湖南春節旅行2011-03Feb

今年の春節旅行は湖南省。
初めて参加する油麻地旅行社のツアー(申し込みは何度もしたことがあるものの、常にキャンセルされてしまったので参加できたのは今回が初)、他社よりもぐっと安いこともあり、どんな内容なのかちょっと期待(もちろん面白いことが起きるように☆)。

朝8時のフェリーに乗るため、7時に中港城で集合。
フェリーで南沙へ、概ね2時間ほど。港では盛大に爆竹でお出迎え。

こちらは、私がパスポートチェックを受けている間に到着したフェリーのために準備してあったもの。すごい音だった。

バスで広州南駅へ移動。到着は11時前。
今回のツアーは総勢43名、油麻地が主催する今年の春節の旅行団の中で一番大人数だったとのこと。
添乗員の阿Lingはベテランと思われ、終始用意が良く好感が持てた。

駅は空港のように広く、セキュリティチェックも結構念入り(でも機械的)。
お店はMドナルド、真功夫、コンビニ+コーヒー店くらいしかない。
Mドナルドは、人ごみと値段にノックアウト。フィレオフィッシュセットが34ドルっていったいなんだろう?(春節価格だったのかも。帰りの長沙南のMドナルドでは20ドル台で販売していた。やっぱり混んでいたから買わなかったけど)
コーヒーもスタバ並みのお値段。パンも売っていたけどこれまた香港並みの値段。あんまりおいしそうではなかったのに。
そんなわけでとりあえず真功夫で丼的なものを買って、車内でお昼ご飯にした。ツアーメンバーがどうしてたのかは、この時点ではメンバーの顔が分からないので不明。

長沙南駅には2時間半程度で到着。みんなで集合して、トイレへもぞろぞろ行って、バスに乗り込む時もスーツケースを貨物室に入れて、などなど人数が多ければそれだけ時間がかかる。

ガイドの大河(男性。苗字が「河」さんなんだと思う。広東語を話す)と一緒に、夕食をとったりしつつ、一路鳳凰古城へ。

ずっと動かずに座っているだけ、移動のみの一日。
足が浮腫んでえらく辛い。
ホテルのチェックインは23時を回っていたけれど、せっかくなので夜景を見に外出。

夜景なので、あんまりきれいには撮れないのだけど、川沿いのおうちが千と千尋的な古い家並で、それがライトアップされていてなかなか良い雰囲気だった。もちろん全ての建物が古いわけではなく、修繕したり作り直したりしているものも多そうだったし、向かって左側は酒場街なので薄暗くて今ひとつ微妙ではあったけれど。

深夜0時を回ってからホテルに戻る。
今回のホテルは名都大酒店。イヤァ…暖房がまったく効かず、部屋の中でも息が白く、とにかく寒かった。

夜中に寒くて目が覚めちゃったよ…。
ま、疲れていたし、何のかんの言ってよく寝たんだけど。

湖南春節旅行2011-04Feb

今回の旅行、朝食は毎日バイキング形式。
香港のツアーはいつも同じテーブルのメンバーと食べなければいけないので、朝だけでも自由に食べられるのは個人的には楽。

午前中は鳳凰古城見物。
大河に連れられてメインストリートを歩く。
夜中に見た川沿いの通りとはまたちょっと違っていて、道が細くなったり太くなったり、うねうね曲がりながらもいろいろな土産物屋が並ぶ。中には民族衣装(土家族もしくは苗族の衣装だろうと思われる。この辺りの人口の70%弱が「少数民族」なのだそうだ)を着た売り子さんもいる。ま、おばあちゃんばっかりだったけど。

夜中に歩いた川べりの道も少し歩いてみる。
朝早くから川で洗濯や菜っ葉を洗う人がそこここに見られる。
予報気温0-18度、とっても寒い。水はさぞ冷たかろう。

尚、川は右から左に流れているので、洗濯の洗剤が菜っ葉側に来ることは一応、ない。

この町でインパクトがあるのは雰囲気のいい町並み、民族衣装のほかには…
公共バス(1回1元)

