猿大群と遭遇。蚤取りシーンもなかなかほのぼので良いなあ。
 
ここを過ぎると車道に出る。といっても公共交通機関はなく、マイカーかタクシーで来る場所らしい。何のために? もちろん、猿を見るために。
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我が物顔、とはまさにこのこと。ゴミ箱から何か引っ張り出したり。腰ぎんちゃく君はいつもボス一緒にいるし。
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車道を下っていくと、また山道に入る。ここからは若干急な登り階段。
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もちろん自転車通行は不可。階段の真ん中でもかまわずに蚤取り中。
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ここのところずっとそうだけど、遠くの建物など、肉眼でさえ余りよく見えない。大気汚染か、はたまた湿気のせいか。
 
階段をどんどん下りていると遠くに山が見える。げ。もしかして、あの山を登る!? しんどそう…。
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という思いをよそに、道はどんどん下る。小さな水場があって、上のほうで樹がざわざわして、でも山と違う方に向かっている気がする。
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PICT8940 終了。PICT8942我々は九龍水塘からきたのだ。
 
Trailの終わりはBBQ場で、かなりにぎわっている。その中を通過し城門水塘、という名のダムに出た。
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しかしこのダムから帰りのバスまでが遠いのだ。BBQ場所とダムの脇をぐるりと歩いて、なんと1時間かかった。
バス停には「野生の猿にえさをやったら最高罰金10000ドル」との表示も。
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MTRのある荃湾まででて、帰宅。
 
おまけ。北京五輪キャラ。
PICT8982躍動的・・・

Wilson Trail5

やっと日曜日の休み。
天気は午後から若干曇り空、でも続きを歩いてきた。
 
Wilson Trail5。
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7.4km、2.5時間。コースは平坦で簡単、だそうだ。
 
…終わってみて。実を言えば、この地図にたどり着くまでが一番しんどかった。
前回終了した地点から始めるわけだが、ここが慈雲山の一番北側から山を登ったところ。
山の上に住んでいる人のためのバスはあるが、これには一般人は乗せてもらえない。
しんどかった…。
 
そんなかんじなので、ここからはほとんど平坦。
だらだら山道を歩いていく。
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遠くに大圍だか沙田だかの町が見える。
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標高100mほど下がったところでいったん休憩。
すっかり秋めいて、ススキのようなイネ科の植物が目に付く。
更に下がっていくと水路と平行した道。
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ま、水路といってもしばらく雨が降ったわけでもなく水溜程度の水路。
写真中央の岩は、幅10mほど、大きなハート型だった。
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所々水が染み出している。滝というほどものもではなく、湿っている感じ。
道はただただ延々と平らに続いている。
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ときおり休憩所もある。昼食時なので、整備をしている土木のおじちゃんたちがご飯を食べている。今はまだ落ち着ける場所ではないけれど、きっとそのうち居心地のいい場所になるのだろう。
さて、遠くの山のてっぺんに岩が突き出ている。このルートのハイライト、「望夫石」だ。
…とか言いつつ、Wilson Trailはこの石、ルート外なのだ。あまりに平らでつまらなかったので寄り道をすることにした。
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中央写真の真ん中を通る道、それが歩いてきた道。かなりきつい階段を、結構登ったところにある。
この岩の言われは ・・・ 海外に働きに行った夫を待っていた奥さんと小さなお嬢さん2人。
あまりに遅いので山に登って帰りを待っていたところ、気付いたら岩になっていた、というあまりにも気の毒な話があるらしい。
 
しばらく風に当たった後、同じ道を戻ってWilson Trail再開。
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あまりに同じ道が続く。
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鉄塔の真下を通ったり、ライオンロックトンネルの真上を通ったり(写真中央は料金所と思われる)、少々イベントはあったもののまったいら。
つまらなーい!お腹すいたー!!(珍しく何も食べるものをもっていなかった) と騒いでいたら、名物に遭遇。
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猿だ!!! 2頭で、無心に道路に落ちた節分の豆のようなものを食べている。
よく分からない建造物や、水路(本当にずーっと水路に平行した道を歩いている)野中の魚を見たりして気を紛らわせる。
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樹に生えているキノコ。私の手が届くくらいの高さまで、すっかりむしられている。…猿だな。
3つ目はすっかりおびえさせてしまった猿。近づきすぎてしまった。
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実は結構猿はたくさんいるようで、進むほどにぞろぞろ出てくるようになった。小猿もたくさんいた。貧相な感じがまたかわいい…。
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一応、猿との接し方(じっと見つめてはダメ、とか)の看板もある。
この水路沿いの道、車が走れる程度の幅はあるもののバーが降りていて、その鍵はかなり頑丈に出来ている。歩いているうちに3台ほど通り過ぎて行ったけれど、1台も戻ってこなかった…ちょっと不思議な感じ。抜ける先なんてあったかな??
 
というわけで歩いたのは Wilson Trail5、だけど獅子山郊野公園。次は金山郊野公園らしい。そこは猿出没のメッカらしい。
距離は長かったものの、ほとんど上り下りがなかったのでらくらく。お年寄りが多かったのも納得の道だった。

Wilson Trail4

今日も良い天気。
続きを歩くことにした。
ミニバス、大きなバスと乗り継いで、井欄樹まで到着。
 
するとリュックサック、帽子、短パン姿の男女が勢いよく地面を鳴らしながら走ってくる。
数人かと思ったらいつまでも続く。
進んでいくとポスターが貼ってある。
12時間42kmマラソンの参加者らしい。
コースは前回のWilson Trail3から8の途中、大埔まで。
それはしんどそうだな…。
 
今日はスタートが早かったので我々が「4」のスタート地点に着いたのが9:30。
「3」は歩いて3時間くらいなので、きっと目の前を過ぎていったグループは7時くらいからはじめているのだろう。
 
廻りの人は結構ぴりぴりしていて、ぜいぜいしながらもどいてどいて、と走っていく人多数。
そのくせ道はやっと一人分しか幅がない部分も多く、のんびり歩いていきたい我々としては先に言ってもらうべく端に避けてやり過ごす。
小川があったり、村を抜けたり、お墓があったり。
気がつけば道端にしゃがみ込んで人に取り囲まれているので振り返ってみれば、鼻にガーゼを当ててTシャツを上から下まで血で染めていたり。
下りの階段で転倒して、鼻でも折ってしまったのかな…?
 
しばらくアスファルトの道。
休憩所が点在し、バナナ、梨、ポカリスウェット、水などを配布している。
ついもらいそうになるけど、イヤ、私は参加者ではないのでじっと我慢。
犬の訓練所の横を通った後、また山道に入る。
 
ここからは結構きつい。
とにかく真っ直ぐ登っていく。
もちろん時折休憩できるような道幅の広がっているところはあるのだが、それでも登っていけば登っていくほどばてている人がしゃがみこんでいて、かなり通りにくい。
道も階段が続く狭い道で、もちろん遮るものもなく、数人は真っ赤な顔をして目の焦点があっていなかったので熱中症にでもなっていたのかもしれない。
何はともあれ登りきって、ススキが群生するなか岩に座って風を受ける。
しばらくぼんやりした後、マラソンの人の切れ間にもぐりこんで続きを歩く。
さすがにもうだれも走らない。
 
次の休憩所の後はずっとアスファルト。
緩やかに登った後、緩やかに下り続けて慈雲山の北ノ山のふもとまで降りれば「4」は終わり。
食事をして、ダイヤモンドヒル間で歩いてミニバスで帰宅。

Wilson Trail 3

10月7日晴れ、日曜日。
かねてより約束していた友人と一緒にWilson Trailの続きを歩いてきた。
 
旺角から赤いミニバスに乗って油塘へ。
本来はMTRひとつ手前の藍田から歩くべき、らしいのだがどう見ても車道に沿った道、あまり面白くなさそうなので却下。
 
油塘には大きなバスがたくさん停まっている。
警備の人(警察官と思われる)も多い。
どうやら中秋節でお墓参りをする人が、油塘からバスに乗って山の裏側にある墓地へ向かうらしい。
坂道を歩く私たちをローギアべた踏み状態のバスがのろのろと抜かしていく。
タクシーとバスしか通らない坂道を登っていくと、やっと車の通らない山道に入る。
 
山の周りをぐるりと歩くと砲台山頂上が見えてくる。
「砲台」があった場所らしい。上まで登らず、見上げながらぐるりとまわった後次の山へ向かう。
 
と、一面の小さな建造物が見えてきた。
なんだなんだとおもたtら、東向きの斜面一面のお墓だった。
山のかなり上のほうまであるので、お墓参りは大変そう。
そういえば『お墓参りように山にエレベータを設置しよう』という運動(?)を聞きかじったことがあるけれどどうなったのだろう?
ともあれ、そのお墓のすぐ脇を通って次の山。
 
コース表示はこの山まではかなり詳しく(というか、むやみに表示が多い。20m間隔で書いてあったりする)あったのだが、
一旦この山を下りたあと、車道を渡って(ここは全く表示がなく続きを見つけるのが難しかった)登りだした五桂山は本当に普通の山、という感じ。
表示少な目。
…自分では気づかなかったけれど、すっかりコースを外れていたらしい。
標距柱を2つもスキップ。
戻るほどのこともないのでずんずん続きを歩く。
 