そしてブタ顔。

…そしてみんなで集まって、バスで移動。
途中昼食を挟んで
 
向かったのは芙蓉鎮。

もともとは王さんの村だったらしいのだけど、この町で撮られた芙蓉鎮、という名の映画がヒットしたそうで、町全体が映画グッズの販売店、兼セットのようになっている。こちらも古そうな家が並ぶ。
 
本当は向こう側の古そうなおうちの中を歩きたかった。展望台から滝を見て折り返す。

芙蓉鎮、の映画は「米豆腐」というものを売るお嬢さんのお話(映画はさわりしか見てないのであんまり良く分からないけど、オープニングは石臼を挽いているシーン) 。せっかくなので米豆腐と、あったかそうな焼き饅頭を食べた。

なんとも形容しがたい、うーん、やわらかいマカロニのような? うどんのような気分で食べるのが良いかと思う。饅頭は、おいしかった。
この後の移動は山道が続いてすっかりGは気分が悪くなってしまい、ずっとこの米豆腐に入れたラー油が胃から臭ってきていたのだそうな。かわいそうに。

その山道の最中、バスが急ブレーキをかけた。
外を見ると、バイクがガードレールの隙間に突っ込んでぎりぎり止まっていた。すぐ下は崖になっている。バスには傷がなかったし、G曰く、当たり屋だったのではないか、とのこと。
すぐに警察を呼んだものの、山奥とあって1時間たっても誰も来ない。我々はずっとバスの中で待っていたのだけど、どちらにしても出来ることもないし、外の空気を吸いに出たりうろうろ。
CTスキャンをとるから3000元払え、などと吹っかけられたそうだが、最終的にはどうやら1000元支払って示談で済ませたらしい。特にバスにぶつかったわけでもないけれど、こちらは会社だし、何がしか支払ったほうが早く済むという計算だったのかもしれない。

そんなこんなで到着が少々遅れたのでレストランが混んでしまった。
まずはチェックインし、ホテルで夕食。

で、この夕食、Gは気持ち悪い、といっていつもの半分くらいしか食べられなかった(私と同じくらいだけど)。
彼にとっては幸運なことに、そして私にとっては不幸なことに、次の日の夕食も同じ場所で、90%同じものが出たのだった。

このあと、ツアーメンバーのほとんど(我々以外の全員)はオプションの劇を見に行き、我々は近所のお土産屋さんなどを覗いた。
夜、かなり遅くなってからもずっと花火や爆竹の音が続いていた。

宿泊は京渓国際大酒店。こちらは武綾源の外れにあるホテル。
…え? 室内はそれほど寒くなかったし、もちろん、熟睡。

湖南春節旅行2011-05Feb

武綾源、は世界遺産の張家界の山々の入り口。
予報では3-15℃、とのことだったし、山に登っていくのでかなりの重装備。上はロングダウン、下はタイツ+ズボン。

朝食をとって、まずはオプション(150元)の寶峰湖へ。
こちらはしばらく山を登っていくと、山間に湖があり、遊覧船に乗れるというもの。ガイドさんもついているし、湖を渡る間に2回の歌が聞ける。雪が残っている場所もあり、じっとしているとやっぱり寒い。

戻りは長い階段をひたすら下っていくので、ツアーメンバーのお年寄りには少々しんどかった様子。

ツアーのいえばお決まりのお買い物。
この日はお茶屋さん。人数が多いと誰かが買ってくれるので、我々のところに売り込みにくる可能性が減ってうれしい。

その後は、メインの張家界見物。2日間有効の入山券は245元(ツアー代込)。

入山は結構チェックが厳しく、不正に入れないよう右手の親指の指紋を採ってカードに情報を書き込むらしい。
エリア内は一般のバスは入れない。「環保バス」に乗り換えて移動。こちら乗り合いの無料バス。電気自動車かと思ったらきっちり排気がある。LPなのか、何なのかは不明。山を上り下りするので、電気ではパワー面でちょっと無理なのかもしれない。

最初に向かったのは天子山。
30分ほどバスに乗り、降車後階段を上っていくとロープウェイ乗り場がある(別料金、50元ほど。ツアー代込)