このあと山道は終わり。
車道や村の中の道を行く。
小さな集落を3つほど超え、川沿いに歩いていくとバス通りにでる。
どうやら地図によるとここが終点。
でも全くその表示はなく、次のコースに向けて歩いてみたりしたのだが結局分からず終い。
次回、Wilson Trail4を歩けばわかるはず。…きっと。
 
その後はバスに乗って、海水浴場を見物して(一瞬だけしか滞在せず)帰宅。

Wilson Trail-2

Wilson Trail第2段。
友人と行く予定だったものの、急な変更。
友人を送りに空港へ行き、その後MTR、バスを乗り継いで黄泥湧へ。
陽明山荘まで登り、左。
 
Wilson Trail、第2段。香港トレイルと同じ道程、それほどきつくないのかな、と期待。
例によって階段を登っていく。
左に大潭のダム紅山のマンションが見えてくる。
息を切らして登ったところ、30分もかからずに頂上到着。
展望台から九龍半島側を見回す。
紅磡から旧空港、MEGABOXの赤いビル、油塘辺りのマンションまでぐるりと見渡せる。
しばらく休んで、続きを進む。
 
ひたすら下りの階段。腿辺りが結構きつい…。
がけ崩れの工事現場の脇を通る。危険、の標識。当然だけど、入る気は無い。
登ったところで2手に分かれる。
まっすぐ行くと更に丘を登るらしい。
標識を良く見ると、まっすぐは、香港トレイル。左に曲がるのがWilson Trail。
初志貫徹で左折。
 
しばらく尾根に沿ってほとんど起伏の無い道を行く。
走ってくる人に道を譲ったり、登ってくるおじいちゃんを待ったり。
しかし今日は天気もそこそこ良い(風が強く、時々雲が出るのがまた良い)。
前回に比べると驚くほど大勢の人とすれ違った。
西洋人も香港人も。道を走り抜ける人、日よけに雨傘をさし続ける人、さまざま。
 
周りの草むらで何かが動く。
ドキッとしたものの、ちょうど他の人もいたし、気にせずに通り過ぎる。
しばらく歩いて正体が分かった。
大きなトカゲだ。尻尾の先まで30cm以上はあるだろう。
なかなか立派な体格、少なくとも3体見かけた。
 
また丘を下ろうとすると、不思議なものが目に入る。
黒い杭が何本も立ち、小さく見える建物が真ん中にある。
よく分からないながらも近づいてくと「小馬山橋」という立派な石の標識の出た、2mほどの長さの小さな橋が出てきた。
渡ったところにある看板、そこにあったのは‘ラジオステーション‘。
それでこんなに電線と杭が立っているのか、と納得。
 
道なりにいくと水音が聞こえる。
当然か、さっき橋を渡ったっけ。
汗でべとべと。手を洗い、ウェットティッシュで足や腕を拭いて一休み。
 
この辺りで私の地図は切れている。
次のページをめくると、そこにはゴール付近の道が書いてある。
バス停を調べるための地図だから、山の道が詳しくなくても仕方ないけれど。
 
とにかく道の通りにまっすぐ進んでいくと、子供の声がする。
トカゲはともかく、こんな山の中になぜ子供!?とどきどきしていると、なんのことはない、保護者同伴、山の周りを歩く会だったようだ。
かなりの大人数で階段も道もふさいで休憩している。
近づいていくと道を作ってくれ、左を指す。
 
その道、進めど進めど、ずっと平ら。
標識が出てきたので立ち止まると、町に出る道はなんと右に行けばよかったようだ。
平らだから苦にはならないけど、がっかりしながら進んでみる。
先ほどの団体から3分ほどで「道路」に出た。
 
あれ?こんなのでWilson Trailって終了?
拍子抜けして、道の脇の地図を見ると…なんと!
折り返してきた、あの道、そのまま進んでいくのがWilson Trailだったようだ。
表示も無いし…引っかかってしまった…。
 
もう一度地図を見ると、道路を下っていくと、再度Wilson Trailと交差するそうだ。
山の方はほとんど起伏の無い道のようだ。さっきのところまで戻るのももういやだし。そのまま進むことにした。
 
下っていくと、なんとものどかだ。
BBQ場がいたるところにあり、公園、トイレ、広場、そこには子供も大人もお年よりもいて、のんびり休日を満喫している。
ゴミ収集車の巡回もあり清潔に保たれている。
トイレも臭いはどうにかして欲しいけれど、清掃だけはきちんとしてあった。
 
10分ほどだらだら下ったところだろうか、植物径、と大きく書いてあるが地図にはWilson Trailの続きであることが表記されている小道がある。
これまた地図を見ると、ほとんど平らに近い。
とはいえ、贅沢はいえない。進んでみる。
 