ロープウェイは6人乗り、10分少々。まったく揺れない。本来はガイド音声が4ヶ国語で流れるらしいけれど、故障していてどの言葉も聞こえず。
上は雪がかなり残っている。
ここから更にバスに乗って、賀龍公園へ向かう。バス停の栗売りのおばちゃんの押し売りっぷりがなかなかはげしかった。

賀龍公園は、革命の英雄・賀龍さんを記念した公園。ここからの眺め。


堪能、堪能。

しばらく見物した後は、またもやバスに乗って次のスポット、袁家界風景区へ。
昼食もこの山の上で食べる。
食事は今ひとつだった。お手洗いがものすごい汚さで女性全員がゲンナリ。

そんなわけで食後のトイレには行かずに袁家界を歩く。
見所は、天下第一橋と、アバター。


基本的にこの辺りの崖はまっすぐ下まで落ちている。
下の道がものすごく遠くに見える。

で、 アバター、というのはもちろん昨年ヒットした映画のタイトルで、シーンの一部が張家界をモチーフに作られているのだそうだ。
ハレルヤの元になった岩(山?)。

そんなわけで、どこに行ってもアバターの青い顔のポスターが飾られている。
曰く「アバターは遠いけれど、張家界は近い」。

そんなアバター的風景を満喫。

ちなみに最終地点のトイレはまだマシだったので、とにかくみんなで用を足す。

またもやバスに乗り、今度は「エレベーター」へ。
300mほどをまっすぐにエレベーターで降りる。
先ほどまで視界と同じレベルだった山々が今度は上に見える。

こちら「将軍列隊」。40個以上並んでいるそうな。

少々移動し、今度は金鞭渓を散策。1時間ほど川に沿って往復するだけなのでそんなに感慨はないけれど、とりあえず視点が違うのでそれはそれで面白い。ただ、もう夕方なのでだんだん薄暗くなっているのが今ひとつ。
ラクダ岩、だそうな。
途中にあった世界遺産の碑。

エリア内は、概ね無料バスが走っているし、民家も思った以上にたくさんある(水道はないらしく、水汲みをしているところを見かけた。畑+集落、がいくつもあった)。車道に沿って、大きなリュックを背負って歩いている人もいるし、ユースホステルもある。
このバスがなかなかの曲者で、我々のような大きな団体だとなかなか乗れない。多いときには3台に分乗して移動するので、集合するのに時間がかかる。
歩く部分は滞在時間に比較するとそれほど長くはなく、大体全部で3-4時間くらいだそうか。もちろん山なのでアップダウンは少々あるし、通路が狭いこともあるので思ったようには歩けないけれど、きついコースではない。
懸念していた寒さも、厚着したこともあるけれど(時折手袋もした)、風もなく、暖かくは決してないけれど凍えるようなことはなかった。
そんなわけで、待ち時間がかなり多かったりトイレがしんどかったりしたこと以外は概ね満足。

ホテルに戻り、前日とほとんど同じ夕食をGは嬉々として、ほかのメンバーは少々うんざりしつついただく。
早めに就寝。

湖南春節旅行2011-06Feb

ヒラメ筋に少々の筋肉痛を感じつつ、出発。
この日もまずはオプショナルの龍王洞風景区(150元)から。

中国の鍾乳洞はいくつか行っている。
いつもカラフルなライトが当たっていて、それほど広くもなく、ヤレヤレと思うのだ。

しかーし、今回の予想は裏切られた。
ものすごく広く、長く、それほどビカビカでもない。
奥まで行ってぐるりと回って戻ってくるのに1時間少々。

進んでいくとだんだん湿度が上がっていき、温度も上がる。外はかなり寒かったけれど中ではダウンを脱いで、汗ばみながら歩く羽目に。
町から車で1時間ほどかかるのだけど、こちらはなかなか良いオプションツアーだった。

このあとはお買い物、漢方薬屋。
ひとしきり説明があった後、足マッサージが始まった。
…私はこの日もタイツなのでやってもらえず。がっくり。
Gについたおばちゃんはものすごい手抜きっぷりで、GはGでマッサージ自体が好きではなく、なんだか微妙な時間だった。

マッサージ後はお昼。

割とおいしかった、ような気がする。

そして張家界へ。
やっぱり指紋検査をして、バスに乗る。
行き先は「十里画廊」。山間に小さな電車 が走っている。往復歩けば1時間弱。アップダウンはほとんどない。写真を撮りつつ歩いてきた。
<親子>

<薬草を採る老人>

<三姉妹>

電車。ひっきりなしに走っている。やる気のない車掌が乗っている。

これにて張家界風景区見物終了。

張家界の市内へ車で40分ほど移動。
オプションの土家風情園へ(120元)。
地元の少数民族、土家の文化を凝縮したテーマパーク。木造建築としては世界で一番高い建物もある(ギネス認定)。
こちらもガイドがついて、ぐるりと一周してくれるのだが、なにぶんこちらは43人、なかなか全員が揃うまで待っていると進まないもので、途中からは着いてきている人にだけ説明をするように変わっていった。一回りするのに1時間強。
歌あり踊りあり、曲芸あり、お菓子作りの実演あり。
結婚式のときは何日もずっと泣きつつ歌いつつ家族との別れを惜しむのだそうな。

ちょっと園内の売り子ちゃんたちが疲れてしまっていたようで、投げやりな対応をされ、結局何も買わずに出てきたのがちょっと残念ポイント。
総じて一生懸命な感じ(一生懸命修復し、一族若い者から年寄りまで総出で、売り込みも一生懸命で)で好感は持てる。個人的に入ろうとはきっと思わないので、オプションとしてはこれも良かったかと思う。

このあとは夕食をはさみ一路長沙へ。
本来は宝石屋さんもお買い物コースに入っていたのだけど、例のバイク事故もあり時間が押しているため割愛、ということになった。みんなでやんややんやの大拍手。

長沙のホテルは 通程盛源酒店、5つ星らしい。
町の中心部からは相当離れていて、もって行ったガイドブックの地図外にある。
ツアーの予定では、夜の街の散策、というのも入っていたのだけどなにぶんチェックインは22時過ぎ。
外に個人的に出てみたものの、見える明かりはMドナルドとKFC。
ほかには店の明かりらしいものもなく、おとなしく部屋に戻って就寝。
部屋は暖房を気にすることもなく、少し暑いくらい。

ツアーメンバーは街中まで出かけて行ったらしい(やっぱりタクシーで行ったんだろうな)。夜中1時過ぎに大騒ぎしながら戻ってきたそうな(私は熟睡していたので、Gからのまた聞き)。

湖南春節旅行2011-07Feb

朝のバイキング、実は集合から出発までいつも概ね30分。
迷っているとぎりぎりになってしまうし、私は部屋に戻って歯磨きとトイレに行きたいので実質10分くらいしか食事の時間がない。はあy区行こうとしてもGがのんびりしているので、待っているといつも出遅れる。
5つ星ホテルの朝食くらい、ゆっくり食べたかったなあ。

朝からの観光は、まずは岳麓山へ。
メインスポットは愛晩亭。毛主席が激論を戦わせた場所、との由。 …あまりに山の麓にある上に、特段由緒正しい感じがしないので何も知らなかったら絶対見逃す。

ちなみに、この30分後にはこの人だかり。
 
後から来た観光客。中国人にとっては、やっぱり聖地なのだろう。我がツアーメンバーはそれほど興味がなかった様子。

我々は、せっかくなので岳麓山を上ってみることにした。
この山は「革命の志士」たちの墓がたくさんある。詳しくは、私に聞かないで調べてください。

で、たどり着いたのが麓山寺。

道教、儒教、仏教が混じった様式なのだとか。
お参りする人も数多い。

時間もなかったので中はパスして下山。

岳麓書院など一応眺めつつ、バスへ。

山を下ること1分、湖南大学の前に毛主席の巨大な像が。Gとポーズをまねて写真を撮り合う。
 

これで観光は全て終了。
バスは一路、長沙南駅へ。
10時前には到着し、ここでガイドの大河とお別れ。

駅は例によってだだっ広い。
窓から見えるのは工事現場のみ。
路線バスはあるので、電車で着いた客は駅周りでは何もせず即移動することになるのだろう。

駅にはMドナルドとコンビニしかないため、何も買わずに電車へ。
で、車内。ツアーでまとめてチケットを購入したためか、我々だけは離れ離れの席になった。
それは仕方ない、のだが、Gの隣にツアー客ではないほかのお客さんがやってきた。