樹の名前や特徴の紹介立て札がたくさん立っている。
樹屋のような、建物を木が壊した感じのする廃屋もある。
ここはなんだったのだろう、と思いながら進んでいくと異様な広さのBBQ場…ではなかった、戦時中の炊事場に出た。
すでに草の方が買っていて、もちろん炊事はおろかBBQも出来ないような有様だけれども、かまどだけで40-50はあっただろうか。
兵隊さんの食事を作っていたのだろうと思ったら、日本兵が攻めてきたときに香港に住んでいた人の避難場所だったようだ。
このような炊事場は2つあり、ハイキング客がお弁当を食べていたり、今ではやっぱりのんびりしているものの少々複雑な気分になる。
 
そんなわけで最後はだらだらとハイキング終了。
ところで。
このWilson Trail、地図がある。
最初と最後の方にあったもの、両方を撮影した。
*最初のもの(山の上、陽明山荘の脇)
 全長  6.6km
 所要時間 2.5時間
 
*最後のもの(植物径途中)
 全長  2.5km
 所要時間 6.6時間
 
ちなみに植物径だけで1.1km、とのこと。
結構休憩を取った私で3時間かかっていないのだから、まぁ陽明山荘脇のほうが妥当かな、と。
どちらにしても「きつい道程です」との表示あり。
 
もうひとつ。
Additional、MTR部分は4.5kmという表示がある。
探した。
分かったこと。
このWilson Trail第2段、海を越えた藍田までを指している。
もちろん歩いていけるわけではないけれど、次の第3段は九龍。
 
九龍サイドは、話によるとそれこそ山賊が出たり危険らしいので誰かと一緒に出かけようと思う。

Wilson Trail1-2

性懲りもなく、Wilson Trail。
もちろん先週リタイアした場所から。
 
天気は曇り。暑くもなく、直射日光もないなら良いかな、と思う。
ミニバス、スターフェリー、6番バスを乗り継いで浅水湾へ。
 
山道に入るとごうごうと音がする。水が流れている。大量に。
しばらく行くと登るべき階段に水が流れている。
一抹の不安。でも、先週の地点まで戻ってみる。
 
水の全くなかった水路は満たされ、ダムに向かって勢いよく流れている。
とにかく出発。天気は、晴れ。
 
山と山の間なので、もちろんいきなり登りから。
階段や泥道をどんどん登る。
後ろを見るとダム、第1の山、浅水湾などが見える。
風が吹いて気持ちが良い。
 
階段の幅もあり、平らな部分が出てくることもあってかなり上りやすい。
どんどん登ると右側にあったダムが全容を現す。
大きい。今度はダムの周りを歩くもの楽しそうだ。平らだし。
 
雨上がりらしく、道はぬかるんでいるし、虫は活発に動いているっけれど気分の良い道。
昔々見たことのあるハンミョウが道案内をしてくれる。
小さな蜂さえエメラルドグリーンでとても綺麗。
 
しんどくなる前に頂上らしきところ到着。
きっと暑くなかったのが良かったのだろう。
下っていくと中環、金鐘あたりが見え始める。香港島、縦断にはもう少し。
WilsonTrailの「2」は陽明山荘から太古までの道。
疲れきってもいないので折角だから行ってみよう。
 
さて、のんびり下っていくとかなり天気が厳しくなってきた。
蒸して暑い。と思ったらぽつぽつ降り出した。
足元はすべるし、レインコートを着てみることにした。
 
とにかく陽明山荘まで戻れば雨宿りも昼食も出来る。
少し急ごうと思うものの、なかなかそうも行かない。
相変わらず雨は降り、雨足は更に強まってきた。
 
やっと道路が見えてきた。
既に豪雨。
いまさらリュックサックの中から傘を出すことも出来ない。
雨宿りスペースは…既に人がいる。
陽明山荘まで行くしかない、かな。
 
と思ったところで足が滑った。
4段頭からまっさかさま。
ズボンはびしょびしょ、左弁慶をすりむき、右膝を打ち、右腕内側をすりむき打ち身。
ふー。痛い。
 
陽明山荘までとにかく歩いて、お手洗いを借りて着替え。
ジムに行くつもりで持っていたスパッツとTシャツになる。
下着まで濡れたので持っている限り全部取り替える。
買い物をしてビニール袋をもらって濡れたものをしまう。重い。
パンをかじって雨待ち。1時間たったがまだ止まない。
レインコートもビニールの中へ。
傘をさしてバス停まで戻り、乗り継いで帰宅。
 
久しぶりにお湯をはってお風呂に入った。
ぬるくなってしまうけれど、やっぱり気持ち良い。
 
そんなわけでWilsonTrail1、踏破。
次は2、かな。