Gに後で聞いたところによると、そのお客さん、Gにチケットを見せて、この席はここかしら、ととても心配げに質問したそうな。とはいっても、そんなことGが知る由もないし、改札をくぐっている以上、普通に考えれば問題ないはず。
ただGが返事をぼやかしていると、ほかのツアーメンバーの一人が立ち上がり舌戦が始まった。
メ「ここはうちのツアーが全部購入した席だ」(確かに、通し番号で43人+添乗員分を購入している)
客「でも、私はお金を払ってこの券を買ったのよ」
メ「ツアーでずっと前からこの席は押さえているぞ」
客「私は今日切符を買ったのよ」
ただ、少々怪しいのは、今日購入した切符、これはこのお客さんが買ったのではなく、誰かに買ってきてもらったものだという。ダフ屋のようなものであれば、もしかしたら良く出来た偽モノだったのかもしれない。
添乗員もやってきて、お客さんをとにかくどかせ、うちのメンバーを座らせる。
メ「後ろには立ち席があるよ、そこに行けばいいんだよ」

なんで駅員さん呼ばないのかな~? 全車両に一人ずつ専属の女性がいるのに。
同じだけお金を払ったお客さん、なんで立ち席で納得して後ろに行ったのかな~?

ま、良いんだけど。

広州南からは2時間半ほどでシンセン・福田へ。
夕方には帰宅し、下午茶を食べに行く時間まであった。

飛行機で行くのが定番だと思っていたけど、思ったよりも近い(新幹線は今回最高で349km/h出した)。
これならもう少し遠くまで、鉄道で行く旅も無理ではない、と思う。

で、油麻地トラベル。
値段とサービス、と考えると、添乗員やガイドの質は問題なし。
レストランは、豪勢にたくさんの品(12品くらい)が出てくるものの、すごくおいしいというものが少なめ(Gと、私が作った料理とどっこいどっこいだよね、などと話が出る程度。なんだか普通)。
ホテルは、日に日にいいホテルに泊まるので、これもそれほど問題なし。1泊目は寒く、2-3泊目は浴槽があったもののセンが壊れていてお湯が溜まらず、おまけに湯が茶色だったこと、4泊目は街中から遠すぎたこと、など文句のつけようはあるけれど、まー、安全に泊まれれば文句なし。

そんなわけで、ちゃんと催行されさえすれば、まったく問題なし。
きっちりハプニングもあり、結構面白かった。
また次回、連休など人が集まりそうなときにはトライしてみたい。

春節旅行

今年の春節は湖南省へ、思いがけず「アバターの旅」。
何のことやら分からないとは思うけれど、近々旅行記をupするのでお楽しみに。

寒い寒いと聞いていた湖南。
大体東京の冬くらい、ちょっと厚着をすれば充分しのげる程度。
今回は43人も参加する大きなツアーとなり、5日もあったのに全員の顔が結局分からないまま解散となった。
ま、もう会うことはほとんどないと思うけど(今まで何度かツアーに参加しているけど、偶然街中で出会ったことはなぜか一度もない)。

それから食べ物は辛い辛い、中国で一番辛い、と聞いてこちらも覚悟していたけれど…
香港からのツアーだったからか、私がつまんだものがちょうどそれほど辛いものがなかったからなのか(だって軟骨やらほとんど骨ばかりのものやら、食べられないんだもの)、大して辛くもなく。
そんなわけでお腹も壊さず、お尻も痛くならず、ついでに風邪も引かずに帰港。

割と楽々な旅行だった。

明日も休み、平日のお休みはなかなかないので充分のんびりしようと思う。